SWEET SIXTEEN
SWEET SIXTEEN
Sweet Sixteen
2002年製作 イギリス 106分 2002年12月28日上映
rating 3.9 3.9
20 12

『SWEET SIXTEEN』のtomomi osakiの感想・評価・ネタバレ

tomomi osaki
tomomi osaki 5 2015年7月10日

なんの予備知識もなく鑑賞。15歳から16歳になる労働者階級の少年を描いている。主人公のリアムの母親はヤクの売人である恋人の身代わりで刑務所に服役している。リアムは数週間後に出所する母親と一緒に住みたいために、家を買うことを決め、初めは親友とタバコを売っていたが、ヤクを売る事に手を出し、親友と売り捌いているが、色々と出来事が起きる。 15,16歳はすごく多感な時期で、ヤクを売りさばくことにてを出してしまうが、心や感情はそのままの純粋な少年で、母親と普通に一緒に暮らしたいという気持ちだけが強く、普通の幸せを手に入れるために普通ではないこと、危険なことに手を出してしまわなければいけないリアムの現実が、なんだか辛かった。 sweet sixteenという、タイトルだけだと楽しい青春を思い浮かべてしまっていたが、クライマックスに向けて救いようがなさすぎる主人公の姿が画面に映し出され続けて、終わりまで辛くてどうしようもなかった。 ラストの海でのシーンでは主人公は何を思っていてあの後どうなったのだろうかと考え込んでしまうくらいやりきれない気持ちでいっぱいだった。誰かリアムの救いになってあげられる人は居ないのかと少しばかりの怒りもこみ上げてきて、様々に感情が揺れ動いた作品だった。