椎名桔平、かっこいいアラフィフ俳優のデビュー前から劇中でのものすごい死に方までエピソード9選

2017年7月6日更新

50歳を超えてもかっこいい俳優・椎名桔平。『ヌードの夜』で注目を浴びるまでは、厳しい無名時代を経験しました。今回は、椎名桔平のデビュー作やブレイク作、プライベートなどエピソードを9つ紹介します。

椎名桔平のプロフィール

椎名桔平

椎名桔平(しいな・きっぺい)は1964年7月14日に生まれた三重県伊賀市出身の俳優です。今最も熱いアラフィフ(50歳前後)の俳優と言っても過言ではありません。アラフォーくらいかと思われていた方も多いのではないでしょうか。

コミカルからシリアスまでは非常に幅の広い演技で魅了する椎名桔平の魅力をあますところなくお届けします。

1:『時計 Adieu I'Hiver』で俳優デビュー

時計

椎名桔平は、大学の知人の紹介で知り合った俳優寺田農の付き人をしており、その後俳優として1986年に公開された『時計 Adieu I'Hiver』でデビューしました。本作には寺田農も出演しています。

本作は、オリンピックに出場したスケート選手を両親に持ち、フィギュア選手になることを夢見る早見夕子の5年間の成長を描いた作品です。椎名桔平は、早見が主演することになる映画の撮影スタッフ役で出演しています。

当時は岩城正剛という本名で芸能活動をしていました。

2:『ヌードの夜』では同性愛者の難しい役柄を演じる

ヌードの夜

1993年に公開された『ヌードの夜』に出演し、映画業界関係者からの注目を集めようになります。本作は、ホストの支配人・行方を殺した土屋名美と、その濡れ衣を着せられそうになる代行屋の紅次郎(本名・村木哲郎)の純愛を描いた作品。椎名桔平は、行方を慕う弟分で同性愛者の仙道達を演じました。

本作の監督・石井隆から学ぶことはとても多かったようです。当時のことを振り返って、インタビューで次のように話しています。

監督には“匂いとか情とか色気とか、目に見えないものもフィルムには写るんですよ”と言われた。役の感情を信じて演じることで、それをフィルムに焼き付けるということ。それさえ信じることができれば何とかやれる。その教えは大きかったですね

3:売れる前は食べていくために様々なバイトをしていた

椎名桔平

『ヌードの夜』で注目を集める前は、様々なバイトをしていました。人と会いたくないという理由でトラックの運転手のバイトもしていたそうです。

バイトを選ぶ際には、客商売のバイトを避けていました。そのことについて次のように言っています。

客商売はお客さんが第一で、自分の感情よりもお客さんに合わせてサービスを提供するもの。もちろん俳優の仕事も最終的にはお客さんに見てもらうのですが、客商売では自分の考えや感情を他人に合わせないといけないですよね。それは役者を目指す上で、良い作用を与えるとは思えなかったんです。
引用:www.cinra.net

4:無名時代はコワモテだった?

アウトレイジ、北野武、椎名桔平

椎名桔平は無名時代、コワモテだったと『ヌードの夜』の監督の石井隆によって明かされています。『ヌードの夜』の中で暴力を振るうキャストを探していた時に見た椎名の宣材写真が睨んで見えたそうです。

また当時、椎名桔平はボクシングをやっており、窓ガラスを殴ってケガをしたこともあるそう。それを聞いた石井隆は、役にぴったりだと思って椎名を出演させることにしました。

5:ドラマ『Age,35 恋しくて』の成瀬シン役でブレイク

Age,35 恋しくて

1996年に放送されたドラマ『Age,35 恋しくて』で、当時31歳だった椎名桔平は同年代の主婦たちからの人気を獲得するようになりました。本作は、職場結婚した35歳同士の島田英志・朱美夫婦のW不倫を描いた作品です。椎名桔平は、島田朱美の大学時代の同級生で、後に不倫相手となる陶芸家の成瀬シンを演じました。

6:『アウトレイジ』での死に方がすごい

2010年に公開された『アウトレイジ』には水野役で出演。本作は、山王会という暴力団の内部抗争が描かれた作品です。椎名桔平は、山王会の池元組の傘下にある大友組に所属する若頭を演じました。

椎名が死ぬシーンでは、対立する池元組の構成員たちの運転する車に乗せられた椎名の首にはひもがくくりつけられ、そのひもは道端のポールに結ばれていました。車が発進しスピードを上げると、ひもが締めつけられ、椎名の首が飛ぶというもの。『アウトレイジ』の最も印象的なシーンのひとつです。

7:ドラマ『SPEC』での謎キャラも話題

spec

ここまでの作品でピンと来なかった方、どこかで見たことある顔だなあ…、と思っている方、お待たせしました!椎名桔平人気ドラマ『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』に出演していた俳優です。

『SPEC』は戸田恵梨香と加瀬亮演じる凸凹警察官が謎の力を持つSPECホルダーと戦うドラマです。関連するスペシャルドラマや映画も数多く公開されました。

椎名桔平が演じるのは津田助広という謎の人物。SPECホルダーを次々と確保し、主人公たちの裏で暗躍します。その独特な存在感から記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。

8:サッカーの実力は折り紙付き!国体にも出場するほど

椎名桔平は小学3年生の時からサッカーをやっています。高校生の時には、三重県代表として国体に出場しました。

2016年現在は、「ザ・ミイラ」という芸能人のサッカーチームに所属し、ミッドフィルダーを務めています。「ザ・ミイラ」は北野武や明石家さんま、漫画家の望月三起也が、1980年代にJリーグ発足前で弱体化していた日本のサッカー界を盛り上げるために作ったチームです。Jリーグのオープニングマッチや海外の芸能人サッカーチームとの交流戦などを行っています。

9:2003年には女優の山本未來と結婚

BLACK OUT,

1995年に放送されたドラマ『BLACK OUT』で共演した女優の山本未來と2003年に結婚しました。未來はファッションデザイナーの山本寛斎の娘です。結婚式の衣装は、寛斎がデザインしました。

2010年に第一子の息子が誕生。子供を大層かわいがっており、イクメンとして知られるようになりました。

椎名桔平の最近の活躍

暗殺教室

2015年に公開された前作『暗殺教室』に引き続き、2016年3月25日に公開される『暗殺教室~卒業編~』に出演しています。『暗殺教室』では、一年後に地球を破壊すると宣言し、椚ヶ丘中学校3年E組の担任になった謎のタコ型生物・殺せんせーと、殺せんせーの暗殺を頼まれた3年E組の生徒たちが過ごした1学期の様子が描かれていました。

本作の舞台は、タイムリミットが迫った2学期以降。殺せんせーの過去が明かされ、生徒たちは殺せんせーを殺すべきか救うべきかで悩み始めます。地球と殺せんせーが3月にどうなるかが見どころです。

椎名桔平は、防衛省に所属し、生徒たちに暗殺に必要な戦闘技術を教える3年E組の副担任・烏丸惟臣を演じています。

横山秀夫の衝撃作を実写化した2部構成の映画『64-ロクヨン-』にも出演します。本作は、昭和64年に起きた「ロクヨン」と呼ばれる誘拐事件を解決する推理ドラマです。椎名桔平は、県警本部長で将来は警察長長官になると言われている辻内欣司を演じました。

前編は2016年5月7日、後編は6月11日に公開されました。

椎名桔平

アメリカで2016年に公開される映画『Darc(原題)』でハリウッドデビューを果たします。『アウトレイジ』での演技が監督のニック・パウエルの目に留まり、本作の出演が決まりました。アメリカ映画に出演することが夢だった椎名桔平は、通訳なしで撮影に臨み、本場の映画撮影を堪能したそうです。

本作は、ヤクザに母親を殺されたインターポールの捜査官・ダークを主人公とする復讐劇。椎名桔平は、ダークの母親を殺した暴力団「古賀会」のボス・トシを演じました。

2016年3月現在、日本での公開はまだ決まっていません。