ディズニー&マーベル最恐の悪役キャラクター20選

いつも、脚光を浴びるのは正義の味方やヒーローたちですが、平和を脅かす悪者、ヴィランたちの中にも魅力的なキャラクターはたくさんいます。今回はディズニー&マーベル最恐ヴィラン20選を紹介します。
目次
- ディズニー映画最恐ヴィラン10選!?
- 1.シア・カーン『ジャングル・ブック』(1967)
- 2. ジャファー『アラジン』(1992)
- 3.コーチマン(『ピノキオ』)(1940)
- 4.トレメイン夫人『シンデレラ』(1950)
- 5.邪悪な女王『白雪姫』(1937)
- 6.ハンス王子『アナと雪の女王』(2013)
- 7.アースラ『リトル・マーメイド』(1989)
- 8.クルエラ・デ・ビル『101匹わんちゃん』(1961)
- 9.スカー『ライオン・キング』(1992)
- 10.マレフィセント『眠れる森の美女』(1959)
- マーベル最恐ヴィラン10選!?
- 11.ウルトロン
- 12.ダーク・フェニックス
- 13.サノス
- 14.バルカン
- 15.ギャラクタス
- 16.ビヨンダー
- 17.アニヒラス
- 18.アポカリプス
- 19.マグス
- 20.ドクター・ドゥーム
ディズニー映画最恐ヴィラン10選!?
まずは、ディズニー映画史上最も邪悪なヴィラン10キャラクターを紹介します。
1.シア・カーン『ジャングル・ブック』(1967)
獰猛なベンガルトラのシア・カーンはジャングルの動物たちから恐れられている存在です。
子供の頃のトラウマによって、人間に対して激しい憎悪を持っています。カーンは無慈悲に動物たちを殺す獰猛な部分もありますが、マナーやエチケットを重んじるキャラクターです。
シア・カーンはトラの姿をしたハンニバル・レクターと言えるかもしれません。
しかし、銃、火、人間の使う道具など、明らかな弱点があるヴィランでもあります。
2. ジャファー『アラジン』(1992)
盗み、誘拐、殺し(おそらく)など、自らの計画を遂行するためなら、躊躇なく行う男、それがジャファーです。
アグラバーで二番目の権力を持ちながら、その地位に全く満足することなく、時に、催眠術や魔術を使い、王位の座を狙います。
しかし、知力、求心力、崇高さに欠け、ジェファーはとても王の器ではありません。もし実力があれば、魔法のランプ(ジーニー)に頼ることもなかったでしょう。
また、ジェファーは狡猾で悪知恵がはたらく策略家ですが、計画の詰めが甘いという致命的な欠点があります。
3.コーチマン(『ピノキオ』)(1940)
コーチマン(馬車男)は家出をした子供たちを言葉巧みに誘惑し、怪しい遊園地へ連れていきます。
誘惑に負け、連れ去られた子供たちは、ロバへと変えられてしまうのです。
おそらく、子供たちは10歳にも満たない年齢だったはず、彼らの恐怖は想像を絶するものだったはずです。そして、ロバにされた子供たちは奴隷として売られていきます。
サディスティックでモラルを欠いたコーチマンはディズニーアニメ史上最も恐ろしいヴィランのひとりです。
4.トレメイン夫人『シンデレラ』(1950)
トレメイン夫人というより、邪悪なまま母としてお馴染みのキャラクターかもしれません。
魔女、悪魔、妖精ではないため、トレメイン夫人は魔術を使えません。サイコパスでもなければ、特に巨大な権力がある訳でもありません。(自宅以外!)
しかし、トレメイン夫人はディズニー映画史上最も邪悪なヴィランのひとりです。長年の間、奴隷のようにシンデレラをこき使い、罵倒し、精神的、体力的に極限まで追い詰めていました。
さらに、性根のくさった娘たちを従えていたこともあり、たちの悪さが倍増しています。髪型の最恐さはディズニーヴィラン史上ナンバーワンかもしれません。
5.邪悪な女王『白雪姫』(1937)
ディズニー長編映画第一作『白雪姫』の中にも、もちろん、恐ろしいヴィランが登場しています。
邪悪な女王の若さや美に対する異常な執着によって、何の落ち度もない美しい白雪姫は多大な被害を受けることになります。
狩人に、白雪姫の心臓を切ってを持ち帰るように命令を下すなど、サイコパス度はかなり高めです。また、邪悪な女王は権力をモチベーションとしていない、数少ないディズニーヴィランです。
毎日、邪悪な女王の愚問に答え続けていた魔法の鏡は一番の被害者かもしれません。
6.ハンス王子『アナと雪の女王』(2013)
ハンス王子が、最も最低なヴィランや最もまぬけなヴィランではなく、最恐ディズニーヴィランリストに入っていることを意外に思うかもしれません。
しかし、ハンス王子のたちの悪さはディズニーヴィランの中でトップクラスです。
『アナと雪の女王』の脚本家のひとり、ジェニファー・リーは、ハンス王子がソシオパスであることを認めています。彼は、己に利益をもたらす人以外には全く興味を持ちません。
ハンス王子は欲しいもの、地位を得るためには躊躇せず嘘をつき、必要ならば、人も殺してしまうことでしょう。
7.アースラ『リトル・マーメイド』(1989)
半分人間、半分タコの姿をした魔女アースラは、見た目からしてトップクラスに邪悪なヴィランです。
人の弱みにつけ込むことが得意で、何かと言えば非道な契約を交わさせ、意のままに人々を操る狡猾さを持ちます。
クライマックス、トリトンのトライデントを手に入れ、巨大化する場面はディズニー映画史上最も恐ろしい瞬間のひとつです。
8.クルエラ・デ・ビル『101匹わんちゃん』(1961)
クルエラは魔術を操ったりするタイプのヴィランではありませんが、性格や道徳観に致命的欠陥があるキャラクターです。
彼女の目的はただひとつ、ダルメシアンを盗み、殺し、皮を剥ぎ、毛皮のコートを作ること。
映画終盤、逃げ出したダルメシアンたちを必死になってクルエラが追う場面は、常軌を逸した眼、逆立った髪など、人間の域を超え、魔女より数倍恐ろしい姿に変身していました。
9.スカー『ライオン・キング』(1992)
スカーはシェークスピアの戯曲に登場するようなヴィランです。
スカーによって、王ムファサは殺され、息子シンバは無実の罪でプライドロックを追い出されてしまいます。綿密に企てた陰謀は筋書き通りに進み、スカーはプライドロックの王となります。しかし、その後の計画もしっかりと立てておくべきでした。
狡猾で、プライドが高いだけのスカーはもちろん王の器ではありません。成長したシンバに敗れ、スカーは悲惨な死を遂げることになります。
スカーは王位に就くまでの筋道は分かっていても、真の王様になる方法は知らなかったようです。
10.マレフィセント『眠れる森の美女』(1959)
王女の誕生日会に招待されなかったことを、心底根に持ち、卑劣な呪いまでかけてしまうマレフィセントは恐ろしく、嫉妬深いキャラクターです。
マレフィセントのパワーがあれば、オーロラを殺すことなど、容易いことだったはず。それにもかかわらず、マレフィセントはオーロラを16歳まで生かした後、呪い殺すという回りくどい方法をとりました。
マレフィセントにはドラゴンに変身する最終手段もあるだけに、敵にすると、いろんな意味で一番恐ろしいヴィランかもしれません。
マーベル最恐ヴィラン10選!?
続いてマーベル最恐ヴィラン10選を紹介します。
11.ウルトロン
人工知能のウルトロンは『アベンジャーズ・エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)で一躍知名度を上げたキャラクターかもしれません。アップデートして、自ら力を増大させていくため、倒すことがとても困難なヴィランです。
12.ダーク・フェニックス
ジーン・グレイが多量の放射線を浴びたことで生まれたキャラクター、ダーク・フェニックス。自分でコントロールできないほど強力なパワーを誇るため、最後は自ら命を絶つことになります。
13.サノス
映画では『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』などでお馴染みのキャラクター、サノスは強靭なフィジカルやサイキック能力によって、幾度となくマーベルヒーローたちを葬ってきました。
14.バルカン
『X-men』サイクロプスの弟バルカンはエナジーを様々なフォームに転嫁できるなど、三兄弟の中で最もパワフルなキャラクターかもしれません。
バルカンはサイクロプスのビームをはね返し、ミュータントたちの能力を吸収することさえ出来るヴィランです。
15.ギャラクタス
『ファンタスティック・フォー』のヴィランとして生まれたキャラクター、ギャラクタスは、テレポート、トランスフォームする能力に加え、生命を生み出したり、生命を甦らす能力さえあります。
16.ビヨンダー
ビヨンダーはミュータントでも、エイリアンでもなく、全てを超越した存在です。破壊、再生を意のままに操り、好奇心を満たすために、ヴィランとヒーローたちを競技場で戦わせたことがあります。
17.アニヒラス
貧弱な虫から進化したアニヒラスは、ファンタスティック・フォーからアベンジャーズまで、ほとんどのマーベルスーパーヒーローチームの脅威となったヴィランです。
18.アポカリプス
マーベルユニバースにミュータントが現れる5000年前、すでにアポカリプスは存在していました。X-men最大の敵であるアポカリプスは、パワー、スピード、など身体構造を自在に操る能力があります。
19.マグス
最も完璧な人類のヒーローとして知られるアダム・ワーロックがダークサイドに堕ちたキャラクター、マグスは限りないパワーを誇り、マーベルユニバース最恐ヴィランのひとりです。
20.ドクター・ドゥーム
ドクター・ドゥームはマーベルコミックの中でも、特に人気が高く、そして恐ろしいヴィランとして知られています。
超能力はないものの、超人的な知能と科学の知識で、マーベルヒーローたちの前に立ちはだかってきました。