白いリボン
白いリボン
Das weisse Band - Eine deutsche Kindergeschichte
2009年製作 ドイツ・オーストリア・フランス・イタリア 144分 2010年12月4日上映
rating 3.3 3.3
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『白いリボン』の感想・評価・ネタバレ

  • 夢子

    2時間半近くある上にストーリーは残酷に淡々と進んでいく。にも関わらず、自分は苦痛には思わなかった。 何かがおかしいと気づいた時、こども達が恐ろしくまるで悪魔の使いようだと思ってしまった。 更にはそのこども達を育てた村の環境も、大人たちが嫉妬や憎悪や高すぎるプライドを隠そうともせず、さも当たり前のようにさらけ出している事も、この映画のじっとりと湿った空気感を途切れる事なく作り出していて、中盤から最後まで見ていて本当に気持ちの悪くなる映画だった。 ラストは投げっぱなしになっていて、それが後味の悪さを後押ししているせいで評価は低いけれど、これはこれで良いんだと思ってしまうのが不思議だ。 個人的にはヴィレッジと似たものがあると感じたが、白いリボンの方が見応えはあった。

  • まなせ
    まなせ 3 2015年9月13日

    ストーリーがとても難解で、もう何回か観なければ掴めそうにありません。 ですが、町に渦巻く陰湿な空気が痛いほど伝わってくる作品でした。時間を空けてもう一回観たいです。

  • Ayano Jinnouchi
    Ayano Jinnouchi 3 2015年6月12日

    ハネケの作品はどれも明確な結末だったり答えをださないで、視聴者に問題を投げかけるだけだからとても難解!この映画でいえば、誰が犯人なのか?っていうのはあまり重要じゃない気がする。決して娯楽映画じゃないのに、いっつも魅了されるからきっとハネケ好きなんだろうなあ…笑 村全体に広がる悪意、嫉妬、狂気、白いリボンによって抑圧される子供たち…恐ろしかった。

  • southpumpkin
    southpumpkin 4 2015年4月14日

    ハネケ大先生によるモノクロの不親切な映画。登場人物がびっくりするくらい多いし、誰がどこの家庭の子かわからんし、そもそも白黒で人物の判別ができない。つまり、この映画は人物を判別させることに重きを置いていないことがわかります。さらに複数回起きる事件に対して明確な回答が示されない。『隠された記憶』もそうでしたが、この映画はミステリ・サスペンスジャンル映画としての達成を目指していない。そもそもストーリーがよくわからないし、ダルい。 ただこの映画にまとう不条理による重苦しい空気だけが、この映画の達成目的だといえると思います。抑圧される側の子どもの思考が全くのブラックボックスになっている、という恐怖が素晴らしい。わからないから、抑圧を強める。抑圧が強まり、さらに子どもが意見を表に出さなくなる。我々の多くは、相手の気持ちをある程度感じ取ることができ、それが当然のように生活をしています。それが、もし全く分からなくなったら。人の気持ちを全く汲み取ることができない、という稀有な体験をこの映画ですることができます。

  • Chihiro Kaneko
    Chihiro Kaneko 3 2014年7月6日

    モノクロ画面と終始じっとりした雰囲気で、村の人々の閉鎖的な雰囲気が出ていたと思う。 ナチスとのつながりは感じなかったけど、押さえつけられれば必ずどこかに捌け口となるものが必要で、その結果は抑制の意図とは真逆になったのだと感じた。

  • みやこ
    みやこ 3 2014年5月19日

    終わり方がすっきりしない映画は個人的に苦手。白黒になってることで、誰が誰だかたまにわからなくなった。

  • ゆう

    流石 の一言。 ハネケ監督は見てる人たちのゴールを作らず、見てる人たちにゴール、もしくは道を作らせるようなこれもそんなだった。 144分もあってスーッと終わる。 村で起きた様々な事件の犯人を探すストーリーなんだけど最後まで犯人はハッキリとしない。 犯人はほぼ確定していると思って間違いないでしょう。あの2人を中心とした村の子供たちです。ただそれがおおっぴらに明かされることもむしろタイミングもなく終わるから犯人が大事なわけではない。 冒頭の字幕にあったようにこれがこの時代のこの国だったのだと思う。 厳格な父親。白いリボンを着けさせてこの白いリボンのように純粋にいろと言う。それなのに欺瞞で傲慢で恥知らずで自分の欲しか知らず横柄。強者は弱者をそして弱者は更なる弱者を。 それを黙認する者たち。この映画に出てくる大人たちはほとんど、村の大人たちは最低だ。家を出て行くと言ったあの女性の台詞がそのまんまだ。「この村で子育てなんてできない。」 そんな子供たちは親に怒られ、罰を与えられながらも"健気"に成長する。 でも実際には子供たちは大人のことをわかっているらあの様な行動に出たのだろう。 "彼らなりの純粋な行動"と捉えてる人もいた。とにかくあの環境ではなんらそうなってもおかしくはない。 そして時代設定的にこの子たちがヒトラー政権を生み出して行くのだ。なぜあのような惨劇が生まれなければならなかったのかそれがよく分かる。 これは昔の話しではなく今も不安に思わなければならない話だとも感じられた。 前評判通り子供たちの演技がすごく良かった。

  • Chani

    もやっとハネケ監督END。モノクロな上に静寂と間。人間のもつ闇に関しては子供にも容赦なし。ナチスの種が蒔かれた。そんな雰囲気だった。

  • 竪琴

    2012.12月に鑑賞

  • Ken-Chang
    Ken-Chang 5 2013年11月28日

    始めから終わりまで胃のあたりがズーン

  • y r e

    2日ほど引きずり、考えずにはいられなかった。

  • tmmyon

    音楽もないし、モノクロで登場人物も似ているのに、各家庭の場面が結構な勢いで展開していくので途中で訳分からなくなり飽きてしまった。 確かに最後ははっきりしないけど、この映画に答えはない気がする。 とりあえずなんで教師が過去を回想しているのか、自分のことなのに客観的に語っているのか謎。

  • marylove
    marylove 3 2013年2月27日

    彼の映画は何回か観たけど、これは最後まで謎だった。でもあの後味の悪さは変わらない。ファニーゲームとは違う消化不良の後味の悪さ。医者が許せない

  • misa

    陰鬱な村に流れる不穏な空気、噛み合わない心の歯車、哀れなまでに不器用な青年、ひけらかされた子どもの残酷な一面。最初から最後まで不安というよりは不快感に苛まれ、そして救いようのない人間の心細さにふと気づきます。ふだん伏されがちな感情を、ここまで表現できるなんて脱帽です。医者が放った「黙って死んでくれよ」にはさすがに恐れおののきました。間違いなく傑作!

  • komo16g

    医者はゲスい

  • yumimu5656
    yumimu5656 3 2012年9月20日

    ミヒャエル・ハネケ監督の「私の映画は観客にポップコーンを食べさせない」という言葉が痛いほど理解できた一本。 難解。答え合わせをしてくれないので観客を試しているのかと思うほど。 この映画を観た人たちで感想言い合ったりして補完しないと、今のままではぼんやりとしたままの印象になってしまいそう。 観るときは気合入れたほうがいいですよ

  • akihitopia
    akihitopia 5 2012年9月9日

    ひたすらに不快感 でも不快に思うのは自分にもその心があるからか。 だがそれがハネケが伝えたいことなのだろう 見た後にものすごく怖くなった 個人的にはこの映画を見る前に一度他のハネケの映画を見てハネケの見る「人間」について一度触れておいたほうがいいかも

  • makitaso1234
    makitaso1234 0 2012年8月7日

    ハネケの最高傑作だとおもっている。

  • kuri9Qtan
    kuri9Qtan 0 2012年6月15日

    家族を抑圧する牧師、腐った医師、心の歪んだ子供達。白黒つかない白黒映画。犯人は誰なんだろ。

  • mtgfht

    素晴らしいの一言。