
『パトリオット・ゲーム』のスタッフ・キャスト
『パトリオット・ゲーム』の感想・評価・ネタバレ
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昔観た時は勧善懲悪をドラマティックにしただけかと思っていたが、久しぶりに観ると犯人側の歪んだ愛国心も色濃く感じた。 原作だともっと深いのかも知れないが、今鑑賞するにはありがちな90年代のポリティカルアクション(和製英語?)かも。
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復讐劇。
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イギリスで事件に巻き込まれた家族。王族を救ったことで勲章を受けるが、犯人グループからは逆恨みされてしまい命を狙われることに。危機を感じた父はCIAに復帰する。 とにかく元気なハリソン・フォードを拝める映画。『パルプ・フィクション』より前のサミュエル・L・ジャクソンやショーン・ビーンがショーン・ビーンになりたての頃の(つまり絵に描いたような悪役)映画でもあります。こうした面白み以外は特筆すべきポイントはありません。ストーリーも午後のロードショーで十分ですし、こころ穏やかに全編鑑賞可能です。この映画、スコセッシ『ケープ・フィアー』と似た構成なのですが、『ケープ・フィアー』の方が数段面白い。『ケープ・フィアー』が如何にすげえかってのがわかる。 実は『レッド・オクトーバーを追え!』という映画の続編だそうで、後から知りました。俳優もショーン・コネリーだったそうで、こちらも観るか。