2015年知られざる良作海外映画10選

2017年7月6日更新

『ジュラシック・ワールド』に『スター・ウォーズ』…大作が目白押しだった2015年。しかしそんなメジャー作品の陰に隠れた良作も多数ありました。米サイトWhatculture.comでは知る人ぞ知る2015年の良作を紹介しています。

1.マーク・ラファロが気難しい男になりきった!

Infinitely Polar Bear (原題)

躁鬱気味の男が2人の娘と生活することで妻を取り戻そうとするヒューマンドラマ『Infinitely Polar Bear』。ラファロの演技が絶賛されており、難しい役どころを体の動きや表情を使ってリアルに演じきっています。

2.ギャンブルに生きる男たちのロードムービー

Mississippi Grind (原題)

インディーズ映画界の新鋭ライアン・フレックとアナ・ボーデンの最新作、『Mississippi Grind』。2人の男が一攫千金を夢見てカジノへと繰り出すロードムービーです。ギャンブルに溺れて楽しく生きたいという2人はあまりにも無謀で危険ですが、その生き様こそが美しくもあるのです。

3.重いテーマ、でも芸術的

James White(原題)

20代の青年が家族の問題に直面して自滅的な道に進んでしまう葛藤を描いたこの作品。決してハッピーな気分になれる映画ではありませんが、カメラワークを含めたその芸術性の高さからサンダンス映画祭でも絶賛されました。

4.錯綜するストーリーにあっという間に引き込まれる!

swingby2355 イーサン・ホーク主演なのであんまり詳しい情報は知らずに観に行ったら、今年一番の衝撃作だった。確かにタイムパラドックス!理解が追いつかないまま進み最後にえぇ!!ってなる。卵が先か鶏が先か

イーサン・ホークが主演を務めたこの映画、タイムトラベルがテーマとなっており非常に難解だとの声もあがっています。同時に伏線が多数張られているので、まるで謎解きをしているような感覚を味わうことができ全編を通じて飽きさせないストーリー展開となっています。

5.時代は進んだ!アレを使って撮影された映画

Tangerine(原題)

全編iPhone5で撮影されたと巷で話題が広がっている『Tangerine』。その撮影方法はもちろんですが、ストーリーも高い評価を得ています。トランスジェンダーのセックスワーカーたちに焦点を当てた本作は、エネルギッシュで観る者に新しい時代を感じさせます。

6.後味が悪い、でもやめられない

The Gift(原題)

メジャーではないにも関わらず高い評価を得た『The Gift』。かつての同級生と再会したことで起こる奇妙な出来事に翻弄される男とその妻を描いています。次に何が起こるかわからない不気味な展開に後味の悪さを感じる人も多いようですが、そのスリリングな展開で観終わった時には頭から離れなくなっている可能性大です。

7.あのアニメが映画化!

pin_mc ずっと笑っていたし、ちょっと泣かされそうにもなったり終始面白い! 館内でもみんな声を出して笑っていて、難しこと考えずに観てて素直に感情が出てくるのがいいなぁって、ほっこり(^O^) セリフなしだけど動きや表情で表現されててそこもおもしろいなと思いました とりあえずショーンが愛らしい♡♡ 多分何回でもみれちゃう 大人も子供も楽しめる映画。 ぬいぐるみが欲しい

世界中で愛されるひつじのショーンが映画化。ショーンたちが牧場を離れて都会で大暴れすることになります。

ストップモーションアニメとしてディティールに凝った作りになっており、セリフなしでもキャラクターの表情や動きだけで楽しめます。

8.75歳の名コメディエンヌがイカしてる!

Grandma(原題)

孫の中絶費用を工面する祖母を描いた『Grandma』。コメディエンヌとして数々の作品で名演技を残してきたリリー・トムリンですが、孫のために奔走するおばあちゃん役はキャリア史上最高の演技とまで言われています。

9.家がなくなったら…苦難に立たされた男性の物語

ローンの支払いが滞ったために住む家を追われたシングル・ファーザーの主人公が再起をかけて奮闘するストーリー。払えなくなったから家を追い出されるという仕組みは不公平を通り越して犯罪ではないかと思わせる強烈なメッセージを秘めています。一部の人に都合よく作られている社会システムに批判を投げかけている作品です。

10.監督の力量に脱帽!

Victoria(原題)

ドイツ映画祭で金賞をはじめ主要部門を総なめにした『Victoria』。ビクトリアというスペイン人の少女がドイツ人の4人の少年と意気投合し、犯罪の片棒を担ぐことになってしまうというストーリー。

監督のセバスティアン・シッパーはそのカメラワークが絶賛されており、なんと138分ワンショットで撮影されているというから驚きです。この大胆な手法で舞台のベルリンが荒々しく威嚇的に表現されています。