マグノリア

マグノリア

Magnolia
1999年製作 アメリカ 187分 2000年2月26日上映
rating 3.4 3.4
112 32

『マグノリア』とは

『ブギーナイツ』で注目されたポール・トーマス・アンダーソン監督が、シンガー・ソングライターのエイミー・マンによる歌曲にインスパイアされて製作したという斬新かつ感動の群像劇。L.A.に実在するマグノリア・ストリートの一角に暮らす12人の様々な人間達が織り成すドラマが、少しずつ繋がっていき、驚きのラスト・シークエンスへと昇華する。出演はトム・クルーズ、フィリップ・シーモア・ホフマン、ジェイソン・ロバーズ、ジュリアン・ムーア、フィリップ・ベイカー・ホール、ジョン・C・ライリー、ジェレミー・ブラックマン、ウィリアム・H・メイシーら。1999年アカデミー賞3部門にノミネートされている。

『マグノリア』のあらすじ

L.A.郊外に位置し、比較的猥雑なエリアとして知られるサンフェルナンド・ヴァレーでは、今日も様々な人間たちが、それぞれの人生を懸命に生きていた。人気長寿TV番組「What Do Kids Know?」の元プロデューサーだった高齢のアールは寝たきりで、余命いくばくもない。その日アールは、介護人のフィルに対し、かつて捨ててしまった息子を探すよう依頼する。その息子フランクは、“女性を口説くテクニックのカリスマ”として活躍していた。一方、番組の司会者ジミーは、癌宣告を受けて死を覚悟。かつて喧嘩別れした実娘クローディアを訪ねるも、今や麻薬中毒者に落ちぶれた娘に冷たく追い返される始末。そんなクローディアを心配し、ひとりの真面目な警官ジムがやってくる。また、番組の主役級である天才少年スタンリーは、本番中に我慢できずおしっこを漏らすハプニング。その頃、かつて同番組で天才少年と謳われたが現在無職のドニーは、密かに恋するバーテンダーのもとへ。こうして「What Do Kids Know?」に関係した人生を送る人間たちはパズルのピースとなり、やがて少しずつ繋がり始める……。

『マグノリア』のスタッフ・キャスト

『マグノリア』の感想・評価・ネタバレ

  • エミデブ
    エミデブ 0 2018年1月21日

    僕が映画をたくさん観るようになった当初は群像劇がなんたるや、そんなことを分からなかった。トム・クルーズ出てんじゃん!くらいの興味本位が、僕にとって未知(群像劇)のものであって、それはもう難しかった。群像劇と言えども、全てが孤立しているというわけでなく、ほんの少し重なり合う部分もあったりするのだけれど。 逃げの感想でもあるんだけど、この歳になってまた改めて観たいと思う映画。 超タイプなフィリップシーモアホフマンも出てるわけだしね

  • southpumpkin
    southpumpkin 4 2016年8月12日

    様々な後悔を背負った人間たちがそれぞれちょっとずつ関わり合いながら同時並行していく群像劇。偶然色々なことが同時に起きます。それぞれの偶然があまりに重なり問題が表面化、ですが映画はそれぞれにハッピーエンドを用意しておりそちらに転がりそうになった瞬間にとんでもない偶然が起こります。むちゃくちゃです。しかし映画は破綻せずに幕を下ろします。3時間もある長尺の映画でラストにあんなのをよくやろうと思いましたよね。 後悔とは過去に対するものです。僕も「あの時ああしておけば…」なんて思うことがしょっちゅうあります。振り返ってみれば可能性がいくつもにあったように思われます。しかし未来は一つしかありません。なるようにしかならない。あまり起こりそうにない未来が起こった時に偶然と言われます。つまり過去に囚われた人々が未来によって導かれていく、ということです。他のレビュアーの方がピックアップしているように、僕もあのクイズ番組の天才少年の言葉「それでも、それは起こった」が気に入っています。自分の生きたい未来を選択することができた少年の言葉だからこそ沁みます。 それぞれのエピソードはとっても素敵です。『パンチドランク・ラブ』もめちゃくちゃ好きな僕は警官のラブストーリーがやばい。 PTA節が炸裂、と言ったところでしょうか。バラバラの群像劇における場面の切り替えがとても鮮やか。飽きさせることがありません。カメラワーク、音楽、俳優(トム・クルーズがすごい)どれをとっても超一級です。『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』『ザ・マスター』で星5を付けましたが、本作の評価の理由はテーマの好みです。本作のテーマが苦手だ、というわけではなくあの二作が好きすぎた。

  • YURIHHANNA
    YURIHHANNA 1 2016年4月14日

    途中でやめた。

『マグノリア』に関連する作品