羊たちの沈黙
羊たちの沈黙
The Silence of the Lambs
1991年製作 アメリカ 118分 1991年6月14日上映
rating 4 4
772 81

『羊たちの沈黙』の翔の感想・評価・ネタバレ

翔

友達が近いうちに観るっぽいので今のうちに記憶整理を兼ねてレビュー 言葉にするのが難しいんだけど 僕如きの中で定まっているようなラインは軽々越えていってしまうような、そんな超常的な人間。 そいつは周りに溶け込んでいる様に見えるけど本質はただすぐそこにいるだけ。 そいつにとってはただそれだけのことなのかもしれないって思わせられたエピローグが特に印象的だった。 で、ストーリーについてなんだけどやはり九割もしくはそれ以上がレクター博士に乗っ取られる。大筋として連続殺害事件の存在や主人公の話もあるんだけれどそれらすらもレクター博士がいないと始まらないほど。 視聴者の心にレクター博士という存在を激烈に刻みつけた後、彼自身は物語から一時退場するんだけどそこからは少し拍子抜けしちゃうくらい。 映画としてはそこも充分に楽しめてもおかしくない筈なんだけれどどこか物足りなささえ感じてしまう。 ジェイソンやフレディ、ジグソウとかも強烈だけどその比ではないくらいリアルにこちらの心を中から握りしめてくるのがレクター博士。 物語を観るというよりも何か深淵を覗かせてもらうような、そんな作品。 まぁこんだけレクター博士の事ばっか言いまくっちゃってるけどクラリスについても沢山書きたいことはあるんだよね、でも長くなりすぎちゃうからそこは泣く泣くカット。 ちなみにその観たがっている友達に 「蝶のヤツかな」 と言ったら 「蛾ね」 と返ってきた、少し嬉しかった。してやったり。