2014年公開のおすすめ青春映画ランキングTOP5【洋画編】

2017年7月6日更新

青春映画はノスタルジーに浸らせてくれながら、今の自分と向き合うきっかけになったりします。今回は2014年に公開された洋画の青春映画の中からトップ5をCiatrが独自に選びました。

【第一位】アスペルガー症候群の少年を描いたスウェーデン発のハートフル青春ラブ・コメディ

HMworldtraveller アスペルガー症候群の弟とその兄。実際に病気を持つ人やその家族は、当事者以外には想像できない苦悩や困難があると思うし、本来は重いはずの題材。なのに、この作品は病気の症状はしっかり描写しながらも、重苦しさを感じさせず、脚本と演出で軽妙かつheartfulな印象に仕上がってます。でも、お兄さんのサムがなかなか家に帰ってこないシモンを心配して探し回り、ようやくシモンが帰宅した時に、たまっていたものが噴き出しキレてしまうシーンでは、弟想いのサムのやるせない気持ちに感情移入してしまい、ジワっと胸に来てしまいました。このサムといい、お母さんといい、シモンは優しい家族に恵まれてるなと思います。いい映画でした。シモンとサムが暮らす家の北欧のインテリアやグッズもとても可愛いし、のどかな田舎町の風景も素敵で、ストーリー以外にも見どころ満載でした。

【第二位】撮影期間は12年間!自然に家族と子供の成長を映し出す感動ドラマ

Yuichi_Kishimoto これは、、もう満点付けざるを得ないのでズルい。 過去へのノルタルジー、今という瞬間のリアリティ、そして少年の成長に伴って訪れるだろう未来、など時を超えた全てがそこにある。そして、メイソン少年の青春映画でありつつ、母の物語でもあるし、父の物語でもある。人生が集約されている。

あと(いきなりイギリスのコープレで始まりはすれど)アメリカのロック、ポップの変化を追うという単純な作業も面白いなぁ。ラジオから個人的に大好きなドゥーユーリアライズが流れてきてニヤリ。Macの変化だけじゃなく、ゲームハード史的にゲームボーイSP、Xbox、Wiiという絶妙なチョイスもニヤリポイントでした。

【第三位】青少年向け短期保護施設で心の闇と向き合う、生きる喜びを描いた感動のヒューマンドラマ

Satoko_Fujiyoshi 描いてることは重いのに、日常を写し出してる感じがリアルをもたせてて素敵な映画だなと思った。 人間模様が丁寧に描かれていて観ててひきこまれる。終わり方が希望をもたせてくれて、考えさせられつつもよかったです。

【第四位】不器用な主人公が自分探しをする日々をモノクロで映し出したヒューマンドラマ

kana_na4 ユーロスペースにて。

白黒なのに、なんか見終わった後、カラフルだったような気がしちゃうのはなぜ?

主人公が自分の才能のカケラに気づき、そして、親友とも運命を感じられたシーンは素敵でした。 自ら動きだすことは”今あるものたち”を捨てることを伴う。 失うことは怖くても 自分の気持ちを信じて動き続けてたら、 その瞬間は失ったように見えても、 本当に大切なものだったら、 最後には戻ってくる。 そうやって繰り返していくことで、 自分の大切なものでいっぱいの人生になっていけばいいなぁと思いました。

【第五位】ブロードウェイの大ヒットミュージカルを基に描かれた友情と裏切り、栄光と転落の物語

s_p_n_minaco これまで観たイーストウッド監督作が全部かすんじゃう。グループ&ヒット曲誕生秘話(そうだったのかジョー・ペシ!)、成功の光と影、如何にも昭和の芸能界って王道要素を踏まえつつ、最後までブレないイタリア系ファミリアのジャージー魂。まずメンバー4人の役者がすんばらしかった。なるほど、ブロードウェイキャストをそのまま起用したのに納得というか、そうでないとムリだよね。元の舞台を巧く生かして、ステージと映画の境界をこの上なく滑らかに繋いでる。何よりすごいのは、時間と場所と人を自在に流れるそのシルキィとしか言えないタッチが、フォーシーズンズの音楽とぴったりマッチしてること。「君の瞳に恋してる」への布石、先んじてあのメロディが背景で静かに流れ、きたきた!となる演出が心憎いったら。ポップソングは刹那の永遠。だから甘美。というのを聴かせる魅せる。ただでさえカーテンコールのある映画に弱いんだよ、ブラーヴォ!