リプリー

リプリー

The Talented Mr. Ripley
1999年製作 アメリカ 140分 2000年8月5日上映
rating 3.4 3.4
94 22

『リプリー』とは

原作はアラン・ドロン主演、ルネ・クレマン監督で1960年にも映画化されたパトリシア・ハイスミスの『太陽がいっぱい』。『イングリッシュ・ペイシェント』などで知られるアンソニー・ミンゲラが、より原作に近い形で再映画化した。 作品タイトルになっている主人公トム・リプリーを演じたのはマット・デイモン。富豪の息子ディッキー役のジュード・ロウは、英国アカデミー賞助演男優賞を受賞した。アメリカの第72回アカデミー賞にも脚色賞、助演男優賞など5部門にノミネートされている。

『リプリー』のあらすじ

貧しい青年トム・リプリーは、偶然知り合った大富豪から息子のディッキーを連れ戻すよう依頼される。リプリーはディッキーが優雅に遊んでいるイタリアへ向かい、大学の友人を装って近づく。意気投合したかのように見えた2人だったが、その関係も長くは続かずある日リプリーはディッキーを殺してしまう。 事件を隠すため、リプリーはディッキーの死体を海に沈めて彼になりすます妙案を思いつく。完全犯罪は成功し、ディッキーの財産を使って贅沢な生活を送るリプリー。しかしディッキーの旧友や恋人がリプリーの前に現れ、彼は罪を隠すために犯罪を重ねていく。

『リプリー』のスタッフ・キャスト

『リプリー』の感想・評価・ネタバレ

  • southpumpkin
    southpumpkin 4 2017年11月10日

    大金持ちの放浪息子ディッキーを連れ戻すために雇われた青年リプリーは、ディッキーに徐々に惹かれていく…。 アラン・ドロンの肉体美が眩しい『太陽がいっぱい』と原作を同じくする映画ですが、本作のほうがより原作に近いそう。 原作が素晴らしいのでしょうか。非常に引き込まれます。純粋な愛なのか、それとも上流階級への憧れなのか(個人的にはラストに向けた展開でどちらか明らかになっていると思う)、ディッキーに成り代わるリプリー。バレるかバレないかギリギリのラインが続きます。カフェで街合わせトリックは見事。思えばリプリーの主観で語られる映画にも関わらず、リプリーの思考がボヤかされているように見えます。サスペンスとしてとっても良くできている。 舞台は欧州の上流階級たちのお話。彼らの世界はとても狭い、というメッセージは作品そのものの背景として描かれており皮肉めいています。 リプリーのイメージにマット・デイモンがピッタリ。何を考えているのかわからないのはサイコ感と清涼感のあるホモセクシャルな雰囲気が抜群です。ジュード・ロウも完璧。

  • syn490

    ぶっちゃけオリジナルよりおもしろいっしょ。オリジナル版 キャストに思い入れないし古いし。こういう正直な感想があってもいいかなと。

  • traumereiii
    traumereiii 4 2016年9月4日

    嘘をついて、またその上に嘘を塗り重ねていく。 リプリーの自尊心の低さが嘘つきを生み出してしまったのでしょうか。 虚言癖なのでしょうね。それにしてもギリギリのところで嘘が通ってしまう運のよさと頭のキレ。他に生かせなかったものか。

『リプリー』に関連する作品