キッズ・リターン
キッズ・リターン
1996年製作 日本 108分 1996年7月27日上映
rating 4 4
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『キッズ・リターン』のエミデブの感想・評価・ネタバレ

エミデブ
エミデブ 4 2016年2月25日

改訂版(加筆しました) この映画はなんとも。 素晴らしい映画を観せてもらった。まさに世界の北野。流石です。 欲を言うならば高校時代、いや、中学校時代に観たかった。別にボクシングを始めようってわけじゃない。そうじゃなくて青春映画を観た時の甘酸っぱさを今惜しんでも取り返せないんだよな。青春映画はたくさんある。その多くが胸に響く。中でも特にキッズリターンはリアルだった。人生ってこうだろうなと思うことが映画の随所にあった。墓石のセールスマンになって、厳しさからタクシーの運ちゃんなら楽だろうって同僚に誘われた男。そんなことはなかった。 センスがないと馬鹿にされながらも3人しか集められなかったコンビが夢を掴む。ちょうど録画してた成功の遺伝子って番組を見てた。何で録画したかっていうとビートたけしが出てるから。最近すごく尊敬するようになってて、浅草キッドを歌うっていうから録画した。浅草キッドは最後の大サビの部分だけツイッターで歌ってる人がいて知ってた。全部は知らなかったしどんな思いが込められてるかなんて全くだ。その歌の意味を知った時、大迫力で歌うビートたけしを観た時、魂が震えるとはこのことだね。涙が止まらなかった。そしてちょうどキッズリターンを思い出した。このシーンだ。 客が2人の 演芸場で 夢をたくした100円を 投げて真面目に 拝んでる キッズリターンに出てくるお笑いコンビはそういうところと重ねてもいるんだろうな。それにしても最近本当にビートたけしが好きだ。北野武としてもビートたけしとしても。下町の情緒が香る性格、生き方も良い。ぜひ映画を観た後に浅草キッドを。ビートたけしはやっぱり天才だ。 話は戻る。ノリで始めたボクシングで才能をみせる。ちなみにこれはやべきょうすけの方。 ボクシングで新人王に輝いたものの落ちぶれたオッさん。またまた話は変わるけど石橋凌ほどカッコいいおじさんを見たことがない。ロックバンドARB。これもさすがであった。柔道なら一本か技有りである。 成人式で帰っても中学校では同じ教室で勉強してたのにその進路は本当に千差万別だった。夢を追っても叶う人なんて一握り、いや一つまみなんだろうな。まだ社会にも出てないのにそんなことを思う世の中じゃない。今は特に。 そんな時に、夢を追って破れたり、思った方と違うベクトルを進んだり、流されてろくな生き方を忘れた時に金子賢に問いかけたねみたいね。俺たちもう終わりかなって。安藤政信みたいに。まだ始まってねーよなんて。くー、くせー