
『東京タワー』とは
原作は直木賞作家、江國香織の『東京タワー』。脚本は、多くのドラマ演出を手掛ける源孝志とドラマ『花子とアン』の中園ミホが担当。源は本作品の監督も務めている。当時、アイドルとして全盛期だった、岡田准一と松本潤が不倫をテーマとした映画に出演することで話題に。しかし原作、脚本の質や本人達の演技力の他、黒木瞳、寺島しのぶ、余貴美子、岸谷五朗など演技派俳優の共演などが相まって、アイドル映画に納まらない、大人も楽しめる作品となり周囲を納得させた。山下達郎、ノラ・ジョーンズの楽曲も劇中効果的に使われている。長らく、この作品における岡田の繊細な美しさが語り草となった。
『東京タワー』のあらすじ
おしゃれでリッチな夫を持つ浅野詩史は、自らもセレクトショップのオーナーとして公私ともに充実した生活を送る。ある日、詩史の店のパーティーで友人の小島陽子が息子の透を連れてきた。透は、雑多な日常から逃れるように、美しい芸術の中のみで生きているような青年だった。一目で互いに惹かれ合ったふたりは自然と恋に落ちる。しかし、この許されない出会いは、透が詩史からの連絡をひたすら待つしかできない苦しい時間の始まりでもあった。一方、そんな透の姿を見ていた透の友人、大原耕二は遊び半分で人妻と恋愛関係になる。そんな軽い気持ちの耕二に対して、相手の川野喜美子は、本気で耕二にのめり込んで行くのだが……。
『東京タワー』のスタッフ・キャスト
『東京タワー』の感想・評価・ネタバレ
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常に少しクサイ感じがむしろ良い。いけない感じがするから。どうにか、バレるとか修羅場とか描かずにこの愛の背徳感と美しさを表現出来ないのだろうか。その辺からすこし冷めた。
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凄くキレイな映画
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映像は綺麗だった