ぼくの国、パパの国

ぼくの国、パパの国

East Is East
1999年製作 イギリス 96分 2001年1月20日上映
rating 3.3 3.3
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『ぼくの国、パパの国』とは

1970年代初頭のイギリスを舞台に、イギリスに住み、イギリス人の妻と7人の子供たちに恵まれた誇り高きパキスタン人の父親が、典型的なイギリスの現代っ子に育った子供たちを立派なイスラム教徒に仕立てようと懸命になる姿を描く、ユーモラスかつ心温まるコメディ・ドラマ。1999年英国アカデミー賞5部門にノミネートされ、英国作品賞を受賞している。監督はこれがデビュー作となるダミアン・オドネル。出演は『ゴースト&ダークネス』のオーム・プリー、『ビューティフル・ピープル』のリンダ・バセットら。

『ぼくの国、パパの国』のあらすじ

時は1971年。パキスタン人のジョージは、イギリス・マンチェスターに位置する小さな町・ソルフォードに居を構えていた。彼の愛する長年の伴侶である妻は、イギリス人のエラ。そして子供たちは7人おり、そのうち長男から三男まではそろそろ結婚適齢期を迎えつつあった。敬虔なイスラム教徒であるジョージは、実は妻がイギリス人であることを長年気にしており、その分子供たちを立派なイスラム教徒として世に出すことにこだわっていた。早速、パキスタンの伝統であるお見合い結婚を、イギリス在住の同郷同士で行おうと準備するジョージ。しかし、イギリス生まれの子供たちは全員、典型的なイギリス現代っ子。長男ナジルは、強制結婚を嫌がり家を飛び出してしまう……。

『ぼくの国、パパの国』のスタッフ・キャスト

『ぼくの国、パパの国』の感想・評価・ネタバレ

  • loomis

    ふたつの国は交わり共存することができるのか。 イギリスに移住したパキスタン人のお父さん。それと結婚したイギリス人女性。イギリスで生まれ育ったハーフの子供たち。ある意味みんな属するコミュニティーが違う。 パキスタン人としての文化を重んじて、家族全員にそれを強要する頑固で不器用なお父さんが辛いけどちょっとやりすぎててこわい。 インドをディスってるところとか面白い。 イギリス人と在英パキスタン人の対立も笑える。その中でイギリス人の男の子は本作での良心かな。2人のイギリス娘も逆転的で良い。 最後は家族が和解する温かいラストになっているけれど、きっとこの後もこの家族にはいろいろ問題が待ち受けているんだろうなあ。イギリス社会で生きるハーフの立場としても。 イギリスが移民が嫌でEU離脱した現在みるとまた面白い。

  • lion_kenji
    lion_kenji 3 2013年6月24日

    イギリスに生きるパキスタン家族を描いた物語。自分の宗教、伝統が家族に不協和音を立てていくのに気付かない抑圧的な父親、それに抵抗しようとするも何も出来ない子供と妻が 印象的。しかし、あの父親に軽く殺意を覚えたので、そんなに楽しめなかった。

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