
『アメリカン・ビューティー』とは
米国の一般的なサラリーマン家庭の崩壊を、現代社会が抱える精神的負債をなぞるように描いたシニカル・コメディ。舞台を中心に活躍してきたサム・メンデスの映画監督デビュー作。彼は後に『007 スカイフォール』(2012年)『007 スペクター』(2015年)を手がける。主演はドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』(2013年)で合衆国大統領を演じるケヴィン・スペイシー。第72回アカデミー賞作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞、撮影賞の主要5部門を受賞。他にもゴールデングローブ賞作品賞、英国アカデミー賞作品賞など受賞多数。
『アメリカン・ビューティー』のあらすじ
広告代理店勤務のレスター(ケヴィン・スペイシー)と共働きの妻キャロリン(アネット・ベニング)、高校生の娘ジェーン(ソーラ・バーチ)は、シカゴ郊外の新興住宅地で暮らしていた。傍目からはどこにでもいる平凡で幸せそうな家族だが、実のところ夫婦関係は冷え切り、娘は親と口もきかない。そんなある日、レスターは会社からリストラ宣告を受け、次いで娘の親友アンジェラ(ミーナ・スバーリ)に恋してしまう。ジェーンは隣に越してきたフィッツ家の息子で麻薬の売人であるリッキー(ウェス・ベントレー)にひかれ付き合い始める。キャロリンは仕事関係の男と浮気三昧。レスター家族の日常は徐々に悪い方向へと向かい始める。
『アメリカン・ビューティー』のスタッフ・キャスト
『アメリカン・ビューティー』の感想・評価・ネタバレ
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アホなオトコの妄想物語
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平凡で冷え切った夫婦仲、娘からも嫌われている中で 娘の友達の魅力に一目惚れした父。 娘の友達とヤるための体鍛えたり、薬に手を出したりして、 ネジが飛んだ父。家庭崩壊一直線の中の物語。 父の妄想シーン笑った。
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久しぶりの、良い映画観た感 常に失笑するような、変態的状況が多いけど、最後にそれが全てなくなるくらい じーーーんわりきた。 終わる寸前まで、ケヴィンスペイシーの、父としてのどうしようもなさは、ひどかったけど笑 世間一般の目でみたら、悪いも美しいもはっきりしているだろうが、違うよね。 色んな人に観てほしいし、勧めたくなる映画。ある意味人生讃歌じゃないかな 観た後気づいたけれど 監督、おうちをさがそうのサムメンデス!
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