
『プッシャー (1996)』のスタッフ・キャスト
『プッシャー (1996)』の感想・評価・ネタバレ
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コペンハーゲンでクスリの売買で生計を立てる男。それなりに人生を楽しんでいたがとある事件がきっかけで窮地に立たされる。 地に足ついたリアリティのある『トレインスポッティング』的な序盤からジョジィに雲行きが怪しくなってきます。窮地に立たされた男はあらゆる手段を使って這い上がろうとしますが、一度踏み外した道を元に戻すことは不可能なのです。男も薄々わかっていたのでしょう。この社会は刹那的で不可逆的なのです。金とクスリを媒介とする暴力構造を看破した面白い映画。小林勇貴がレフンと並べて語られるのはこういうことなんですね。本作はとても『孤高の遠吠』っぽい。 マッツ・ミケルセンのデビュー作。メインではないもののとてもいい役です。存在感抜群。
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2017/02/13 iTunes
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なかなかリアリティーがあってよかったけど、観ていて自分の感情の軸足をどこにもっていっていいかわからなかった。映画マニアには受けはよさそう。