
『大誘拐~Rainbow kids~』とは
1978年の小説家・天藤真の同名推理小説を脚本と監督の岡本喜八が映画化。誘拐された老婆が誘拐犯と国家権力やマスコミを利用し100億円を略取するブラックコメディ映画である。撮影は、『ひみつの花園』(1997年)の岸本正広が担当した。また、韓国でもリメイク版が製作された。第4回石原裕次郎賞を受賞し、北林谷栄は第15回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞と第1回東京スポーツ映画大賞新人賞を受賞した。 出演は、北林谷栄 、緒形拳、風間トオル、内田勝康ら。
『大誘拐~Rainbow kids~』のあらすじ
ある日、大阪刑務所に健次(風間トオル)は仲間の正義(内田勝康)と平太(西川弘志)を迎えに行った。二人にあった健次は、大金持ちの老婆・柳川とし子(北林谷栄)の誘拐の計画を話す。最初は反対するものの計画に乗り、とし子の拉致に成功。しかし、とし子は彼らに向かって「和歌山県警本部長の井狩(緒形拳)がこの事を知れば逃げる事は難しい」と諭し始めた。 怖くなった三人はとし子の口車に乗り、柳川家の元女中頭・くら(樹木希林)の家に逃げ込んだ。同じ頃、既に和歌山県警本部に誘拐の連絡が届き、とし子を生涯最大の恩人と敬愛している井狩が救出作戦を計画していた。また一方で、三人は逃げ込んだ家で身代金を要求する作戦を練っていたのだが、作戦を聞いていたとし子は身代金額が少ないと不満を訴える。そして、いつの間にかとし子と井狩との頭脳戦になっていたのだった。そして、ついに身代金の受け渡しの時がやって来たのだが......。
『大誘拐~Rainbow kids~』のスタッフ・キャスト
『大誘拐~Rainbow kids~』の感想・評価・ネタバレ
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タイトル通り、あるおばあちゃんを誘拐する話です。誘拐とは言っても、誘拐犯たちの憎めない性格と、おばあちゃんのまさかの対応にワクワクほのぼのする映画。 原作を先読むとどうしても映画化でがっかりしてしまうことが多いけど、これは映画も大満足(*^_^*)原作とのキャラクターのギャップが少なかったです。樹木希林さん以外みんな知らん人やったから余計な先入観もなく見られたのかも。 とし子刀自みたいな人とお話してみたいなぁ……。
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大好き!