マルコムX
マルコムX
rating 3.6 3.6
63 11

『マルコムX』のMisako M.の感想・評価・ネタバレ

Misako M.
Misako M. 5 2014年5月30日

大学時代に鑑賞。以下、当時の感想 アメリカ文化の最後の授業で鑑賞。92年作品。 一番初めの授業で「フォレスト・ガンプ」を見たのですが、それが「白人視点の60年代アメリカ」だったのに対して「マルコムX」は「アフリカ系の人々から見た60年代アメリカ」ということで、シメはこれをチョイスしたそうです。 導入部分がとにかくすごい。インパクト大。すばらしすぎる。 ロドニー・キング事件(91年に起きた、白人警察官らによる黒人暴行事件)の実際映像のクリップと、アメリカ国旗が焼け爛れていくイメージが、マルコムXの演説(これはデンゼルワシントンがやってるのかな?肉声ではない気がする)にかぶって映し出されます。この部分だけでも一見の価値あり!って思った。鳥肌モノです。 肝心の内容。わたし今までマルコムXのことなんて何にも知らなくて(60年代好きを標榜していたにも関わらず。。)、キング牧師と対比的に描かれるイカれた黒人指導者(超失礼)というイメージしか持っていませんでした。だって演説の感じとかだいぶ激しいし。でも彼の父親の代の話から、ワル時代、そして宗教に目覚めるまで(イスラム教信者だったなんて初めて知った)を本当に詳細に追っていくことで、実際彼がどんなことを説いていたのかとか、ただ単に黒人を煽動するためにああいう演説をしてたわけじゃないんだな、とかもわかりました。 暗殺シーンとか。。なんかもう声が出ませんでした。子供の目の前で殺すか、みたいな。 宗教って怖いな。って思ったんだけど、組織内での意見の対立とか裏切りなんてどんな団体でも起こりうるんだよなあ。。と思い、ちょっと怖くなりました。 あともう一つだけ。。。笑 長くなりすぎてしまった。 ラストのラストでマルコムの実際の映像が流れるのですが、演じているデンゼル・ワシントンが本人にそっくりすぎて本当にびっくりした!!役者だねえ。今までデンゼル興味なかったけど、滅茶苦茶株上がりました!! とにかくすごい映画です。見ておいてよかった。原作がアレックス・ヘイリーの本だそうなので(「ルーツ」を書いた人)、そちらも是非読んでみたいと思いました。