
『ぼくのバラ色の人生』とは
幼くして、女の子になりたいと願い続けるトランスジェンダーの男の子とその家族が、様々な偏見や悪意に晒されて苦悩しつつも前進する姿を、ファンタジックに、かつ真っ直ぐな視点で描く感動のドラマ。監督・脚本は、本作がデビュー作の新鋭で、この後ハリウッドに進出することとなるベルギー出身のアラン・ベルリネール。1997年ヨーロッパ映画賞にて脚本賞を受賞している。キュートな主人公を演じるのは、新人のジョルジュ・デ・フレネ。出演は他に『ヘンリー&ジューン/私が愛した男と女』のジャン=フィリップ・エコフェ、ミシェル・ラロックら。
『ぼくのバラ色の人生』のあらすじ
郊外の住宅地に引っ越してきたファーブル一家は、早速ご近所を引っ越しパーティに招待し、挨拶と共にもてなした。そんな中、特にご近所の目を引いたのは、7歳になる息子リュドヴィック。彼はお姉ちゃんであるゾーイの持つお姫様ドレスを着て登場したのである。それは決して奇をてらったわけではなく、リュドヴィックの本心から来る願望だった。彼の夢は、一日も早く女の子になり、可愛いスカートをはいて女の子のおもちゃで遊び、そしていつか大好きな男の子と結婚すること。そんな彼を、興味本位で見ていた周囲の人々は、やがて拒絶するようになる……。
『ぼくのバラ色の人生』のスタッフ・キャスト
『ぼくのバラ色の人生』の感想・評価・ネタバレ
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2017/08/25
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大好きなフランス映画 LGBTの話 初めの映像は赤やオレンジが印象的 ハッピーでかわいい 内容はヘビー 性同一性障害と、差別 家族に理解されないつらさ 三回くらい泣いた 最後に青みがかった映像になり 色味が戻ってくる ハッピーエンドなんだろうけど モヤモヤが残る
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やるせない。家族みんなが苦しみながらもお互いを大切にしようとする姿が苦しくもあたたかい作品。