2017年7月6日更新

なぜ?マンガ原作の映画が増え続ける3つの理由

2014年邦画実写版興行ランキング(11月現在)において、1位るろうに剣心 京都大火編、2位るろうに剣心 伝説の最期編、3位テルマエ・ロマエ㈼、4位ホットロード、5位ルパン三世とマンガ原作が上位を独占しているのです。他にもマンガ原作映画は増え続けているのです。その理由はいったい何なのでしょうか?

1.原作マンガがあると一定のファンがいるため最低限の売上を予測しやすい

製作費○億円!なんていうキャッチコピーの映画をみたことがある方も多いはず。当たり前ですが、映画製作はお金がかかります。キャスト陣、CG、セット、話題を呼ぼうとすればするほどに、費用はかさみます。

「ほとんどの映画が儲からない」なんて言わるのはそのためです。例えば、興行成績が10億円でも、半分の5億円は映画館側の収入になるので、半額から制作費を引いた分が純利益です。

ゆえに、原作がマンガであれば、少なくとも一定のファンがいるため、最低限の集客は見込めるというメリットがあるのです。映画製作は、金額が大きい分、多額の負債を背負わないというリスク回避のためにも、やはり安定感のあるマンガ原作を選ぶ傾向があるのでしょう。

2.効率が良いので原作マンガにお金が集中

制作費と別に費用がかかるのが、宣伝費。多くの宣伝費を得る為にはできる限り多くのスポンサーを見つける必要があります。

スポンサーとしても、より話題になる映画にお金をかけたいのは当然の事。スポンサーにとってもリスクが回避できる作品の方が、出資をしやすいというわけです。

加えて、リスク回避というだけでなく、『るろうに剣心』のように大ヒットする映画が多いというのも、効率が良くお金が集中する理由の一つです。

3.話題になりやすい!

良くも悪くも原作がマンガだと、マンガのキャラクターに思い入れが強いファンが多いため、実写版のキャストについて公開前からネット上で炎上に近い盛り上がりをみせる場合が多いです。それが否定的な意見が大半でも、宣伝効果ははかり知れないものがあり、話題性確保という意味では成功と言えるのです。

また、公開後もストーリーについて原作との違いを、多く語り合うサイトが生まれるなど、ただ「面白かった」などよりは、長く話題が続き、話題性が継続するというのも大きなメリットと言えるでしょう。