
『秒速5センチメートル』の感想・評価・ネタバレ
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2回目視聴… 知ってる分、感情の移入度半端ない。 すごいなぁ、これ! 1回目のとき… 無の間を楽ませてくれる、さすが!
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時の流れに置き去りにされてしまった 男の子 前に進もうと奮起するけど 急に張りつめていた糸がプツンと切れてしまう。 前に進もうとしてると言ってるだけで 結局後ろ向きで女々しいんだよ。 それが人間らしくて、少し同情できて良かった。 男は恋を名前をつけて保存 女は恋を上書き保存 とはよく言ったものだね。 映像と音響は素晴らしい! 近所の豪徳寺が出て来て嬉しかった。 #ネタバレ
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芸人 FUJIWARAの原西さんのギャグ1兆個のうち「終わると、みせかけて、終わる」のフレーズと言い方を想像して次の文を読んでみて頂けたら幸いです。 「純粋と、みせかけて、女々しい」 「女々しいと、みせかけて、終わる」 「終わる」
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毎回ながら情景描写は実写さながらのリアルとファンタジーのレールを走っていて感嘆しきりでした。 物語は正直言って素直で明るい話じゃないし、主人公はずっと釜茹でされているかのように苦しみ続けている憂鬱な話だけど、それでも彼の気持ちに少し共感できてしまうところがあるので意外に楽しんで観る事ができました。 この映画は夢見がちな人に現実の厳しさを教えてくれるので一途な想いを抱えてる方にぜひ観て欲しい映画だと思います。 そういえば今小田急線は複々線に工事している途中だよなとどうでも良いことを思ってしまいました。
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2017年 40本目 huluにて鑑賞
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切ない。こんな純愛をしてみたかった。
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君の名はと言の葉の庭の次に観てたら秒速で飽きてたと思う。秒速で。 新海誠の作品って見る順番が大事だと感じました。
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山崎まさよしのPVだと思えば見れる
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2016.11.07 DVD 新海誠作品は心情を言葉にし過ぎと思う。
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面白い、と思う人がいるのはわかる しかしわたしは残念ながら新海誠の感性との相性が悪いようだ
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中学生時代に見た作品。 最後の切なく終わる感じが良い。桜のシーンは印象にかなり残る。
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この人らはなぜ事態に身を任せ嘆いてるだけなのか。。だから当然恋は成就しない。そらそうやろ、ていう話やった。メインキャラ同士の会話が殆ど無いのも印象的やった。 #ネタバレ
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思春期を思い出しました。あと、子供はそのままの経験や感情を抱いたまま大人になるってしみじみ思いました。「子供だから」てことはないんだなって。
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切ない。 胸がチクチクするような淡い作品でした。 これが新海ワールドなのか!
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3話にわける斬新さ(笑)時間と距離感をうまく表した作品。山崎まさよしの曲良い!
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#ネタバレ 映像がすごく綺麗です。 3部構成になっていて、1~2部はとてもサイレントな作りの映像美が マッチして良い雰囲気を出しています。 それだけに3部の構成が悪目立ちしてしまっています。泣かせにきてるんだろうけど、泣けなくて、戸惑っているうちに映画が終わって呆然としてしまうという。
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2016.8.9 DVD 2016.10.28 映画館
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10歳の時に出逢った大切な人のことを忘れられないまま大人になった少年。 客観的に彼を指摘すれば言いたいことはたくさんあるけど、客観的意見よりも彼の純粋さが勝つせいで感情移入しやすく、切なさでいっぱいになる。ずるい映画だなって思っちゃった。 たかだか小中学生の頃の恋愛だし、これといった大恋愛らしさもない。でも彼等の心情が映像の空気全てで描かれてものすごい大恋愛にみえる。それは確かに間違いなく人生観を変えてしまうほどの影響をうけてる。 『その瞬間永遠とか心とか魂とかいうものがどこにあるのかわかった気がした。13年間生きてきたことの全てを分かち合えたように僕は思い、それから次の瞬間たまらなく悲しくなった。 僕たちはこの先もずっと一緒にいることはできないとはっきりとわかった。 僕たちの前には未だ巨大すぎる人生が、茫漠とした時間が、どうしようもなく横たわっていた。』 ものすごく印象に残った言葉。たった一瞬で人生の全ての幸福を味わい知り尽くしたきもちになる感覚。だからこそその先に、これを超える幸福感はもう訪れない気がしてしまうような、この先の何かに気づいてしまう悲しい感覚。人生は長く、たくさんの出逢いがあるからこそ、人生の中のたった一瞬の時間をずっと守りたくなる。相手を失いたくない以上に、その感覚でいる自分を失いたくないのかもしれない。相手の変化よりも、自分の変化に恐れるのかもしれない。 細田守の描くリアリティに溢れた空とはまた違った独特の自然を描く人。田んぼも電柱もコンクリートも美しくないはずのものも全て幻想的にみえる。空と同じ風合いでそれらは描かれて、すごい世界観を作ってる。SF的な世界観に対して描く日常は痛いくらいに現実的。心が現実から離れていることを表現している気がして、すごく魅了させられた独特の映像美だった。言葉を聞いてるのが心地よくて、本を読んでもらってるような感覚で入りやすかった。 ある日突然つくりものの自分に気づくんだろう。なんのために頑張っていたのかわからなくなってしまう。自分の人生観をつくってくれた存在を、永遠に離さないようにすることがいいわけじゃない。忘れずに記憶の奥の方にしまってるだけで今の自分とちゃんと向き合える。彼がこの先どんな風になるか気になる。
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映像もきれいでしたが、効果音がとても良かったです。中でも雪を踏む音なんかはとても心地いいです。会話よりも、話ごとの登場人物視点で物語が語られていきます。1話は甘酸っぱい初恋、2話は切ない片思い。ここまでは良かったのですが、3話で貴樹くんが少し残念なキャラクターになってしまったように感じました。できれば明里同様、気持ちよく前に進んで欲しかったです。 #ネタバレ
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連作短編3部作。新海誠の真骨頂である景色や鉄道(列車内)など作画の素晴らしさに心酔。トラブルにより会えない焦りがヒシヒシと伝わった。自分の想いが伝わらず現実が少しずつズレていく切なさ。相手の中に自分がいないと気づいた時のやりきれない気持ちも含めて人生だな。