
『マディソン郡の橋』の感想・評価・ネタバレ
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前に観た時は若かったせいかピンとこなかったけど、歳を重ねたことで良さがわかる。今の時代、不倫は汚らわしく吊るし上げ状態になるけれどこの二人の4日間はそれを超越した純愛だったのかもしれない。最後の車のドアに手をかけて飛び出したくなる気持ちが痛いほどわかり泣ける。
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誰にでも忘れられない時間や大切な記憶がきっとあるはず。それは家族、親友、愛する人との時間であったり、苦労の末に何かを成し遂げた時であったり、人によって様々だろう。その後の人生の糧になるほどのかけがえのない記憶 。記憶から取り出すたびにその時の感情が蘇り、支えられ、勇気づけられ、心の拠り所になる、宝物のようなもの。 2人にとって、あの4日間はそういう時間だったに違いない。2人はその後の人生で、この時のことを何度思い出したことだろう。いろんなことを語らい合った時間、一緒に出かけた郊外でのくつろぎのひととき、お互いの息遣いを真近に感じたダンスの夜。 2人の万感の想いが溢れた豪雨のシーン。セリフ無しにあれほど気持ちが伝わるシーンもめったに無い。すぐ前に停車したロバートの車。彼がフランチェスカへの一縷の希望を持って待っている。後ろの車中でドアノブを握りしめながらフランチェスカの手が震える。今、飛び出して彼の車に乗れば、、。揺れる想い、ためらい、これからの人生、家族の顔、2人の時間。彼女が思い巡らしているであろう情景が直接私の脳裏に飛び込んでくるようだった。堰を切ったように涙がこぼれた。 公開時、イーストウッド65歳、メリルストリープ46歳。大人の2人が演ずるラブストーリーに、こんなに心を揺さぶられるとは、、。不倫は許されないし、それを正当化するつもりは全くない。けれど、人の感情に施錠はできない。それもまた事実ではないだろうか。 ローズマン・ブリッジはきっと2人を優しく見ていることだろう。
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不倫映画は基本的に好きじゃないんだけど、独白とラストは好きだった
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渋くてカッコいいです
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不倫が正当化されてるけど、純愛に感じる 後半のシーンは泣いた
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浮気映画の金字塔。 親の浮気を知ったあと、自分はあんな風に受け入れられるだろうか。
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2015/02/17
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小さい頃、親から閲覧禁止令がでてた作品笑 不倫OKなのは見せたくなかったのね笑 20代半ばに見て正解でした。 2人の苦しい愛情が胸を刺しますね。 車のドアをあけようとするシーンは何回見てもうるっとしてしまう。 てゆか、そこまではあのシーンのためだけにあるんじゃないかと思う。
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大人の愛だなあ〜
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メリルストリープの演技が素敵。二人の世界に呼吸を合わせてうっとりしてしまう。切なさにボロボロないてしまった一作。
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大人の愛の物語。泣き叫びながら葛藤するメリル・ストリープも雨の中佇むイーストウッドも美しすぎる。特に雨の中の信号待ちの車のシーンがグッときた!映画の中の景色も風情と哀愁を感じる。
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クリント・イーストウッド、メリル・ストリープ…素晴らしい。こんな愛の物語に触れてしまってなかなか頭から離れない。確実に心に残る作品。
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1995/12/17 ルーブル
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名作と言われるので見た。 だいぶ前だから詳しく覚えてないけれど、大人の恋やら愛ってのは不恰好だけど温かい。
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DVDで。
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メリルストリープはこういう役が多い。
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母親の葛藤が切ない 最後の車の中のシーンは最高
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クリントン ・イーストウッド主演、監督。 この人の映画はいつも渋くて切ない!笑
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切なーい
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1995年公開アメリカ The Bridges of Madison County クリント・イーストウッド監督主演作品(硫黄島からの手紙,ミリオンダラー・ベイビー ほか)