動くな、死ね、甦れ!

動くな、死ね、甦れ!

Zamri Oumi Voskresni!
1989年製作 ソビエト連邦 105分 1995年3月18日上映
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『動くな、死ね、甦れ!』とは

カンヌ国際映画祭でカメラドール賞を受賞し、ロシアの無名監督、ヴィターリー・カネフスキーを一躍有名にした作品。主演は監督がストリートキッズから抜擢したパーヴェル・ナザーロフと、ディナーラ・ドルカーロワ。二人はカネフスキーの監督『ひとりで生きる』、『ぼくら、20世紀の子供たち』にも続けて出演している。脚本もカネフスキー自らが担当している。第二次大戦直後のソ連が舞台となっており、逃げ場のない現実、そこで生きる少年少女の姿を、強烈な印象と共に描く。

『動くな、死ね、甦れ!』のあらすじ

第二次大戦直後のソ連、収容所の町スーチャン。12歳のワレルカは、母親と二人暮らし。同い年の少女、ガリーヤが駅前でお茶を売るのを見て、見よう見真似で自らもお茶を売り始める。しかし、売上で買ったスケート靴を悪童達に奪われてしまう。ガリーヤがそれを取り返してくれた。ワレルカは学校で様々ないたずらを繰り返し、母親共々学校に呼び出される。母親の懇願虚しく、ワレルカは学校を退学になる。ワレルカは腹立ち紛れに、以前自分を殴った機関士にいたずらで仕返ししようと、鉄道線路の連結を動かすが、列車はワレルカの目の前で横転、大事故となる。恐ろしくなったワレルカは、貨車に乗り、ウラジオストクへ逃げる。そこで彼は強盗団に仲間入りをするが、そんな彼を連れ戻しにガリーヤがやって来る。

『動くな、死ね、甦れ!』のスタッフ・キャスト

『動くな、死ね、甦れ!』の感想・評価・ネタバレ

  • Kei Miyazato
    Kei Miyazato 4 2016年2月1日

    大人は判ってくれない や 小さな恋のメロディも国を変えればこんなに苦しい物語になるのかと これは本当にロッセリーニを思い出す手触りで ラストの突っぱね方が好き、淡々とした映画だけど理不尽さに胸が苦しくなった。

  • 村上ゆきの
    村上ゆきの 5 2015年4月1日

    ロシア。どこまでも続く灰色の空とぬかるんだ地面の圧迫感。若い主人公たちの生命感。こんな映画が実現することに感動してしまう。

  • Chihiro Matsumoto
    Chihiro Matsumoto 1 2014年5月26日

    知人に薦められて観た作品。 ヴィターリー・カネフスキー監督。 1960年代だったかな、まだソ連で生活も厳しい時代。 特に流刑地だったシベリア周辺の地域で当時のロシアがどんなだったかって知る意味では勉強になる作品。 お母さんと2人暮らしのやんちゃな少年と幼なじみの少女の話。 少年時代の大人は理解してくれない1ページ的な感じ?? ラストはちょっと難解で衝撃的。 あの女性は何だったのかなぁ。

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