名探偵コナン ベイカー街の亡霊

名探偵コナン ベイカー街の亡霊

2002年製作 日本 107分 2002年4月20日上映
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『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』とは

漫画やTVアニメも人気の「名探偵コナン」劇場版。本作がシリーズ6作目となる。コナンたちが仮想世界に入り、シャーロック・ホームズやジャック・ザ・リッパーと共演する。 また今作では、最初から観客に犯人を明示する倒叙形式が採用されている。監督はこれまでの劇場版と同じこだま兼嗣だが、脚本はずっとシリーズを担当してきた古内一成から、江戸川乱歩賞受賞作家の野沢尚に変更となった。ゲストキャラクターのキャストは折笠愛、田中秀幸、島本須美など。

『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』のあらすじ

新しい人工頭脳「ノアズ・アーク」をわずか10歳で開発し、その後に謎の自殺をしたヒロキ・サワダ。その死から2年後。江戸川コナンたちは仮想体感ゲーム機「コクーン」の完成披露パーティーに招待される。「コクーン」のシナリオを提供したのはコナンの父親で、世界的に有名な推理小説家である工藤優作だった。そのパーティーの最中、殺人事件が発生。コナンは、事件解決のヒントはコクーンにあると推理し、コクーンをプレーする。しかし突如として「ノアズ・アーク」がコクーンのシステムを乗っ取り、コナンたちプレーヤー50人は人質にされてしまった。

『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』のスタッフ・キャスト

『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』の感想・評価・ネタバレ

  • Kenzo

    「友達と思いっきり遊んでみたかったんだ」 天才少年、ヒロキくんは人工知能"ノアズアーク"を完成させてすぐにそのプログラムをインターネットの世界へ放ち、自らは死を選んだ。 彼の親代わりであったトマス・シンドラー社長による仮想体感ゲーム機『コクーン』の発表披露パーティーで、コナン一行と工藤優作は、開発主任の樫村が殺されるという事件に出くわす。 さらにはヒロキくんの開発した"ノアズアーク"が現れてシステムを乗っ取り、『コクーン』を体験することになっていた50人の子どもたちを人質にとってしまう。 コナンは事件のヒントがゲームの中にあると読んでコクーンに乗り込み、優作は現実世界で事件の謎を追うことになる。 面白いですよね。コナンの中でもベスト級。それまでの映画とはかなりタイプが違う作品で、大人にも人気なのがわかる出来栄え。 ヒロキくんの運命はとてつもなく悲しいけど、伝えようとしたことは10歳とは思えないほど、誰にとってもいつまでも大切なことで。 自分で考えて、自分で決める。自分の力でやってみるってこと。 意外にできない人の方が多いんですよね。 子育てって、親の姿が本当に大事なんだな〜と思える作品です。久々に観て良かった。

  • slope

    2002年の映画でAIとVR すごい

  • naho

    これが2002年の映画ってことに驚き! すごく未来を見ていて 現在ならあり得るなあと少し怖くなる。 いつものように 博士の発明品は使わず 推理だけで事件が解決していくので 新鮮さもありました。 ラストの蘭ちゃんのシーンが とっても綺麗。 潔い女性ってかっこいいですね。 ヒロキくんが可哀想で 天国でお父さんと会えるといいし 生まれ変わったら もっと幸せになってほしい。

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