2017年7月6日更新

朝ドラ初の外国人ヒロイン「マッサン」のエリーが人気!

マッサン

NHKの2014年度後期連続テレビ小説「マッサン」。大正時代、ウイスキーづくりに情熱を燃やしスコットランドに渡った亀山政春は、そこでスコットランド人女性のエリーと結婚し、帰国します。日本でのウイスキー造りに情熱を燃やす男と、激動の時代に彼について日本に渡った妻のエリーを主軸に、夫婦と彼らにまつわる人々の姿を描きます。

目次

「マッサン」の視聴率が好調、ヒロイン・エリーにも関心が高まっている

2014年度後期の連続テレビ小説「マッサン」は、実在した夫婦をモデルにした基本設定や連続テレビ小説初の完全外国人ヒロインなど異色の要素がウケてヒットしており、視聴率もうなぎ登り。

特に大阪弁を喋り、異国の地で夫を支えながらも必死に、あるいはコミカルに過ごすヒロインの「エリー」は注目を集めています。タイトルの「マッサン」とはエリーが夫の政春をこう呼ぶことに起因しています。

大阪弁と明るくコミカルな仕草、そして夫をマッサンと呼び支える姿は視聴者の男性のみならず女性の心をも鷲づかみにし、エリーかわいい!の感想の声も多く聞こえるようになりました。

エリー役のシャーロット・ケイト・フォックスってどんな人?

シャーロット・ケイト・フォックスは元々ミュージカル方面で活躍している女優であり、代表作は「シカゴ」。公演では主演を勤めたこともある、実力のある女性です。

日本語は全く話せないシャーロット・ケイト・フォックスですが、オーディションの際には日本語セリフを情緒豊かに感情を込めて演じ上げたことと、卓越したコメディセンスを見せたことからヒロイン役に見事選ばれました。

シャーロット・ケイト・フォックスは1985年8月14日生まれ、身長は167cm。彼女の両親はヒッピー(固定的な価値観や観念に縛られずに行動し、自由を謳歌することを信条とした人々)で、小さい頃はテレビすらない生活であったといいます。

祖母は「マッサン」のエリーと同じくスコットランド出身、彼女自身は現在ノースカロライナ州在住であり、既婚者です。

実在の人物でありウイスキーの父とも呼ばれる竹鶴政孝とその妻リタがモデル

マッサンの亀山政春・エリー夫妻は実在の人物である竹鶴政孝・リタ夫妻がモデル。

亀山政春はニッカウヰスキーの創業者であり、日本においてウイスキーの道を開拓し普及させた功労者です。そのため「日本のウイスキーの父」とも呼ばれています。

エリーは竹鶴政孝の妻・リタ(本名ジェシー・ロバータ・カウン)がモデルであり、スコットランドにて医師の長女として生まれました。

政孝と出会い結ばれたが、リタのためにスコットランドに残ってもいいと言った政孝に、「わたしたちは……スコットランドに留まるべきではありません。日本へ向かうべきだと思います」と答えて肩を押しました。

そして竹鶴リタとして日本に渡ったりましたが、当時の日本は激動の時代であり、リタに対する風当たりもきついものでした。中には彼女をスパイとして疑う者もいたと言います。

しかしリタはそんな世情にも負けず明るく溌剌と過ごし、夫や周囲の人々を支え続けました。日本人になりたいと願い、日本のことを熱心に学ぶうちに彼女の心は日本人よりも日本人らしくなったんだとか。

「マッサン」のエリー人気の秘密は、こうしたリタの明るさや健気さから由来しているものなのかもしれません。