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『ムーラン』の知られざる事実・制作秘話22選【ディズニー映画】

2017年12月1日更新

1998年公開『ムーラン』はディズニー長編アニメ史上初めてアジア人女性を主人公とした映画です。本作には様々なトリビアや裏話が隠されていました。今回は『ムーラン』の知られざる事実・制作秘話22選を紹介します。

ディズニーアニメ『ムーラン』の知られざる事実&制作秘話!

1998年に公開されたディズニーの長編アニメーション『ムーラン』は、中国古代の伝説「花木蘭」をモチーフとした作品です。ディズニーとしては初となる中国を舞台とした物語で、中国伝統芸能の京劇「花木蘭」を基にしています。 欧米のディズニー・プリンセスが多い中でアジア人のムーランがヒロインとなっており、ディズニー作品としては異色作!斬新でスタイリッシュな映像のセンスも高く評価されました。 また男装のヒロインというのもディズニー作品としては珍しい要素もあり、足の悪い父親に代わり男装して従軍するという物語も新鮮なものでした。

1.莫大な時間、スタッフ、コーヒーが必要だった!?

ディズニーはアニメーター、アーティスト、技術者など700人のスタッフを雇い、5年以上の歳月をかけて『ムーラン』を製作していました。『ムーラン』の製作期間中、約740kgのコーヒーが消費されたと言われています。

2.花木蘭の偽名「ピン」に隠された意味とは?

主人公ムーランの名は「花木蘭=ファ・ムーラン」ですが、“Fa(ファ)=花”は広東語の発音です。広東語は香港やマカオなどで使われている中国語方言の一つですが、なぜ中国公用語の普通話の発音“Hua(フア)”ではなかったのか不思議なところです。もしかしてシャン隊長の中国語版声優が香港スターのジャッキー・チェンだったからでしょうか? ムーランが男装時に使った偽名は「ピン」でしたが、“Hua Ping(フア ピン)”とは花瓶という意味です。これは中国ではよく「女性的な男性」を指して使われる言葉だそうです。実は男装した女性ということを暗示していたわけですね。

3. 監督がカメオ出演していた!?

映画終盤、監督のトニー・バンクロフトとバリー・クックが花火師としてカメオ出演していました。

4.クリキーは伝説のアニメーターが生み出したキャラクター!?

コオロギのキャラクター、クリキーは当時最も古株だったディズニーのアニメーター、ジョー・グラントが生み出したキャラクターだったそうです。

ジョー・グラントはディズニー長編アニメ第一作『白雪姫』からディズニーのアニメーターとして働いていた人物です。

5.徹底的にこだわったリリック!?

『ムーラン』のテーマ曲“リフレクション”の歌詞は何度も書き変えられていました。ムーランというキャラクターを出来るだけ忠実に表現するために無駄な歌詞は排除されていたそうです。

製作陣たちはこの曲でムーランが芯があり、多くを求めない人物であることを表現したかったと言います。

6.スタッフが名前でカメオ出演していた!?

チ・フーが徴兵される人物の名前を呼ぶ場面がありますが、その時に『ムーラン』のスタッフの名前が何度か呼ばれています。

また、光る中国語文字には制作に関わったアーティストの名前が使われていたそうです。

7.ムーランの行動はすべてお見通し!?

ムーランが家を出る準備をするシークエンスで、ムーランが決断する度におそろしい顔が登場していました。

この顔はムーランの先祖を意味していて、ムーランの考えは全て彼らがお見通しだということを表現したそうです。

8.自己紹介ソングがカットされていた!?

元々、ムーシューがムーランに自己紹介する場面はムーシューが歌で自己紹介する案が考えられていました。

ムーシューのために3曲候補が用意されていましたが、映画のテンポが停滞するという理由で自己紹介ソングはカットされたそうです。

9.ムーランが男性の声を出していたのは一瞬!?

映画公開前、女性のミン・ナがどうやって青年を装ったムーランの声を出すのか注目を集めていました。

映画を通してミン・ナに低い声を出させるのは難しいと判断した監督は、序盤だけ低い声を出させて徐々に女性の声に戻す決断を下しました。

10.将軍はシャンの父親ではなかった!?

『ムーラン』制作過程のある時点では、リー将軍はシャンの父親ではありませんでした。リーをシャンの父親の設定に変えた理由は、ムーランとシャンの物語をより深く描くためだったそうです。

11.カンフースターがシャンを演じていた!?

中国版『ムーラン』では『プロジェクトX』『酔拳』などで知られるアクションスター、ジャッキー・チェンがシャンの声優を務めていました。

12.ジャッキー・チェンは挿入歌も歌っていた!

ジャッキー・チェン
WENN.com

ジャッキー・チェンは実はシャン隊長の武術モデルも務めています。しかもシャン隊長が歌う挿入歌「I’ll Make a Man out of You」も歌っており、ミュージックビデオまで制作していました!ジャッキーは実際歌手としても成功していて、自身の主演映画では主題歌を歌うことも多々ありました。 「I’ll Make a Man out of You」の中国語タイトルは「男子漢」で、北京語と広東語の両方で歌っています。ちなみにジャッキーは、普通話と広東語と台湾国語の3バージョンすべての中国語吹き替えを担当しています。

11.『ムーラン』に込められたメッセージ!?

プロデューサーのパム・コーツによると、映画のエンディングで群衆がムーランに敬意を示す場面には製作陣が『ムーラン』で一番伝えたかったメッセージが込められていると言います。

この場面は自分の信念に忠実な女性ムーランが社会のあり方をまさに変えた瞬間です。

12.隠れミッキーが存在する!?

シャンの白馬の首やお尻辺りにある模様がミッキーの形をしています。

13.ムーランは実在の人物!?

『ムーラン』はディズニーアニメ史上初めてアジア人女性キャラクターを主役にした作品です。ムーランは実在の人物がモデルで中国ではおよそ2000年前から彼女の物語が語られているそうです。

14.同じグループが親子を担当!?

ムーランとムーランの父親のアニメーション作業はどちらもマーク・ヘンが統括するアニメーターチームが担当していたそうです。同じアニメーターチームが統括することで親子の統一感を生み出そうとしていました。

15.中国でロケハンしていた!?

1994年、『ムーラン』の制作は先鋭アーティストを中国へとロケハンに送ることから始まりました。

アーティストたちは3週間ほど中国に滞在、スケッチや写真を撮って『ムーラン』のイメージを膨らませていたそうです。

16.どこか聞き覚えのあるメロディ!?

オープニングクレジットに流れるテーマ曲“家に名誉を”のメロディは、ディズニーアニメ『ピーターパン』の中でピーターパンがフルートで奏でたメロディと同じです。

17.武闘家が雇われていた!?

ムーランとシャンの戦闘や殺陣をリアルに再現するためにミミ・チャンとジョージ・キーという本物の武術家が雇われていたそうです。

18.珍しいパンツスタイルのヒロイン!?

ムーランは『アラジン』(1992)のジャスミンに次いで2番目にパンツスタイルで登場したディズニーヒロインです。

19.ディズニーアニメ史上初めての作品!?

『ムーラン』はディズニー長編アニメ映画史上初めて戦争をテーマにした作品であり、ディズニーアニメ史上初めてDVDリリースされた作品でもあります。(1999年11月)

20.ムーランは花の名前!?

ムーランという名前には花の“マグノリア”という意味があるため、マグノリアの花が『ムーラン』の象徴として使用されていました。

21『ムーラン2』はなぜか劇場未公開?なぜムーシューの声優変更?

2004年に製作された『ムーラン』の続編『ムーラン2』はなぜか劇場未公開作品となっており、ビデオで発売されたのみでした。日本では12月17日に先行発売されていますが、アメリカでは2005年1月31日にリリースされています。何らかの理由で劇場で公開できなかったのか、あえてビデオ発売にしたのかは謎です。 ムーランの守護龍ムーシューの声を担当したエディ・マーフィーは、『ムーラン2』ではキャスティングされておらず、代わりに声優のマーク・モーズリーが担当しています。これは、エディが『シュレック2』のドンキー役で声優を務める際に交わした契約条項によって禁じられていたためだったようです。

22.実写版『ムーラン』の主演女優がリウ・イーフェイに決定!

2016年にディズニーが発表していた実写版『ムーラン』の製作ですが、ついに主演女優が決定したようです。ムーラン役に決まったのはアメリカ国籍を持つ中国出身のリウ・イーフェイで、2014年に『ザ・レジェンド』でハリウッド映画にも進出しています。 ハリウッドではキャストの“白人化”が問題視されているため、ムーラン役のキャスティングには武術の心得があり英語も堪能な中国人女優を探していた模様。実写版『ムーラン』は2019年に全米公開が予定されています。

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