2017年11月16日更新

2015年にアメリカで公開されたトラウマになりそうなホラー映画15選

精神的な恐怖に迫るサイコホラー、恐ろしいモンスターが登場するホラー、殺人鬼が登場するホラー、2015年も様々なアプローチをしたホラー映画が多く誕生しました。今回は2015年アメリカで公開されたトラウマになりそうなホラー映画15選を紹介します。

1.ジョン・カーペンター作品を思い起こさせるホラー!?

田舎街の警察が舞台。車に轢かれた謎の男が現れたことで、町は混乱に陥ります。ブライアン・オマリー長編デビュー作『デス・ノート』はスタイリストかつ、美しいホラー映画です。

プロット、サウンドトラックなど、ホラー映画界の巨匠ジョン・カーペンターの初期作品『ジョー・カンペンターの要塞警察』へのオマージュは明らかです。

全ての登場人物がどこか狂気を帯び、残酷描写は容赦なく描かれています。

2.金縛りをテーマにしたホラードキュメンタリー!?

悪夢や金縛りに悩まされる男女8人にインタビューしたドキュメンタリー作品です。

金縛りは、睡眠中に頭は覚醒しているのに、動いたり、声を出したり出来なくなる症状で、幽霊、悪魔など恐ろしい体験を伴うケースが多いことで知られています。

大ヒットホラー映画『パラノーマル・アクティビティ』のドキュメンタリー版のような作品です。

3.2015年生まれのレトロホラー!?

交通事故で息子を亡くした中年夫婦が、新たな生活を始めるために引っ越した家には恐ろしい悪霊が棲んでいて……。

今作は低予算で製作された昔懐かしいレトロホラー映画です。物寂しく不気味な町の風景の撮影、キャストたちのパフォーマンスが高く評価されています。

イタリアホラー映画界のレジェンド、ルチオ・フルチの地獄の門三部作へのオマージュが捧げられています。

4.ネットいじめをテーマとした異色ホラー!?

ネットイジメを受けて自殺した少女をいじめた子供たちが次々に不可解な死を遂げていき……。

ネットイジメやオンラインハラスメントなど、現代を象徴する社会問題をテーマとしたタイムリーなホラー映画です。

奇抜なプロットながら、編集、映像が素晴らしく、真の恐怖をしっかりと提供してくれます。

5.あまりの恐怖に失神者が出たホラー映画!?

チャド・アーチボールド監督『Bite(原題)』

美しい花嫁ケイシーがプールで泳いでいる時に、虫に噛まれてしまいます。噛まれた痕は次第に悪化、ケイシーの姿形はすっかり変わってしまい……。

デイヴィッド・クローネンバーグの『ザ・フライ』を思い起こさせる作風です。エルマ・ベゴビックの熱演により、おぞましい姿に変身していくケイシーの恐怖、絶望を存分に堪能できます。

今作の試写で、あまりの怖さにふたり観客が失神したそうです。

6.食人族に囚われた人々の救出に向かうウェスタンホラー!?

S・クレイグ・ザーラー監督カート・ラッセル主演『ボーン・トマホーク(原題)』

カート・ラッセル演じる保安官が率いる4人が食人族に囚われた人々の救出へ向かいます。

カート・ラッセル、マシュー・フォックスなど、今作のキャスティングは完璧。保安官はカート・ラッセルならば、眠っていても演じることが出来る役でしょう。

映画ラスト45分になると緊迫感のあるウェスタンから、恐ろしいサバイバルホラーへと展開します。今作で目撃する恐怖はしばらく頭から離れることはないでしょう。

7.最後にどんでん返しが待つ、恐ろしく悲しいホラー!?

双子の母親が整形手術を受けて家に帰ってきました。しかし、包帯で顔を隠した母親の様子がどこかおかしく……。

ショットやストーリーが9歳の双子の視点であることが大きな特徴、目の前で起きる分かりやすい出来事よりも、トーンや雰囲気で恐怖を引き出すタイプのホラーです。

今作にはどんでん返しが待っているものの、それは簡単に予想できるかもしれません。しかし、新たなアプローチで描かれたラストは、恐ろしいほど悲しく、ラストショットは心に痛烈に突き刺さることになるでしょう。

8.イーライ・ロスが『食人族』をアップデート!?

mongorichop 怖い。生きたまま食べられるのは本当に嫌だなぁと思った。

自分が体験したら本当に嫌だけど、嫌だなぁというところで止めて、エンターテイメントとして成り立たせていて、すごいと思った。部族の作り込みもすごいなぁ。マジもんっぽいもん。怖いもん。

観ている間、ジッと座ってるのが難しくて、じりじりとイテテ、痛いなー痛いなーうおっちゃん!痛いってレベルじゃない!ぎゃーん!が体験できます。

こういう映画ってイケイケのスプリングブレイカーがやられるのが常だけど、今だと意識高い系もその対象なのも新鮮でした。 (そしていつの時代も、映画の中では童貞と処女は僕たちの味方で正義ということ!)

ドキドキしたけど、楽しめました

食人族が食べログ書いてたら、嫌だなぁ

学生グループの飛行機がアマゾンの真ん中で墜落、そこにいたのは人間を食す、食人族でした。

『ホステル』などで知られるイーライ・ロスがメガホンを取った今作は、食人族に囚われた生存者たちが、調理されて食されるまでを容赦ない描写で描いています。

9.2015年最高のホラー映画!?

____RiN____ ホラーはやだって言ってるのに!!!って散々駄々こねながらも、観ましたよ。ええ観ましたよ。震えあがりましたよ。なんだよクソ、映像がオシャレ〜とか、音楽が凝ってる〜とか、撮影技法がどうの〜とか、頑張ってる低予算〜、とか前評判で散々言うからさ、怖さの方はそうでもないのかな?って期待したじゃん、普通に怖いですよコレ…ああもうやだ、一人の夜道が嫌すぎる。あと悔しいけど映画としても大分上手いです。怖がらせながらも目が離せない引力が憎たらしい。

ただしかし、日本人に生まれてよかったなーと思ったのは、これ、同じ設定で日本の映画作家が撮ったら、多分もっと嫌な感じの強烈な怖い映画になりますよね?たとえば主人公が、田舎町の売春婦だったら?と想像したら、それに比べたら、このくらいなら帰れる!大丈夫!と思えたことです。 あと、ラストで少しだけ肩透かし食らったのもある。ここ決められたらわたしは多分暫く出歩けなくなりましたよ。あ、でもラストのあいつはなんなの?

ボーイフレンドとセックスをした後から、何かに憑りつかれるようになった19歳の女性ジェイ、解放される方法は誰かと肉体関係を持つことだけでした。

2015年アメリカで最大のヒットを記録したホラー作品の1本、低予算で製作されたものの、奇抜なプロットでカンヌ映画祭で絶賛されました。

今作はジョン・カーペンター『ハロウィン』などクラシックホラーから多大な影響を受けている作品ですが、美しいショットや素晴らしい音楽など、オリジナリティは全く損なわれていません。

10.サンダンス映画祭で絶賛された魔女狩りホラー!?

ロバート・エガース監督『ザ・ウィッチ(原題)』

17世紀ヨーロッパ、作物が枯れる、新生児が行方不明になるなど不吉なことが頻発、ある少女トーマスィンが魔女の疑いをかけられ..。

今作はサンダンス映画祭で絶賛された魔女狩りホラーです。会話、衣装、マナーなど17世紀ヨーロッパの時代考証に忠実な世界観が生み出すリアルな恐怖が特徴です。

全てのキャストが素晴らしいパフォーマンスを披露しているため、胃の痛くなるようなキリキリとした緊迫感が終始続きます。忘れ難い作品というより、トラウマ級の映画体験となるでしょう。

11.感動的な展開があるメタスラッシャー映画!?

whentheycry ホラー映画の世界の中に入り込んでしまった!というコメディ・ホラー。 僕の大大大好きな『ブラッディ・スクール』が好きならオススメとあったので鑑賞してみたら意味のあるストーリーだったのと思ったよりぶっ飛んで無かったので少々期待はずれ。

ただ、ヒューマンドラマがしっかり描かれていてホロリと来ちゃうので変な先入観が無ければ楽しめたかも!

今作はメタスラッシャー映画です。しかし、監督は今作を往年のホラークラシックへ捧げたオマージュ映画にする気はなかったようです。

監督のトッド・ストラウスは映画の中の映画というギミックにあまり頼らず、スタイリッシュな映像や、後に明らかになる感動的展開があるプロットなどに重きを置き、素晴らしいホラーコメディに仕上げています。

12.『シックス・センス』のシャマランが見事カムバックを果たしたホラーコメディ!?

Ayano_Jinnouchi これを見てからわたしの中でホラーコメディという新しいジャンルが確立しました。 エスター的な怖さはあるものの、声を出して笑っちゃうシーンが幾つもあって不謹慎だけどすごく可笑しいです。友達と見て笑いを共有するのがおすすめです。

『シックス・センス』で大ブレイク後、数多くの失敗作を生み出してきたM・ナイト・シャマランでしたが、低予算で製作した今作で再び評価を上げています。

時に不気味、時にバカらしく、時に可笑しい、『ヴィジット』は映画本来の楽しみ方を改めて思い出させてくれるような素晴らしい作品です。

13.16歳の少女マリーが狼少女に変身するホラー!?

ある日、ティーンエージャーの少女マリーは身体に異常を感じる、その後どんどん身体がコントロール出来なくなり、狼少女へと変貌を遂げてしまう。

狼少女に変貌を遂げる主人公の少女は野獣としては描かれていません。疎外感を抱える、どこにでもいるような少女として描かれていることがひとつの特徴です。

14.美しい女性が恐ろしいモンスターに変身!?

whentheycry 父親と母親を立て続けに無くしたアメリカ人青年のエヴァンは気分を変えるために単身イタリアへ旅行に行く。旅先の小さな港町で美しい女性ルイスに一目惚れ。最初は遊ばれるだけだったがエヴァンの必死のアタックが実り2人は恋人のような中になるが、ルイスは2000年を生き、モンスターに変身するという体質の持ち主だった。

邦題からすると安いB級映画の感じもするけどモンスターのシーンも安っぽくない。 イタリアの小さな港町を舞台にしているけど燦燦と降り注ぐ太陽は出て来ず、オシャレ映画でもない。 ストーリーも淡々と進むけど特にラストが愛を超えて有限である人生の素晴らしさを説くとても美しいハッピーエンドで凄く好き。 派手な演出があるわけじゃないけど僕の中であのハッピーエンドは記憶に残り続けると思います。

母親が死んで以来、抜け殻のようにヨーロッパを旅していたエヴァンはイタリアでミステリアスな女性、ルイーズと出逢います。ルイーズは美しい姿とは別に、モンスターのような姿に変身する女性で……。

ダークなおとぎな話のようなプロットながら、説得力のあるモンスター描写によって、安っぽいB級ホラーとは一線を画しています。

15.現代に生きるヴァンパイアを描いたモキュメンタリー!?

fuyu なぜかドキュメンタリー映画を作っている同居生活中のヴァンパイア達。

人間を食料と割り切ってるのは間違いなくヴァンパイアなんだけど、憎めないおっさんなんだよね。

短いし、黒い小笑いがいい感じです。

現代社会で生きるヴァンパイアの日常をドキュメンタリータッチで描いた作品です。

ゴア描写とヴァンパイアたちが直面するカルチャーギャップなどコメディのバランスが上手く取れています。『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』は2015年を代表するホラーコメディです。