息子の部屋

息子の部屋

La stanza del figlio
2001年製作 イタリア 99分 2002年1月19日上映
rating 3.4 3.4
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『息子の部屋』とは

1970年代から、俳優兼監督として長くイタリア映画界を牽引し続けてきた名匠ナンニ・モレッティが原案・監督・主演を手掛けた感動の人間ドラマ。長男の事故死という悲劇に見舞われた家族ひとりひとりの苦悩、葛藤、さらなる挫折、そして再生に至るストーリーを、静謐かつ丁寧に温かなタッチで描いている。 2001年カンヌ国際映画祭において、モレッティ監督にとっては4度目のパルム・ドール候補にて念願の初受賞を果たした。出演は他に、『監督ミケーレの黄金の夢』のラウラ・モランテ、ジャスミン・トリンカ、ジュゼッペ・サンフェリーチェ。

『息子の部屋』のあらすじ

イタリアのとある小さな港町。精神科医を営むジョヴァンニは、ジョギングが日課の良き父親として、美しい妻で画商のパオラ、娘のイレーネ、息子のアンドレアと共に、仲睦まじく幸せな家族生活を送っていた。 そんなある日、ダイビングに出掛けたアンドレアが、潜水中の事故により死んでしまう。突如として襲い掛かった最愛の家族の死という悲劇は、残された家族それぞれに深い悲しみと傷跡を残すこととなった。中でも、事故当日もアンドレアとジョギングの約束をしていながら、急患の連絡が入り約束を果たせなかったジョヴァンニは、悔恨と自責の念にさいなまれ、仕事を辞職してしまう。やがて、幸せだった家族の関係は音を立てて崩れ始めるが……。

『息子の部屋』のスタッフ・キャスト

『息子の部屋』の感想・評価・ネタバレ

  • ゆう

    息子の死をどうやって乗り越えて行くかという感じの話だと思ってみたらそんなありふれた題材なのにストーリーはそうじゃなかった。 凄い悲しみにくれた家族の再興の話かと思っていたら違った。春に近い冬の日の早朝の雰囲気っていう感じだった(?) 前半、家族仲睦まじい光景が映し出されている。ある程度家族の関係を理解した時に、急に息子はいなくなってしまう。 その後がこの映画の大きなものなんだけど単純に「わかった」と言えるものじゃないけどストーリーと演出と俳優の演技力、そして最後のシーンでほんの少しだけどどういうものが理解できた気がした。 明確な答えが出ているわけじゃないけどそれが1番現実なのかもしれない。 エンディングに流れる曲が凄く切なくて美しい。

  • 竪琴

    2005.2月に鑑賞

  • カーチャック
    カーチャック 5 2013年2月27日

    息子の死を受け入れるまでの家族と、死んだ息子のガールフレンドとの交流を描いた名作。 brian enoの名曲「by this river」が悲しいけれど美しい・・><

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