ラン・ローラ・ラン
ラン・ローラ・ラン
Lola Rennt
1998年製作 ドイツ 81分 1999年7月10日上映
rating 3.1 3.1
95 20

『ラン・ローラ・ラン』の翔の感想・評価・ネタバレ

翔

ループ物。力学的ってよりかは、因果関係論的なバタフライ効果に焦点を当てた作品。 11時40分、主人公であるローラが走り出して階段を駆け下り家を飛び出す。この一連の動作を完了するまでの微妙な差異。その差異から生じる様々な事象の違いによって導き出される正午の結果。 ここまでをパラレルワールド的な描き方で繰り返す。 納得出来るかは別として面白いし色々と洒落た演出という面でも楽しませて貰えた。 シンプルに構成されていて余分な場面が少ないので、バタフライ効果が表れている箇所もハッキリ分かりやすい。 でもやっぱり流石に合点がいかないシーンも幾つかあるし、シンプル過ぎてキャラクターもストーリーも味気ないのは否定出来ないかも。極め付けにローラの金切り(文字通り)叫び声、僕には不愉快以外の何物でも無かった。 少し悪いところばかりが目についてしまったが全体としては楽しめたのも紛れも無い事実、しかもベッドシーンのローラが何故か超絶「盛れて」いる。 だいぶ短めな映画ですので、興味がそそられたら軽い気持ちで観られてみても良いかと思いますー。