立川談春が引っ張りだこ!ドラマ俳優として活躍する落語家の魅力とは

2017年7月6日更新

今最もチケットが取れないと言われている落語家・立川談春。ドラマ『下町ロケット』に出演するなど、近年はメディア露出も多い彼についてまとめました。

1:立川談春のプロフィール

立川談春

出典: tibicoro.com

立川談春は、東京都出身の落語家です。17歳で7代目立川談志に入門した時から立川談春の前座名を名乗っています。真打となってからは得意の古典落語を武器にみるみる頭角を現し、人気落語家への道を歩みました。

そんな談春ですが、最初から落語家を目指していたわけではなく、競艇選手にあこがれていたそうです。競艇学校を目指すも、高すぎる身長がネックとなって夢をあきらめました。そんな折、後の師匠である立川談志の高座に出会った談春は、その落語に惚れ込み、入門を決意したそうです。ただ、落語家となった今も、競艇ナビゲーターとして中継に出演したり、競艇コラムを執筆するなど、競艇好きは継続しているようです。

落語界きっての異端児として知られた師匠立川談志に反して、談春は古典落語一筋に打ち込んできました。それ故、今まであまりバラエティなどのメディアに進出してはいませんでした。しかし、師匠・談志が亡くなって以降は、落語の普及を目標に、様々なメディアへの露出を増やしてきました。

2:「最もチケットが取れない落語家」

立川談春

出典: www.1242.com

立川談春は、今「最もチケットが取れない落語家」として話題になっています。独演会のチケットは即日完売してしまうほどの大人気だそうです。

いくつかのテレビドラマに出演したことにより、知名度が上昇したことに加え、本業である落語家としての活動にも熱心に取り組んでいることがその理由です。談春が得意とするのは古典落語で、とくに『包丁』という演目については、師匠である談志に「おれよりうまい」と言わせしめたほどだそうです。

3:ドラマ『ルーズヴェルト・ゲーム』での演技が凄いと話題に

「ルーズヴェルト・ゲーム」

今まではメディアへの露出が少なかった談春ですが、2011年の師匠談志の死後、メディア露出を増やしていきました。その理由は、師匠に代わって、一般に落語の認知を広めるためだったそうです。

そんな談春が、俳優として出演し、話題になったのがTBSのドラマ『ルーズヴェルト・ゲーム』です。同ドラマの原作は、池井戸潤の小説。経営危機に瀕している中堅部品メーカーが、コスト削減の為に自社の野球部廃部を検討します。しかし、そのことをきっかけに、会社自体が復興していくといったストーリーです。

談春が演じたのは、電器会社の社長で、唐沢寿明演じる主人公が社長を務める製作所のライバル会社という設定。あくどい顔つきや、厭味ったらしい言い回しなどを使い、談春は完璧な悪役を演じました。ドラマの中での存在感は、他の俳優と比べても引けを取らないものでした。

4:二宮和也が『赤めだか』で立川談春役を演じたこともある偉大な人物!

「赤めだか」

「赤めだか」は立川談春が書いたエッセイで、師匠談志との師弟愛が描かれています。2015年にTBSでドラマ化され、立川談志をビートたけしが、立川談春を嵐の二宮和也が演じたことで話題になりました。

ドラマ中で披露した二宮和也の落語は、立川談春も絶賛するほどの素晴らしいものだったそうです。

5:ドラマ『下町ロケット』では圧倒的な存在感を発揮

立川談春

放送初回から高視聴率を獲得し、その後も右肩上がりだったTBSドラマ『下町ロケット』。『ルーズヴェルト・ゲーム』と同様、池井戸潤の小説が原作の同ドラマは、宇宙科学開発機構の研究員だった主人公・佃航平が、死んだ父が経営していた「佃製作所」の社長となり、社員たちと共に奮闘する姿を描いた作品です。このドラマに、立川談春は、「佃製作所」の経理部長・殿村役として出演しています。

談春の役柄は、若手社員や他部署の職員を取りまとめる温厚なおじさんといったところ。しかし時には熱い部分を見せることもある存在感あるキャラクターでした。特に、佃が辞任を決意した時に涙ながらに説得するシーンが話題となりました。

このドラマのストーリー設定は『ルーズヴェルト・ゲーム』と似ていたのですが、談春が演じた役柄が180度違ったことから、談春の演技力の高さがより一層引き立つ結果となりました。