園子温監督作品おすすめ映画16選

2017年10月30日更新

園子温は若いころから、その溢れんばかりの才能で映画を制作し続けてきました。今回はその独特な世界観で多くの映画ファンを魅了してきた園子温おすすめ作品16選を紹介します。

鬼才・園子温監督おすすめ映画!

狂気的な愛の世界やエロス、バイオレンス、そしてグロテスクで猟奇的な描写など、どれも刺激たっぷりの園子温監督作品。 過激で衝撃的なストーリーや世界観は、一度ハマると抜け出せなくなり、役者の中にも熱狂的なファンが多数。鬼才、天才の名を欲しいままにする園子温監督のおすすめ映画について紹介します。

1.集団自殺をテーマとした『自殺サークル』(2002年)

ある日、女子高生54人が手を繋いだまま駅のホームに飛び込んで死ぬという衝撃的な展開から始まる映画『自殺サークル』。今作は当時話題となった集団自殺を題材に取り扱った作品で、ちょっぴりダークなテイストがあります。

2. 少し過激な世界観を描いた『Strage Circus 奇妙なサーカス』(2005年)

Marimo 考えさせられる、というより何を考えればいいのかさえ分からない深い映画。
MERC 江戸川乱歩を彷彿とさせるシーンが多数あって、 園さんはやっぱり文章の人なんだと思いました。 過激でバイオレンスな作風という印象が強いけれど 園さんはいつでも愛について、 特に「家族」に対しては一層真摯に描いている気がします。 そして、ミツコさんいつもありがとう。

ある少女が父親に抱かれ、それを知った母親が嫉妬し虐待するという、インモラルで過激な作品。虐待を繰り返す母親を少女が階段から突き落として・・・というところから物語は動いていきます。

3.本当と嘘の家族が交じり合う『紀子の食卓』(2006年)

Daiki_Kinoshita 脚本監督:園子温 2006年公開

主にモノローグで構成されていて、 本当の自分とは何か考えさせられる。

終盤の姉妹の部屋を父が再現した時の不気味さこもる演出がとても印象的で好き。

kanna_1217 吉高由里子の演技がよかったです。今の演技とはちがい、人間らしさがすごく出てる気がします。

ある家族の女子高生、紀子は両親の束縛を快く思っていませんでした。そんなある日、インターネットで「廃墟ドットコム」という掲示板を知り、それにはまり、最後は家出してしまいます。 実は今作、上で挙げている『自殺サークル』のノベライズと繋がっており、その後の世界が舞台となっています。ただ、正式な続編ではなく、今作のみでも十分に楽しめるので安心してください。

4.園子温監督の23作目の作品『愛のむきだし』(2009年)

Tomochika_Nakano 宗教、変態、愛、アクション、長セリフ、カメラワーク、青春、バイオレンス、アイドル映画、すべてが描かれた作品。四時間の大作なのにも関わらず全く飽きない。生涯ベスト映画。
pikkapikkarun27 長~い映画だったけど、面白い!

満島ひかりが眩しすぎる~

監督自身が過去に盗撮のプロから聞いた実話を元に制作された今作。R-15指定作品という事もあり、少し際どいキーワード等が随所に出てきます。

5.園子温監督が亡き父への想いを描く

2009年に公開された『ちゃんと伝える』は、園子温監督が、父への思いを込めてメガホンを撮った作品です。AKIRAの初主演映画で、奥田瑛二と親子役を演じました。 父・徹二(奥田瑛二)が病に倒れ、これまで向き合うことができなかった時間を埋めようと、息子の北史郎(AKIRA)は釣りを計画します。毎日のように父を見舞い、伝えられなかったことを「ちゃんと伝える』ために、父との関係を取り戻して行きます。父の容態も安定し、安心した史郎を胃痛が遅い、検査を受け、彼も父と同じ病院に診てもらうことになります。 医師が史郎に告げたのは、ガン宣告でした。父よりも悪い状態で余命もわずかというような状態です。まったく予期していなかった出来事にひどくショックを受ける史郎。父に伝えることはもちろん、結婚を意識している恋人の陽子(伊藤歩)にも話すのをためらってしまいます。

6. 「家賃3部作」シリーズの第一作目『冷たい熱帯魚』(2010年)

sajoudolphin エログロがここまで最高のエンタメになるとは思いませんでした。かなり構えて観始めましたが、引き込まれます。質の良いブラックジョークのよう。こういう笑いもありです。
homaremania 何にもストーリーとか事前に知らずに見たから終始何が起こるのかハラハラだった。胡散臭さが服を着てるような親父と知り合って娘預けて嫁寝取られて、しまいには、で笑った。この話が事実に、もとづいてるってのがすごい

今作は小さな熱帯魚店を営んでいる主人公の家族が、同じく熱帯魚店を営んでいる男と知り合って巻き込まれていく物語となっています。1993年に起こった埼玉愛犬家連続殺人事件をベースとしたホラー映画であり、またグロテスクな要素も相まってR-18指定となっています。

7.こちらは「家賃3部作」の二作目『恋の罪』(2011年)

Marie_Hirano 凄まじく、ぞくぞくするシーンが2.3個あった。 お茶会のシーンは完全にイカれてます、 良い意味で! それだけでも今の日本映画としては立派だと思う。

強烈な性描写やスキャンダラスな内容にばかり 目を奪われがちだけど、意外にも見終わった後、 とても懐かしく古風な印象をうけた。

思えば昔の日本映画、日本の映画が世界の 先端を走っていた頃、抑圧された生活のなかで 発散される性や情動に直面し、精神と肉体、 欲望、愛、情念とは何か…そういう本能的な 現象にとことん向き合ってきたのが 日本映画だった。 そんなエネルギーを、感じることができた 作品でした。

水野美紀のヘアヌードがあるということでも注目を集めていた今作。 始まりにラブホテル街のそばに建つアパートで死体が発見され、それを水野美紀演じる女刑事が追っていきます。そして、2人の女性と知り合うことから真相が・・・というのがあらすじです。

8.原作はマンガ!『ヒミズ』(2012年)

Pit7775Pit 演出力と世界観が素晴らしい。今までの観てきた邦画TOP3に入る。主演の演技がかなり良く、完全に引き込まれた。
kxmou なんだかんだ3回目だけど引き込まれた。 園子温で一番好きかも。 観る人を選ぶ映画だし、その人のその時の状況を選ぶ映画でもあると思う。 傷ついて立ち直れない人に見て欲しい映画。 終始流れるレクイエムがすごく良い。 ラストシーンも最高。

原作は古谷実による同名マンガで、園子温監督もファンとのこと。染谷将太と二階堂ふみが主演で、二人の高校生の人生を狂わせる事件が起きることから物語は動き始めます。

9.大震災が原因で起こった原発事故!3.11が思い出される!

大震災が原因で起こる原発事故の恐怖を描いた『希望の国』では、近未来に起きた大震災による原発事故を通して、3.11の原発問題を浮き彫りにします。園子温監督が初めて原発問題を描いた作品として大きな話題となりました。 長島県で発生した大地震は、原発事故をも引き起こし、県内で酪農を営む小野泰彦(夏八木勲)の自宅周辺は警戒区域の境界線となってしまいます。原発から半径20キロのギリギリの範囲外である小野宅。彼らは隣家の住人たちが避難をしても、その場に残ることになりました。 やがて、警戒区域の範囲は拡大し、小野家の皆も避難を余儀なくされました。なれない土地での生活や仕事に消耗していく小野家の人々。果たして彼らはもう一度希望を取り戻すことはできるのでしょうか。

10.今度は一風変わったコミカルチックな映画『地獄でなぜ悪い』 (2013)

melancholix666 ぐるっと回ってそう来るか〜!・・マイナー系の内容の映画?と思ってみると期待以上に面白かったです
Tomochika_Nakano 園子温流ヤクザ映画!ごった煮バカ映画! 怒濤の後半が最高に狂気だった!

こちら、決してコメディ映画ではありませんが、登場する人物がおもしろおかしく、お馬鹿な展開になっていくのは笑わずにはいられません。星野源演じる青年が、自分の娘をデビューさせようとするヤクザの父親に映画監督に間違われたり、そこにライバル組長がやってきてさらに話がややこしくなるなど、肩の力を抜いて楽しめる作品になっています。

11.トライブと仲間に全てをかける若者たち!(2013)

井上三太による漫画『TOKYO TRIBE2』を原作とする実写化作品がこちらの映画『TOKYO TRIBE』です。架空の街・トーキョーでそれぞれのトライブを率いる若者たちの熱い姿とドラマを描きます。 トーキョーはさまざまなトライブが支配する危険な街。その中のひとつムサシノSARUは、海(浪川大輔)が仕切っていました。しかし海は、敵対するトライブのブクロWU-RONZから狙われています。海の前にムサシノSARUのリーダーを務めていたテラ(佐藤隆太)は、ブクロWU-RONZのメンバーに殺害されたという過去もあり、対立する二つのトライブの抗争はさらに激化していくのでした。