名探偵コナン ベイカー街の亡霊
名探偵コナン ベイカー街の亡霊
2002年製作 日本 107分 2002年4月20日上映
rating 4 4
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『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』のsouthpumpkinの感想・評価・ネタバレ

southpumpkin
southpumpkin 3 2016年5月23日

シリーズ屈指の名作と言われる本作。VRの世界に人工知能が影を潜めるという、まさに2016年っぽい映画ですが本作の公開は2002年。びっくりするくらい先駆的工藤新一の父である優作がストーリー設計したゲームの中に殺人犯の動機を探りに行ったコナン。しかし人工知能の暴走によりゲームに参加する子供達の命が危険に晒されることとなります。 ゲームの中では相変わらずコナンくんが小学生とは思えない活躍をしますが、現実世界では父優作さんが大活躍です。コナンにしては珍しいのではないでしょうか、『刑事コロンボ』や『古畑任三郎』などでおなじみ倒叙モノです。なぜこれを採用したのか、と思いましたが、おそらく時間の兼ね合いもあったんじゃないでしょうか。初めから犯人が示されていることで時間短縮という意味での都合が良かったんじゃないかな。 ゲームの中で傷つくとゲームオーバーになってしまうのですが、少年探偵団及びその他参加者が達観しすぎているように見えて笑いました。みんなコナンならやってくれる、と信じているのでしょう。 終盤の蘭ちゃんのシーンはすごくいいシーンでした。後ろ手に縛られた蘭ちゃんが列車の上でスラリと立つ、画としても震えるほどに綺麗でした。 コナン劇場版だとここまで観てきた中で本作が頭一つ抜けています。面白かった。