アナザヘヴン

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「アナザヘヴン」のsouthpumpkinの感想・評価・ネタバレ

southpumpkin
southpumpkin 3 2017年6月13日

連続殺人が発生、遺体は脳を切除され料理されるという残忍極まりない犯行。刑事は犯人を追うが、容疑者として浮上したのは女子大生だった…。 アイディアとしては黒沢清『CURE』と似ていますが、派手なスプラッタ描写も加わった本作はオープニングから少し異質。江口洋介演じる主人公の刑事は『踊る大捜査線』他、昨今の刑事ドラマでハンコのように増産されるキャラクターなので、かなり変な感じです。90-00年代刑事ドラマを大体観てしまって刺激が足りない方におすすめしたい映画です。ただ多くの方がおっしゃっているように、後半以降その異質な部分が抜けきりラストは普通のドラマというかありきたりなオチになってしまったのが残念。もっともっと謎が謎のまま残っていてほしかったのですが、そこは観客にとても優しい。スッキリしたまま終わります。 本作で特筆すべきは市川実和子(『シンゴジラ』で話題の市川実日子の姉)。彼女の独特な雰囲気が、明らかに映画を牽引しています。誰でもわかる圧倒的な存在感。普段は脇役の多い彼女を主役級に持ってきたのが、この映画における最大の功績です。この姉妹、もっとどんどん流行れ。