2018年1月15日更新

2014年公開のおすすめミニシアター映画ランキングTOP10

2014年公開のミニシアターの中からおすすめの10作品をランキング形式でご紹介します。2014年ベスト・オブ・ミニシアターです!

2014年に公開された映画の中からおすすめミニシアター映画ランキングTOP10をご紹介いたします。

【1位】社会からはみ出された三人がつかんだ、幸せの生活。実話から生まれた涙が止まらない感動作

senceofwonder_0 あらゆる差別で苦しむ人がいなくなりますように、 全ての人が全ての人に優しさを持つ日が来ますように、 そう願わずにはいられない。 感動はしなかった。 ただただ悔しく、辛く、 世の中で起こるあらゆるすぐに変えられない悲しい出来事を歯を食いしばって見ながら、 懸命に生きるしかないのだ。

7/19加筆 見てから一ヶ月近く経とうとしているが、 未だに思い出すと涙が出てくる。 私が今まで見た中で最も静かで悲しい映画だ。

【2位】ポーランドを舞台に、若い修道女の出生の秘密をたどる旅を描く。美しい映像と、ユダヤ人やホロコーストの歴史に胸を打たれる一作

Makoto__Sato ポーランド映画にはいつも驚かされる。モノクロによる映像美、イーダ役のおそらく最初で最後の映画出演になるアガタ・チュシェブホスカの卓抜した演技、綿密な構成力…、あげ出したらきりがない。だが、なにより、ポーランドに生きる人々の精神的葛藤をこれほどリアルに表現した映画は見たことがなかった、と書きながら、突如記憶が…、そう、かって1本だけ、この映画に匹敵する、いやそれ以上の作品があった。「尼僧ヨアンナ」(1961年)だ。少女イーダこそ、カヴァレロビッチ監督の描き出した400年後のヨアンナ尼だと思ったら、すべてが氷解した。

【3位】100万人規模の大虐殺を、当時の実行者本人達がもう一度演じる。世界中で50以上の映画賞を獲得した長編ドキュメンタリー

southpumpkin ここ最近観た中で最も優れたドキュメンタリー映画だと思います。インドネシアの革命家が行ってきた差釣り津久野数々を自ら演じて映画にする過程を撮影した映画。初めは嬉々として殺戮を再現してみせる男は次第に自らの残虐性に気づいていくわけです。 映画では欠かせない悪役ですが、そのほとんどは映画的設定でありその映画を面白くするため彼らの思考は短絡化され、時に無理矢理詰め込まれます。しかし、悪役ですら我々と同じ人間であり、残酷な行為を行うまでに決して無理のない過程があります。悪役が自分の悪を認識する瞬間はとても恐ろしかった。 ところでエンディングではもらいゲロ注意です。オエオエしちゃいます。

【4位】アレハンドロ・ホドロフスキー監督、23年ぶりの衝撃作

Yuichi_Kishimoto 凄すぎる。気付いたらパンフを買っていた。 まさに魂の救済の物語。これほど宣伝文句がぴったりな作品はそうそうない。 宗教や思想を超えたいわゆる神的存在、あるいは真実。それは自分の中に。 パンフのコメントで横尾忠則をして「この映像を言葉にする能力は僕にはまだない」と言わしめるのも納得。観終わった途端、高揚とも感動ともどこか違う、言葉には決してできないだろう感覚に襲われた。

【5位】一生懸命でまっすぐなシモンの姿に、誰もがきっと幸せになる。どこを切り取っても絵になる映像の可愛さと音楽にも注目

____RiN____ 最強可愛いデートムービーだった。畜生大好きだわ! アスペルガー症候群の弟が最愛の兄のために恋人探しをするお話、なんだけど、その前後が濃密というか、すごーくスタイリッシュかつちゃんと描かれていてびっくりした。そして北欧映画らしくきちんと真面目にオシャレ。今年観た映画の中ではダントツのおしゃれさ。 内容もおしゃれに留まらず、ちゃーんと素敵なラブコメなのすごいと思った。ちょっとサマーを思い出したのは、奔放で喜怒哀楽のちゃんとしたキュートなヒロインのおかげ。

【6位】美しすぎた娘は、母を狂わせた...。禁断の写真集に関する衝撃の実話を、張本人が監督となり映画化

Yuichi_Onodera 少女があの年であんなにも妖艶で蠱惑的になれるというだけでも驚くべき事だけれど、それでいて途轍もなく性的という訳ではない未成熟故の美しさがある。 映画のポスターには少女の美しさが母を狂わせたとあったけれど、ヴィオレッタ本人も自分の持つものに翻弄されていたように見える。 学校にも家にも居場所がなくなっていき普通と自分の今との狭間でモデルとして一人の少女として妖しく輝きそこにあるヴィオレッタの魅力が素晴らしい。

【7位】僕が僕を奪ってゆく....昭和歌謡が絶妙なスパイスとなり、いつの間にかこの世界にやみつきになる!摩訶不思議な93分間

whentheycry 世界観がとてもとてもぼくの好みの監督!!もうほんっとドツボ! SUKIYAKIとかのジャパニーズソングを使用したり、ほとんどのシーンが人工的な光の下だったり、最初は1世代くらいもうちょっと前くらいの昔の話かと思いきや、近未来のようにも思える世界設定にジェシー・アイゼンバーグ&ミア・ワシコウスカ! 早くもこの新鋭監督の虜になりそうです。 しかも全部狙ってやっているというからやっぱり凄い!

話も主人公の余りの惨めさに笑ってしまうくらい惨め。 それでも自分の存在意義や"孤独"に関しては考えさせられるところとかもあって、、、

サイモンとジェームズ、2人を演じ分けるジェシー・アイゼンバーグやっぱり凄い! 同じ顔、同じ服装、同じ格好なのに、雰囲気と歩き方だけでダサイサイモンとイケてるジェームズを演じ分けられてる! ジェシーのお馴染みの早口もどんどん、好きになって行くばかりです。

【8位】やけくそで始めた一人暮らし。一子、32歳(時価100円)に訪れた、遅咲きの青春

cafelyjp 安藤サクラさんがスゴすぎ!彼女からビシバシエネルギーを感じる映画でした! 新井浩文好きにもオススメ!

【9位】モノクロなのになぜかカラフル!等身大のニューヨークライフムービー

kana_na4 ユーロスペースにて。

白黒なのに、なんか見終わった後、カラフルだったような気がしちゃうのはなぜ?

主人公が自分の才能のカケラに気づき、そして、親友とも運命を感じられたシーンは素敵でした。 自ら動きだすことは”今あるものたち”を捨てることを伴う。 失うことは怖くても 自分の気持ちを信じて動き続けてたら、 その瞬間は失ったように見えても、 本当に大切なものだったら、 最後には戻ってくる。 そうやって繰り返していくことで、 自分の大切なものでいっぱいの人生になっていけばいいなぁと思いました。

【10位】人生設計ずれまくりのグサヴィエの姿に誰もが心あたたまる

ei_yeah 完結編はハッピーエンド! グザヴィエの大学時代の映像、ロシアンドールズの映像がちょこちょこ見られて、懐かしい気分。1の時のパロディのようなサービスも、ファンサービス! グザヴィエには3人の女が必要だし、誰かが欠けたら成立しないんだと思った。スペインで出会った2人とニューヨークで、昔とは違う、若さじゃなくて、みんな40代!成長したよね。 息子の目がウェンディに似てた。