アルティメット

2016/01/31 WOWOW アクションは良かったが、途中で挿入されるパルクールに冷める。

ふざけたアクション映画ではない。

パルクールを思わせるアクロバットなアクションが見どころの本作。リメイク版である『フルスロットル』から鑑賞しましたが、明らかに本作の方が優秀な作品でした。 『フルスロットル』ではポール・ウォーカーが演じた役を本作ではヴィン・ディーゼルのような人（シリル・ラファエリ）が演じてますが、明らかにポール・ウォーカーと比べ動きのキレが良いと感じます。同じ役で出演するダヴィッド・ベルが『フルスロットル』でポール・ウォーカーとのアクションの持ち味の違いをキャラクターとして演出したかに見えましたが、単にポール・ウォーカーができなかっただけなのではないかと思わせます。かなりイカしたアクションでした。妹が連れ去られて6ヶ月が経過するという鬼畜設定も毒が強くてなかなか良いです。 本作もオリジナル版もリュック・ベッソン製作ですが、アクションにもその跡を感じます。リュック・ベッソンアクションが嫌いじゃないので楽しめました。