まるで飛び出す絵本。3Dで観るべき映画『天才スピヴェット』感想・評価まとめ

2017年7月6日更新
「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネ監督が、ラルフ・ラーセンの冒険小説「T・S・スピヴェット君 傑作集」を、3D映画化し、話題の『天才スピヴェット』が、11月15日より全国公開されます。10歳の天才少年スピヴェットとヘレナ・ボナム=カーターら実力派のキャストが贈る、笑いと涙が飛び出す感動作。著名人からも絶賛の声が多く聞かれる本作を、いち早く鑑賞した人の感想、レビュー、クチコミをまとめました。

僕の居る場所を信じて・・・。

気持ちがバラバラになってしまった家族を元に戻そうと奮闘する、天才少年の葛藤や成長を描いた。米モンタナに暮らす10歳の少年スピヴェットは、天才的な頭脳の持ち主。しかし、時代遅れなカウボーイの父と昆虫の研究に夢中な母、アイドルになりたい姉という家族に、その才能を理解してもらえない。さらに弟が突然死んでしまったことで、家族は皆、心にぽっかりと穴が開いていた。そんなある日、スミソニアン学術協会から権威ある科学賞がスピヴェットに授与されることになる。家族に内緒で家出をし、数々の困難を乗り越えて授賞式に出席したスピヴェットは、受賞スピーチである重大な真実を明かそうとするが……。
引用:eiga.com

海外レビューサイトの評価は?

天才スピヴェット

英語圏の大手映画レヴューサイトRotten Tomatoesでは批評家の支持率は75%(平均10点満点中5.9点)、一般の支持率は90%(平均5点満点中3.6)。IMDbでも平均10点満点中7.1点と傑作とまでは言えないまでもそれなりの人気はあるようです。一足先に鑑賞した日本の皆さんの感想はどうでしょう。

飛び出す絵本のような作品

天才スピヴェット

35DH1 去年観た作品ですが、やっとここに登録されましたね。ジャン・ピエール・ジュネ監督初3D作品。原作に沢山あるあの挿絵(これがまた素晴らしい)を、見事に3Dで再現(特に地図)。ジュネ監督独特のマジカルな映像美に惹き込まれてしまいますが、単にそれだけではない逸品。とある事でワシントンに向かう事になった主人公スピヴェット君のロード・ムーヴィーなんですが、これがまた一筋ではいかないのですよ…それは観て頂くとして、ラストのスピヴェット君のスピーチに感動しますよ。程良い笑いと感動、ホロっと泣ける大事な宝箱にもでも仕舞っておきたいステキな作品(^^)

http://spivet.gaga.ne.jp/

映画「天才スピヴェット」(11/15公開)試写。「アメリ」監督の初3D作。予想以上によい!飛び出すアート絵本の如き美的クオリティに、天才少年の冒険と成長ストーリーをしっかり芯にしてある。ヘレナ・ボナム=カーターのお母さんぶりも素敵だ。
引用:twitter.com

『アメリ』で注目された、ジャン・ピエール・ジュネ監督の初3D作品。3Dの特性を活かした絵本のような楽しさと、映像の美しさ、観ていて心地よさを感じさせる感想が多く聞かれます。原作ある挿絵を再現しているところなど見どころが多いようです。

天才少年スピヴェットから見える世界

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マスコミ試写にて拝見しました!

もうね、シーンひとつひとつがアートでした。手抜き感というか、ここだけ見せることに労力を使おうみたいな部分がまったく無くて、すべてのシーンに奥行きとこだわりとワクワクを感じます。 さすがジュネ監督!!! 美術さん衣装さんバンザイ!!

本作は3Dで見なければだめ! スピヴェットの頭の中が飛び出てくる感じ、草原がさらさら波のように風に揺れる美しさ、子供の頃には見えていたものが、画面から飛び出してくる体験でした。

感傷的になりがちな弟の死というテーマ、家族、こういったメロドラマをアメリを思い起こさせる軽やかさとコミカルさで描くのが実にジュネ監督らしい!

めちゃんこオススメです!!!

引用:filmarks.com
主人公の少年のきれいな瞳から見る世界観でとても温かい気持ちになった。
引用:filmarks.com

本作で、泣いたという感想が多く聞かれます。主人公の天才少年スピヴェットから見える世界、子供の頃に、純粋に感じていた「何か」について思い出している印象があります。監督が仕掛けたマジックが潜んでいるのかもしれません。

実力派個性キャストの妙

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引用:www.gaumont.fr
ジャンピエールジュネの世界。T.S君の表情がぐっときますね。ジュネ映画おなじみの顔ぶれもあり、ドミニクピノンおじちゃんいい味だしてました。田舎の若すぎる天才君は都会で一体何を感じたのか。個人的にはパパのダンディさが好き。
引用:filmarks.com
映画「天才スピヴェット」(11/15公開)試写。「アメリ」監督の初3D作。予想以上によい!飛び出すアート絵本の如き美的クオリティに、天才少年の冒険と成長ストーリーをしっかり芯にしてある。ヘレナ・ボナム=カーターのお母さんぶりも素敵だ。
引用:twitter.com

主人公の天才少年スピヴェットのお母さん役に、『アリス・イン・ワンダーランド』や『ハリーポッター』シリーズに出演のヘレナ・ボナム=カーター。お父さん役に、『バタフライ・エフェクト』や『X-ファイル』シリーズに出演のカラム・キース・レニー など個性俳優が脇を固めており、ジュネ監督の世界感を引き立たせています。