THE有頂天ホテル
THE有頂天ホテル
2006年製作 日本 136分 2006年1月14日上映
rating 3.5 3.5
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『THE有頂天ホテル』のmazdaの感想・評価・ネタバレ

mazda

年越しのホテルで起きるあらゆる事件が多くの人を巻き込んでなんだかんだでハッピーエンドにハッピーニューイヤーなドラバタ三谷映画。 みんながみんな自分のことでいっぱいいっぱいの大晦日、でも結果として誰かが誰かに影響を与えていて、めちゃくちゃなんだけどそのめちゃくちゃが楽しくて愛おしい。 大晦日に一人なんてかっこわるいって頑張ってかっこつけてみんな見栄をはっていて、こんなんじゃこの一年終えられないっていうそれぞれの思いが年を迎えた瞬間に良い意味で力のぬけた感じ、すごく人間らしい人ばかり、ラストのYOUが唄うところで観ている側も一気にくだけちゃう感じ。すごく三谷幸喜っぽい映画といえる。 いろんな人がいろんな人を追いかけてるのがこの映画のたのしいところ、制服泥棒やら、アヒルの脱走やら、洗顔クリームを求めて逃げ回る支配人やら、クネクネダンスの写メを見られたくなくてケイタイ探して駆け回るおっさんやら、勝手にホテルに進入するコールガールやらとにかくみんな走り回ってます、まあ落ち着きのない映画。 個人的には角野のおっさんがケイタイバキバキにしちゃうシーンとしんごちゃん演じる売れない路上シンガーのドンキホーテの唄がすごく好きだった。 佐藤浩市も松たか子も戸田恵子も西田敏行もほんといいキャラクター演じていて愛すべきキャラクターで素晴らしい。このどこかチープな雰囲気もものにする大御所達の演技を楽しむのもこの映画の魅力。 三谷作品で一番好きな映画。