2017年7月6日更新

映画はフィクションだけじゃない!おすすめのドキュメンタリー映画12選

リアルな映像とその真実に、感動させられるドキュメンタリー。おもわず笑いがこみ上げてくる試みや、夢いっぱいのサクセスストーリー秘話、シリアスな社会派作品など、たくさんの名作の中から自信を持っておすすめする12選です。

1:バンクシーのアートを探せ!【2014年】

主にロンドンを中心に活動する謎のストリートアーティスト、バンクシー。街中の壁に社会風刺的なグラフィティを残したり、有名美術館の館内に無断で自身の作品を置いたりと、その活動手法から「芸術テロリスト」と呼ばれています。

2013年10月1日、ニューヨークの路上にスプレー缶を手にした少年の絵が突如として出現し、それから1ヶ月の間、毎日1点ずつニューヨーク各地に作品が残されます。バンクシーはその場所を明かさずにオフィシャルサイトに投稿。本作は、それらの作品を我先にと探し求め熱狂する人々の様子を追った1ヶ月間の記録です。

2: 最高齢三ツ星寿司職人の矜持【2011年】

maronjr776 いいもの見ました。映像と編集と音楽の技術とクオリティーの高さは鑑賞中ストーリーよりも意識が持ってかれて思わず何回もくすっと笑ってしまった。どこの誰が撮ってんのか気になってしょうがなかったらこれアメリカ映画だったのね!
ShioriMatsubara 「シンプルを極めればピュアになる。」「いつも前と上を見ろ。」二郎さんが握るお寿司、食べてみたいな〜

日本の寿司職人である小野二郎。銀座に「すきやばし次郎」を構え、小野が握る寿司はミシュランガイドにて5年連続三つ星を獲得。1925年生まれのミシュラン史上最高齢の三ツ星シェフです。2014年、オバマ大統領訪日の際には、小野の店で安倍首相と会食が行われました。

本作は、小野の寿司に魅了されたデヴィッド・ゲルブ監督が、3ヶ月にわたり小野とその息子たちを取材したもの。寿司職人としての誇りを持ち妥協を許さないその姿勢、偉大な父に追い付こうと励む息子らの姿を追っています。

3:アイリス・アプフェルのオシャレ美学【2014年】

アイリス・アプフェルは、1921年生まれ。インテリアデザイナーとして長年活躍した後、夫とテキスタイルメーカーを設立。美術館やホワイトハウスの装飾を担当するという輝かしい経歴も持ち、実業家としても大成功をおさめています。

大きなメガネとアクセサリーの重ね使いなどがトレードマークのアイリス。2005年にメトロポリタン美術館にて開催されたアイリスのファッション・コレクションの展覧会は大盛況でした。年齢なんてなんのその。独自のオシャレ美学で、今なおニューヨークのカルチャーシーンをリードするアイリス・アプフェルの魅力に迫った作品です。

4:1日3食、1ヶ月間、マクドナルドを食べ続けた結果【2004年】

igagurichan 1ヶ月間、1日3食マックだけを食べつづけたら身体はどう変化するのか?と言った実験的ドキュメンタリー。うわ~怖いと思いつつも何故かビックマックが食べたくなります(-_-;)身体は素直で口に入れるもので変わる。美味しくて安いものには理由がある。年に1度は行く米軍基地内のマックのサイズのデカさに毎回ビビります。そりゃ太るよなぁ。
Daiki_Kinoshita 面白い挑戦だとは思うが、 ドキュメンタリーとしてそこまで引き込まれなかった。 情報が非常に多く勉強にはなった。

本作の主人公は、ウェストバージニア州のモーガン・スパーロック。マクドナルドの肥満裁判に着目し、本当にファストフードが不健康な食べ物なのかを検証しようと考えます。1日に3食、1ヶ月間、食事はマクドナルドのメニューのみを実行。モーガン自身が監督として記録しました。

果たして「身長188cm、体重84kg、体脂肪率11%」でスタートしたモーガンのスタイルと健康診断の結果はいかに?また、アメリカの食事事情に関しても非常に興味深い作品です。

5:世界の過酷な登校風景【2012年】

Takathespectator そうか、命を賭けてでも学校に行きたい子供たちが世界にはいるんだな。学校に行く事が自らの人生を切り開くための手段なんだ。学生の頃そんなこと考えもしなかった。
wnmmds 何時間もかけて、時には命をも危ぶまれる道を通って学校へ通う子供たち。当たり前に教育が受けられる(それも男女の差なく)ありがたみを感じました。みんなが学校だからこそそこで生じる問題も現代では無視できないけれど、一番大事な本質を改めて思い知らされた。本編では映されていないが、インタビューがすごくよかった。

ケニア、モロッコ、インド、アルゼンチンに住む少年少女たちの登校風景を記録した作品。学校までは数十キロ。ある地では野生動物を避けながら必死でかけ、またある地では平原を馬でひたすら走らなければ学校に着けません。そんな過酷な日常を送りながらも、希望に瞳を輝かせる子どもたちをパスカル・プリッソン監督が追っています。

アンリ・ラングロワ賞2014ドキュメンタリー賞、セザール賞2014ドキュメンタリー賞など受賞。

6:地球の神秘、生命の神秘【2007年】

dj_sojiman 自然界って本当に過酷。そして地球って本当に奇跡。普段の小さなことがどうでもよくなる壮大な作品。是非ディープブルーも見たい。
miwa 自然がすごかったです。とても綺麗でした。生きていくためには食べていかないといけない、弱肉強食の世界だなと思いました。

大ヒット作『ディープ・ブルー』を手掛けたイギリスのBBCが、今度は地球全体に視点を移し撮影したネイチャー・ドキュメンタリー。美しいだけでなく脅威にも満ちた大自然、そして寒冷地や熱帯地、深海をすみかとするそれぞれの動物たちの命のドラマ。最新の機材と技術を駆使した、これまでに見たことのない感動の映像を体験できます。また、地球をとりまく環境問題についても考えさせられる作品。

7:レンズの向こうに光る希望【2004年】

Aya__Miyazawa 日本に生まれて本当に良かった
Miyako__Nagumo インドの子どもたちにカメラを持たせて、撮影させてみたドキュメンタリー。カメラがそれぞれの未来をかえていく…。

インドのカルカッタにある売春窟では、約1万人の娼婦が働いていると言われています。ここで生まれ育った子どもたちに明るい未来はなく、外の世界を知ることも夢を持つことも許されません。娼婦への取材で訪れたイギリス人女性のカメラマン・ザナは、その有り様に衝撃を受け、なんとか力になれないかと思い写真教室を開きました。

子どもたちの撮った作品は、ニューヨークで写真展を開催­するほどの高い評価を受けますが、生まれ育った境遇から抜け出すことは非常に困難です。それでも、レンズ越しに外の世界へ目を向けさせ、「そこには希望があるよ」と導くザナ。自身の作品を嬉しそうに眺める子どもたちのまっすぐな瞳が印象的です。第77­回アカデミー賞最優秀ドキュメンタリー賞受賞作品。

8:究極のミニマリスト生活【2013年】

Yuko_Fujisawa 飾ってないかんじがわたしは好きでした。力を抜いて観れるかんじ。時々でてくるおばあちゃんがなんとキュートなことか。しかもめっちゃええこと言うんだぁ、おばあちゃま。ものに溢れると見失いがちなものもあるよね。ほんとに必要なものはなんなのか、自分で選ぶ力。考える力。すごく素敵なことを教えてもらった気がします。
whentheycry 《ルール》 ①自分の持ち物を全て倉庫に預ける ②1日に1個だけ倉庫から持って帰る ③1年間、続ける ④1年間、何も買わない

この映画で気付かされることはごく当たり前の事だからあらすじやルールを読んだ時の期待を超えることはないと思うけど、1年経った日にシャッターが開かれ、あの顔が見えた時思わず涙ぐんでしまいました。

主人公は、フィンランドの男性ペトリ・ルーッカイネン。恋人と別れたことをきっかけに、物に囲まれた生活を変えるべく、ルールを設け取り組みます。そのルールというのは、“持ち物全てを倉庫に預ける”、“倉庫から持ち出すのは1日に1個”、“1年間続ける”、“1年間何も買わない”という4つ。

全裸のペトリがまず持ってこようと選んだ物は何だったのか?人生において本当に必要な物とは?以前からテレビ広告やミュージックビデオの製作をしていたという、ペトリ自身で記録した1年間。究極のミニマリスト・ペトリの生活を参考に、“モノ”との関わりを見つめ直すのもよいかもしれません。

9:前代未聞のドキュメンタリー【2012年】

tetsuaki 大量虐殺を実行した本人達が、再現を混じえながらのトンデモドキュメンタリー映画。 観て良かったがもう観ない… 終始胸糞が悪いがラストでちょっと救われた…

20世紀の負の遺産として、後世に残す出来事であり作品ではないか…

potunen 異様な映画やった。よくこんなの撮ったな、て思う。恥ずかしながらこの辺の歴史に疎く、本作をきっかけに初めて調べた。必見。最後でほんとに震えた。自分たちと全く違う、別の世界に「悪人」がいるんじゃなくて、彼らもまた自分たちと同じ人間なんだと分かる。恐怖と希望を感じる。

1965年9月30日、インドネシアにてスカルノ政権に対するクーデター未遂事件が起きます。いわゆる「9・30事件」に関しての真相は未だに謎のままですが、当時クーデターの収拾にあたったスハルト少将は、事件に共産党が関与しているとし、共産党員の大量虐殺を行いました。

実行したのは軍ではなく民間のプレマンと呼ばれるやくざたちで、本作はその実行者に取材し、身振り手振りで殺人の様子を再現してもらうという、生生しい内容。被害者は事件と無関係の一般市民でしたが、“国を守った英雄”として自身が犯した殺人を誇らしげに語る様子が、ジョシュア・オッペンハイマー監督によって収められています。かつてない衝撃のドキュメンタリーとして、映画賞を多数受賞。

10:スーパー・スター、幻のロンドン公演【2009年】

shizuka__n 今まであまり知らなかったけど、マイケル・ジャクソンの歌、ダンス、こだわり、プロ意識、カリスマ性のすごさに驚いた。伝説的な人だったんだなあと。MJに限った話ではないけど人生にパフォーマンスは必要だな。定期的に生活に取り入れる必要がある。
Yuka_Ono 『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』鑑賞。偉大なエンターテイナーの追悼映画。家で観て良かった。自然に曲を口ずさんじゃうし、身体を動かしたくなる。準備段階にしてなぜあれほど人を惹きつけられるのかな。セクシー。心奪われる。

マイケル・ジャクソンのコンサート「THIS IS IT」は、2009年の7月から予定されていましたが、直前の6月25日にマイケルが急死。記録していた何百時間ものリハーサル映像を基に、ドキュメンタリー映画としてケニー・オルテガがまとめました。幻となったロンドン公演がこの作品により再現されるとともに、リハーサルでのマイケルの素顔も詰まっています。

本作は、全世界同時公開され大ヒット。日本では全国の劇場において、初日からの4日間で、6億を超える興行収入と50万人以上の観客動員数を記録しました。

11:未完のSF超大作【2013年】

Yk2220s 今年中に観れてよかった!やっぱりあのおじいちゃんは面白い。 「DUNE」のビジュアルイメージや脚本のクオリティに興奮したり、ホドロフスキーのような人物こそSF映画を撮るべきだったのではと思ってみたり、しかし「DUNE」は未完だったからこそ伝説になったのでは、なんて思ってしまいました。それでもあのメンバーでの完成版を観てみたかった!その願望は悔しいという気分より妙に清々しい。
laa_laa2316 実現しなかったプロジェクトに関する話なのに、観終わるととんでもなく前向きな気分になる。とにかくホドロフスキーのトーク力が尋常じゃないので、そのペースに巻き込まれてワクワクハラハラションボリ気分を味わった後、最後は一緒に「Yesだ!」となる。まあこれだけ観るとホドロフスキーのことが好きになって当たり前で、でもこれまでの映画を観るのは覚悟が必要ってことは知っておいて損はないです。

チリ出身の映画監督ホドロフスキー。1975年、フランク・ハーバートの小説を基にSF大作『DUNE』の製作に乗り出し、一流のスタッフとキャストが集められますが、結局企画は中止となりました。『スター・ウォーズ』や『エイリアン』などの数々の名作に影響を与えたと言われる未完の大作『DUNE』。

それほどの作品がなぜ中止となってしまったのか。ホドロフスキー本人やプロデューサーのミシェル・セイドゥーらが登場し、一連の過程を語ります。情熱的でパワフルなホドロフスキー監督に引き込まれずにはいられないドキュメンタリー作品。

12:ファストファッション業界の闇【2015年】

mayaki ファストファッションが普及する裏でそれを作る人たちの過酷な労働条件にスポットしたドキュメンタリー。 安全を度外視したために起こったバングラデシュの縫製工場の倒壊事故(死者1000人強)や服の寄付のせいで現地産業が廃れていたなんて知らなかった。 その先の物事を意識するってとても難しい。けれど少し意識してみることは大切だなって思った。

アンドリュー・モーガン監督は、バングラデシュで1100人以上の犠牲者を出した縫製工場の崩落事故をきっかけに、この作品を製作しようと決意したそうです。安くてトレンド感のあるファストファッション。飽きたら次を買えばよいのですから、消費者にとってこんなに便利なことはありません。しかし、それらの商品は、バングラディシュなどの劣悪な環境の製造工場で働く人々によって作られたもの。

低賃金での長時間労働に加え、化学薬品の垂れ流しによる健康被害や環境破壊も見過ごすことはできません。現在のほぼ“使い捨て状態”のファストファッション業界の闇に焦点を当て、その問題を浮き彫りにしています。