恋する惑星

恋する惑星

重慶森林
1994年製作 香港 100分 1995年7月15日上映
rating 3.7 3.7
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『恋する惑星』とは

香港の九龍にある雑居ビルを舞台に、すれ違う男女の恋愛模様をスタイリッシュに描き、香港映画ブームを巻き起こしたラブストーリー。当時、まだ日本では無名だったウォン・カーウァイや金城武の名を一躍スターダムにのし上げた。二組のカップルの出会いを巡るドラマを、独特の心理描写と繊細でみずみずしい映像感覚で綴った佳作。95年には、香港の主要映画賞である香港電影金像奨で、監督賞と主演男優賞を受賞している。

『恋する惑星』のあらすじ

第1話。舞台となるのは重慶マンションの周辺。失恋したばかりの警官223号は、金髪にサングラスの女とすれ違う。女は、ドラッグディーラーで、密入国したインド人に麻薬を運搬させる仕事を請け負っていた。インド人に裏切られ、命を狙われるが、逆に相手を絞殺してしまう。恋人に振られた男と逃亡中の女は、出会い、ホテルに入ってゆく。第2話。警官633号は、フェイという娘が働く小食店の常連。ある日、彼から、恋人のスチュワーデスに手紙を渡すようことづかったフェイ。しかし、彼女は手紙に入っていた鍵を使い、633号の部屋に侵入してしまう。それからというもの、フェイは機をみては侵入を繰り返し、彼の部屋を自分好みに模様替えしてゆくのだった。

『恋する惑星』のスタッフ・キャスト

『恋する惑星』の感想・評価・ネタバレ

  • minako-n

    トニーレオンかっこいい。ビニールのカーテンとか、トイレに置かれた植物とか窓にかけてるカラフルで綺麗とは言えない布巾とか、かわいい。

  • Minori

    さすがウォンカーウァイ、スタイリッシュだし台詞がとにかく良い 好きな男の人の家に勝手に入って模様替えしちゃうとか、なかなかにドン引きの行動もあったけど、それをされた方(トニーレオン)が怒らないことが、名作恋愛映画になってる理由だと思う

  • southpumpkin
    southpumpkin 4 2016年10月24日

    ウォン・カーワイ3作目にして代表作。前作までの暴力性はなりを潜め、シンプルでいて複雑な恋愛映画です。失恋の末行きずりの女と恋をした警官と、失恋の末に片思いをされる警官の物語。 狂おしいまでにキュートな片思いはいつしか結構なストーカーになっています。警官がいない家に勝手に侵入し、部屋の中のものを少しずつ変えちゃいます。間違いなく現代でやったら即犯罪ですが、映画では彼女の純真さを描いているのであまり目くじらを立てる必要はありません。 バイオレンスな男臭さを描かせても巧いウォン・カーワイ監督。本作に登場する二人の男もまさにウォン・カーワイお得意のキャラクターという感じでした。女の前では最高にクールを気取る男が、一人の時はいつまでも過去の恋愛をグダグダとする。家宅侵入の女はこの二面性に所謂ギャップ萌えをしたということなのでしょう。男はクールぶるくらいの方がかっこいいということがよくわかります。勉強になるなあ。 音楽は抜群です。アジアんな雰囲気が評価されていますが、これは他の作品でも存分に味わえる。

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