パニック・ルーム

パニック・ルーム

Panic Room
2002年製作 アメリカ 113分 2002年5月18日上映
rating 3.2 3.2
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『パニック・ルーム』とは

3人の強盗と緊急避難用の密室に逃げ込んだ母娘との攻防をスリリングに描いたサスペンス・ムービー。監督は『セブン(1995年)』、『ドラゴン・タトゥーの女(2011年)』のデヴィッド・フィンチャー。脚本は『ミッション:インポッシブル(1996年)』『スパイダーマン(2002年)』のデヴィッド・コープ。主役の母メグを演じるのは『告発の行方(1988年)』、『羊たちの沈黙(1991年)』のジョディ・フォスター。糖尿病を患う娘のサラ役には『トワイライト~初恋~(2008年)』でブレイクしたクリステン・スチュワート。

『パニック・ルーム』のあらすじ

メグ・アルトマン(ジョディ・フォスター)は離婚後、11歳の娘サラ(クリステン・スチュワート)を連れてニューヨークの豪邸に越してきた。ここは以前、老富豪が住んでいた物件で、家主は最近逝去したばかりだった。その夜、遺族の一人であるジュニア(ジャレッド・レト)は、緊急避難用の頑丈な密室「パニック・ルーム」に隠されているはずの遺産目当てに、警備セキュリティのプロであるバーナム(フォレスト・ウィテカー)と凶暴な性格のラウール(ドワイト・ヨアカム)と共に屋敷へ侵入する。そんなことを知る由もないメグは不審者の侵入に気づき、パニック・ルームへ逃げ込んでしまうのだった。

『パニック・ルーム』のスタッフ・キャスト

『パニック・ルーム』の感想・評価・ネタバレ

  • Minami

    追われる怖さ

  • HM world-traveller
    HM world-traveller 3 2016年12月26日

    N.Yのど真ん中の邸宅。4階建の邸内にはホームエレベーターや、賊が侵入した際に逃げ込める防犯シェルターもある。白い壁、見下ろす階段。母と娘2人で暮らすには広過ぎることが既に不穏さを醸し出している。その空間を映すカメラの動きは壁をつたい床を這うように進み、さながら蛇のようだ。視野外に潜む何かの存在を思わせるような低い位置から撮った映像は根拠の無い不安を煽る。ストーリーはシンプル かつ ありきたりだけれど、この秀逸なカメラワークと、ジョディ・フォスターの演技、更にパニックルームという無味乾燥で頑丈な特殊空間の効果があいまって緊迫感を保ったまま一気に観ることができた。 娘を持つ強き母ジョディ・フォスターと言えば「フライトプラン」を思い出す。シチュエーションは違うが、強き母、限られた空間での闘い、どう見ても不利な状況からの生還など通ずるものがある。フライトプラン同様 本作も やや強引で不自然な部分や、主人公補正の強さは否めないけれどデヴィッド・フィンチャーらしいサスペンス感溢れる 色を抑えた映像と 人間の心の脆さ・醜さを絶妙に炙り出すところは さすがだと思う。 ジョディ・フォスターの母親役に負けず劣らずの迫真の演技が冴える娘役のクリステン・スチュワート、犯行グループのメンバーだが最初から気乗りしない様子のフォレスト・ウィテカーなどキャストもいいし、絵的にはシンプルなのにスタイリッシュなオープニングのタイトルバックも好み。本作の主演は最初ニコール・キッドマンだったらしいが「ムーランルージュ」撮影中に怪我をしたことと ほぼ同時期に主演した「アザーズ」と印象の似たシチュエーションスリラーであり同じような作品が続くのを避けたい意図もあって辞退したらしい。個人的には本作はジョディ・フォスターでよかったと思う。フィンチャーの世界観にピタリとハマっている。 「セブン」「ファイトクラブ」「ゴーンガール」の監督だと思って観ると、ひねりが無く普通過ぎるためガッカリする人もいるだろう。が、私は嫌いじゃない。他の有名作が凄すぎて、本作が平凡に見えてしまうのは、鬼才の名をほしいままにしているフィンチャーの宿命なのかもしれない。

  • Maki

    ダークに撮られている感じが初期のデヴィッド・フィンチャーっという感じです。 正直少しストーリー展開が遅く感じられましたが、悪くはない作品だと思います。

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