夏木マリ、実は清純派アイドルとしてデビューしていた?!怒涛の半生をひも解く10の事実

2017年7月6日更新

再デビューを経験?曲が大ヒットも過労で入院?デビューから不遇の時代続きだった夏木マリ。現在の女性が憧れるカッコいい女の代名詞になるまでに至った経緯とは何なのか?夏木マリの怒涛の半生をひも解く9つの事実をご紹介します。

1:若い頃は本名の中島淳子で歌手活動をしていた夏木マリ

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出典: www.asahi.com

夏木マリは1971年19歳の時に本名の中島淳子名義で歌手として芸能界入りしました。夏木マリは大ファンであったジャニス・ジョプリンのような曲を歌いたかったのですが、当時は希望が受け入れられず清純派アイドルとしてデビュー曲『小さな恋』を発表しました。

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しかしデビューはしたものの大舞台でのスポットライトが当たることはなく、キャバレー回りの不遇の日々をを過ごすこととなりました。その後全く売れることがなく2年が経過した時に、現在の夏木マリ名義で再デビューとなったそうです。

2:『絹の靴下』が大ヒットするも、過労で倒れる

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路線を変えてセクシー歌手夏木マリとして再デビューした際に『絹の靴下』を発表しました。『絹の靴下』は阿久悠の作詞とイントロや間奏で見せるフィンガーアクションが話題となり、デビューからの不遇の時代が嘘のような大ヒットに。

大ヒットを受けて各局の歌番組に分刻みで出演をするなど多忙な毎日を過ごしていましたが、ある日突然過労が原因となり倒れてしまいました。病名は血液中の鉄分が極度に減少する難病である低色素性貧血です。一時は命も危ぶまれるほどになり、やっとの思いで人気に乗り始めた大事な時期に3ヵ月間の長期入院生活を余儀なくされました。

体調が回復して芸能界に復帰した時には時すでに遅く、長期間メディアから離れていたことで仕事が激減してしまい、ついには再びキャバレー回りの生活に逆戻りしてしまいました。

3:不遇の8年が続き、ある時演劇の道へ

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華々しい表舞台での仕事が減っていくことで、ストリッパーが踊る現場で歌う仕事が増えていくことになりました。そこで観客として来ていた演劇業界の人間と出会い、夏木マリは舞台に出演をしていくことになります。演劇の世界が夏木マリの感性と合っていたこともあり、みるみると演劇に魅了されていったそうです。ただその演劇の世界に本気になっていくにつれ、夏木マリは下積みなく誘われて始めた仕事に葛藤を持ち始めていました。

4:単身でニューヨークへ渡り、後に「印象派」を発表

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1990年自分を見つめ直すため単身ニューヨークへ演劇を学びに行くことを決意しました。ニューヨークで観た本場の演劇に刺激を受けた夏木マリは、自ら何かを発信してみようと1993年に舞台「印象派」を始めました。企画・構成・演出・出演を夏木マリ1人で手掛け、後に代表作品・ライフワークとなっていきます。「印象派」は海外にも進出して、フランス・イギリス・ドイツ・ポーランドの各国で大喝采を受けました。

5:ジブリ映画『千と千尋の神隠し』では怪演で話題に

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夏木マリは舞台を皮切りにドラマや映画と着々とキャリアを積み上げていきました。その中でも特に話題となったのがスタジオジブリの宮﨑駿監督作品『千と千尋の神隠し』の湯婆婆です。主人公ではないにも関わらず、夏木マリの怪演が見事にハマり脅威の存在感だったと世間から大評判になります。

『千と千尋の神隠し』は興行収入300億円を超え、日本歴代興行収入第1位を記録しております。さらに2002年にはアカデミー長編アニメ映画賞を受賞しました。

6:ブルースバンド『GIBIER du MARIE』を結成

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2006年に夏木マリはブルースバンド『GIBIER du MARIE』を結成します。メンバーは夏木マリ(Vo)斎藤ノヴ(Perc)久米大作(Key)樋口晶之(Dr)ichiro(Gt)高橋"Jr."知治(Bass&Harmonica)の6名です。

『GIBIER du MARIE』は「野獣とマリ」という意味であり、夏木マリ中心のバンドでした。『GIBIER du MARIE』は2枚のアルバムを発表しています。

このバンドで夏木マリは運命的な相手との出会いを果たしています。

7:斉藤ノヴと交際、結婚へ

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出典: laughy.jp

2007年に夏木マリは『GIBIER du MARIE』のメンバーでもあり、日本を代表するパーカッショニストの斎藤ノブとの交際が明らかになりました。交際発覚後、夏木マリと斎藤ノブは婚姻届を提出しない形での結婚を発表しました。これは入籍に拘らないフランスを参考にした夏木マリとしての結婚の形だったそうです。

数年後の2011年に東北大地震をきっかけに意識が変わった事で、婚姻届を提出をしており正式に籍を入れて結婚をしております。

8:日本アカデミー賞助演女優賞に2度ノミネートされる

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夏木マリは日本アカデミー賞助演女優賞に2度ノミネートされています。

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1度目は1985年開催の第8回に『北の螢』『里見八犬伝』の2作でノミネートされました。両作品共に夏木マリは大胆なヌードシーンを演じ、世間を騒がせます。

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出典: taisy02.com

2度目は2003年開催の第26回に『ピンポン』でノミネートされています。窪塚洋介演じる主人公ペコの師匠としてスパルタ教育する演技が好評を得ました。

女優として演技も評価される彼女はその他にも数々のドラマ・映画に出演しています。

9:活躍の場は書籍にまで及ぶ夏木マリ

夏木マリ

出典: openers.jp

夏木マリは2016年の今までに、著書を5冊出しています。どの本も彼女の目指すかっこいい生き方や理想の女性像を描いています。彼女の型にはまらない自由な生き方に感銘を受ける世の女性たちは多くいるようです。

10:夏木マリの今後

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夫の斎藤ノブと共に「One of Loveプロジェクト」を発足して、バラと音楽で途上国の子供たちそしてその母親でもある働く女性達の雇用整備向上を目指し活動を行っている傍ら、夏木マリは現在も舞台俳優・歌手・映画俳優として独自の色を放ち続けています。

2016年4月よりドラマ『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』に出演することが決定しています。現代に力強く生きる女性の“戦い”と“冒険”の物語とのことですので、夏木マリにピッタリの作品ではないでしょうか。

夏木マリ本人は清潔感のある年寄りを目指していると言っているとおり、何歳になってもカッコいい女性の代名詞として輝き続けます。