ぼっち女子が孤独老人を拉致監禁。狂気のサイコ映画『グレイトフルデッド』

2017年7月6日更新
昨今では深刻な社会問題となっている独居老人。今作は、その孤独な老人と、孤独な老人をウォッチングすることを趣味とする若い女性との死闘を描くブラックコメディ。暴力、レイプなど過激な要素ばかりの映画『グレイトフルデッド』の魅力!?問題!?な要素をピックアップしました!

若い女性が老人男性を監禁し、無理矢理に犯す

孤独ウォッチングを趣味とするナミは、孤独な老人である塩見三十郎のこともウォッチングしていた。 しかし美しく若い女性との出会い、彼女の存在などで活力を取り戻していく三十郎に対し歪んだ愛情すら抱くようになったナミは、三十郎を監禁して無理矢理にバイアグラを飲ませ、犯してしまう、というショッキングなストーリー。

若い女性からの老人男性に対するレイプなど、驚愕するようなシーンが克明に描かれているとのこと..。

包丁、ハンマーなど過激なシーンがヤバイ

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往年の名作『ミザリー』のように、今作もまた過激な暴力表現が。三十郎に対して歪んだ愛を持つナミと、彼女と死闘をしてでも逃げ出そうとする三十郎の戦いはまさに必見。

その暴力表現の道具も包丁やハンマー、意外なところで塩など、リアルな生活の片隅にあるようなものばかり。ブラックコメディとはいえグロテスク・ゴアシーンは多いので、見る際には要注意です!

しかも老人役は名脇役の笹野高史

笹野高史

笹野高史といえば、名脇役の名も高いベテラン俳優。山田洋次監督の映画には欠かせない役者であり、時代劇には必須とも言える存在。『男はつらいよ』シリーズで知られる渥美清の数少ない芸能関係の友人であり、同映画にも多く出演しているのです。

そんな笹野高史を主演に迎えたこの映画は、基本的にどんな依頼も断らないというスタンスの笹野高史ですら「最初は一瞬だけ躊躇いたしました」と言わしめたほど。しかし「今回ほどガツンと一発食らったような、刺激的で面白いじいさん役は初めてでございます」とも語っていて彼の新境地が観れるかも..。

孤独老人問題や高齢化社会が背景に。

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現在、少子高齢化が加速し、「独居老人」と言われるひとり暮らしの孤独老人問題や孤独死問題が深刻化。そんな今の社会を下敷きにして作られたのが『グレイトフルデッド』。上映劇場が少ないのが残念ですが、ちょっと、いやかなり気になる作品です。