unknown -アンノウン-
unknown -アンノウン-
UNKNOWN
アメリカ 2006年11月3日上映
rating 3.3 3.3
39 11

『unknown -アンノウン-』のエミデブの感想・評価・ネタバレ

エミデブ
エミデブ 3 2016年6月27日

観る前は結構なめてかかった。 ソリッドシチュエーションっていうのは好きだけど一番好きなジャンルってわけでもないし個人的にはこういう映画は息抜きに観ることが多いからだ。 思っていた「支配者がいて大どんでん返しが待っているんだろう」と。ソリッドシチュエーションのステレオタイプを知っていたからだ。実際そうなのだ、いやSAWなのだ。ダジャレだ。 いや、本当にソリッドシチュエーションというのは超人的な支配者が必ずいるのだ。だから主人公たちは閉じ込められ、脱出不可能な環境へと追いやられるのだ。SAWを例にとってみても、足に鎖繋がれて対角線にいてどうやって脱出するか?それを企てたのはそう、ジグソウというゲームの支配者なのである。 で、つまるところは、この映画はそうじゃないっていうことだ。設定としては5人が建物の中に閉じ込められてるんだけど、みんな記憶がない。その5人の中に被害者と加害者が入り混じってる。その中には手錠を繋がれて吊り下げられてる者、椅子に縛り付けられてる者もいる。そんなアブノーマルな状況なのだ。俺は思った、というよりかはイメージした。ジグソウのような人間が「ゲームをしようじゃないか」と言っている姿を。しかしそうじゃない。ネタバレはしない、しかしこの状況がどう生まれたかは是非みて欲しい。そして半笑いで「それはないだろう〜」と言って欲しいのだ。 ステレオタイプとは言ったが半分は外れてて大どんでん返しはやはりあった。それはまあ良い。なぜなら結構などんでん返し。2重3重いや、4重にも重なった大どんでん返しはみる者の予想を寄せ付けない。というかなんでもありで想像だにできない。 この記憶がないっていうシチュエーションが大事ですごい面白い設定なんだけど、これがまたみんな都合よくポンポン記憶を取り戻す。まるで映画の終了時間を知っているかのように。 あとラストシーンで主人公やりすぎだろと思ったのは俺だけではないはずだ。そこもこの映画の重要な半笑いポイントである。