2017年7月6日更新

香川照之の演技力が凄い!ドラマ・映画・歌舞伎で活躍するカメレオン俳優の9つの秘密

大ヒットドラマ『半沢直樹』での強烈な顔芸は言うに及ばす、映画、ドラマ、そして歌舞伎と、様々なフィールドで活躍するカメレオン俳優、香川照之。その俳優としてのルーツや、複雑な家庭環境で培われた人となりなど、9つの秘密をご紹介します。

1.実は、東大卒の高学歴!

フランス系カトリックの名門「暁星学園」に小学校から入学し、東京大学文学部社会心理学科を卒業していますが、先入観を持たれてしまうので、あまりそのことに触れてほしくないようです。

2.映画監督の行定勲とはADアルバイト時代の先輩後輩!

横浜にあるTBS「緑山スタジオ」で香川照之がADのアルバイトをしていた頃、アゴで使っていた後輩の新米ADが、後の行定勲監督で、監督と俳優という立場で仕事をすることになった時に「きっちり復讐された」そうです。

3.歌舞伎俳優としても活躍!俳優になった理由は?

香川照之は、最初から俳優を志していたわけではなく「俳優である親の七光を利用しない手はない」という打算のもと、何となしに俳優を始め、二十代は惰性で続けていたとか。

しかしキャリアを重ねて演技を磨き、2011年9月27日に「九代目市川中車」を襲名して、歌舞伎界にも進出することになりました。

4.Vシネ『静かなるドン』ではNGを連発された

Vシネマ『静かなるドン』出演時に、監督に100回NGを出されたことが、香川照之が演技というものに本気で向き合おうと決心したキッカケだったと語っています。

香川照之は、昼はサラリーマンで夜は極道という主人公「近藤静也」を、10年に渡って演じました。

5.熱狂的なボクシングファンで、解説者としても活躍!

現役時代の具志堅用高の試合を少年期に観て以来、試合観戦は元より、国内外の資料を収集する熱狂的なボクシングファンである香川照之は、解説ゲストに呼ばれた際に圧倒的知識を評価され、その後、解説者としても活躍しています。

6.抱えていた複雑な親子関係、父との確執

香川照之が幼少期に家を出ていった歌舞伎俳優である父を25歳の時に訪ねて行った際、「大事な公演の前にいきなり訪ねてくるなんて配慮が足りない」「あなたは私の息子ではない」と冷たくあしらわれ、長い間確執が続いていましたが、父の妻である藤間紫の手助けや息子の誕生により、関係は修復しました。

7.『坂の上の雲』では役作りのために17キロ減量

司馬遼太郎の同名小説を原作とする、2009年から足掛け3年にわたって放送されたNHKスペシャルドラマ『坂の上の雲』。

明治時代の伊予(現在の愛媛県)を舞台に、後に連合艦隊の参謀になる秋山真之と日本騎兵の育成に貢献することになる弟の秋山好古。そして、後に明治文学を代表する一人「正岡子規」となる正岡升の3人を軸とする物語で、結核と脊椎カリエスで痩せ細った正岡子規を演じるべく、(ボクシングに例えると)「二階級ぐらい落ちた」という、17キロの減量を香川照之は成し遂げました。

8.『流星ワゴン』では3役を巧みに演じ分ける

2015年の1月から3月まで放送された、行き詰まりと思われた人生を、時空を飛び越えて取り戻すドラマ『流星ワゴン』に出演した香川照之は、西嶋英俊演じる主人公「永田一雄」がタイムスリップした後に、同世代の「朋輩」として出会うことになる父親「永田忠雄」役をはじめ、難しい3役を巧みに演じ分けました。

9.海外映画にも出演するなど、海を越えて活躍している

その俳優活動の幅は海を越え、香川照之は中国の映画作品にも出演しています。

『鬼が来た!』

第二次大戦中の万里の長城付近に位置する山村を舞台に、日本兵と地元の中国人の触れあいと悲しみを描いた作品です。

通訳と共に村に匿われることになる日本兵「花村小三郎」を、香川照之が演じています。

『故郷の香り』

山村の村から北京に上京し、成功を収めて妻もできた主人公ジンハーが、十年ぶりに帰って来た故郷の村で、かつて好きだったヌアンと再会し、当時交わした約束を破ってしまったことを思い出す…という、抒情溢れる作品です。

ひねくれて嫌われる、ろう者の村人ヤーバを、香川照之が熱演しています。

『ジョン・ラーベ』

南京に侵攻してくる日本軍から市民を守ろうと奔走した「南京のシンドラー」こと、ドイツ人のジョン・ラーベを描いた作品です。

虐殺を命じた陸軍大将「朝香宮鳩彦王」を、香川照之が演じています。

その他にもアニメ映画『ゲド戦記』の声優に挑戦したり、トクホのお茶「ヘルシオ」のCMイメージキャラクターを務めたり、本を出版したりと、様々な分野で活躍する香川照之。更なる活躍に目が離せません!