
『英国万歳!』とは
ニコラス・ハイトナー映画初監督作品。アラン・ベネットによる戯曲をベースに、ベネット本人が脚色をして映画化に至る。主演はこちらも舞台版で数々の賞を受賞したナイジェル・ホーソーン。共演には、2006年の『クィーン』でエリザベス女王を演じ、ブルース・ウィリス主演の『RED』ではアクションも披露する、ヘレン・ミレン。 『エイリアン』のイアン・ホルム、『ベストフレンズ・ウェディング』のルパート・エヴェレットらが脇を固める。
『英国万歳!』のあらすじ
18世紀末の英国。国民から愛される現国王・ジョージ3世が突然乱心、奇行を繰り返すようになる。側近達は城外へこの話が漏れぬよう腐心するが、これを機会に政権を手にしたい皇太子や、王室崩壊を危惧した臣下達の裏切りで、王の現状は広く知れ渡ってしまい、宮廷は混乱に陥ってしまう。 シャーロット王妃は献身的に王を支えるが、侍従団によって引き離され、王は隔離されてしまう。やがて精神分析医のウィリスが招き入れられ、彼のサディスティックな療法が始まるが、王の症状は一向に回復せず、悪化するばかり。ウィリスの荒療治も益々エスカレートしていく。果たしてジョージ王の乱心は治まり、宮廷の混乱は収まるのか。
『英国万歳!』のスタッフ・キャスト
『英国万歳!』の感想・評価・ネタバレ
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2008.2月に鑑賞
©︎1996 クローズ・コール・フィルム