あらくれ(1957)

あらくれ(1957)

1957年製作 日本 121分 1957年5月22日上映
rating 3.5 3.5
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『あらくれ(1957)』のスタッフ・キャスト

『あらくれ(1957)』の感想・評価・ネタバレ

  • southpumpkin
    southpumpkin 3 2019年12月21日

    女らしくない振る舞いで方々で受け入れられない女の半生。 成瀬巳喜男、高峰秀子による映画。高峰秀子による役の幅には驚かされるばかり。本作で演じる女はどこか扱いづらく、社会に反発を覚えている。あのふてくされたような顔は他の映画で観たことがない。まるで映画の中に住んでいるようである。女が行く先々で受け入れられず転々とするが、しかし女は決して悪いわけではない。ただ女らしくなかったというだけだ。女らしくなく反発し、女らしくなく先に出ていく。そんな女に「女らしくあれ」という周りの人々。現代日本が女性に対して住みよい場所であるかどうかはわからないが、しかしこの映画の主人公は生まれる時代を間違えたということなのだろうか。後半で掴む成功はそれを示唆しているようである。

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