
『エネミー・オブ・アメリカ』とは
ある日偶然、大学時代の同級生から一本のビデオテープを受け取ってしまった弁護士が、国家安全保障局=NSAが持つ完全監視システムと巨大な陰謀に巻き込まれ、反撃を開始する。『アルマケドン』他、超大作ヒットメーカーのジェリー・ブラッカイマーが製作を手掛け、スタイリッシュ映像の第一人者トニー・スコット監督がメガホンを取ったサスペンス・アクション大作。主演の弁護士に『インディペンデンス・デイ』で注目を浴びた直後のウィル・スミス。ジーン・ハックマンとジョン・ヴォイトが重厚な演技で脇を固める。SNSなど全く普及していない時代の作品だが、国家による個人情報把握に対する警笛がテーマになっており、今観ても全く色褪せない。
『エネミー・オブ・アメリカ』のあらすじ
腕のいい弁護士ディーンは、愛する家族にも恵まれ、成功した人生を歩んでいた。ある日、偶然大学時代の同級生から一本のビデオテープを受け取るが、テープの中身に映っていたのは国家安全保障局=NSAが関連する、ある重大な陰謀の現場だった。NSAが持つ完全監視システムに追われていることも気づかないまま、ディーンは全てのプライバシーを暴かれ、失職にまで追い込まれてしまう。たまらず裏社会の情報屋ブリルに助けを求めるも拒否され、孤軍奮闘のディーン。仕事仲間の女性がNSAに殺される悲劇に見舞われたディーンは再びブリルと接触し、共にNSA=巨大国家の陰謀に立ち向かうことを決意する。
『エネミー・オブ・アメリカ』のスタッフ・キャスト
『エネミー・オブ・アメリカ』の感想・評価・ネタバレ
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これが公開された時はハイテクだったはずなのにそれが今は当たり前になってと思うと怖いな。いずれこういう監視時代が来るんだろうと作られたはず。どこに逃げても見つけ出されてしまうのは追われている恐怖以上だし追跡どころか今は防犯カメラだけでもその人のルートがわかってしまうしね。ただ国家ぐるみで殺人を隠蔽するような事は無いとは思うけど世界ならあながち間違えではないのかもしれない。
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当時はまさかと思っていたことが、今では現実に? 技術の進歩は監視を容易にする。
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