才能の遺伝?それとも親の七光り?人気二世映画監督まとめ

2017年7月6日更新

二世タレント二世議員などはよく見かけますが、実は二世映画監督も数多く活躍しています。きっかけこそ親の力であれど、名作を生み出している監督が多いんです。彼らと彼らの代表作についてまとめました。

【親】フランシス・フォード・コッポラ【子】ソフィア・コッポラ

【親】フランシス・フォード・コッポラ(映画監督) 代表作『ゴッドファーザー PART II』

【子】ソフィア・コッポラ 代表作『ロスト・イン・トランスレーション』『SOMEWHERE』

最も有名な二世監督と言ってもいいのがソフィア・コッポラ。自身も親の代表作である「ゴッドファーザーⅢ」では主人公の娘として出演し、さらに『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』など、まさに”親の力”で俳優として活躍します。しかし何度もゴールデンラズベリー賞に輝くなど、俳優としては散々な経歴を持っています。しかしそんな彼女も映画監督としての才能は親の遺伝子をしっかり受け継いでいました。『SOMEWHERE』では人気俳優とその娘の生活を描いていますが、まるで日常を切り取ったような映像で人気を博しました。人気監督である親に連れ添ったソフィア・コッポラだから撮れた映画だと言えます。

【親】デヴィット・クローネンバーグ【子】ブランドン・クローネンバーグ

【親】デヴィット・クローネンバーグ(映画監督) 代表作『ザ・フライ』

【子】ブランドン・クローネンバーグ 代表作『アンチヴァイラル』

独特の世界観と気持ち悪い映像で多くのファンを獲得してきたデヴィット・クローネンバーグは『ザ・ブルード/怒りのメタファー』(1979)制作中にスタッフのキャロライン・ジフマンと結婚し、ブランドン・クローネンバーグはその二人の間の子どもとして生まれました。映画の英才教育を受けてきたわけではないそうで、子どもの頃は映画監督になるつもりはありませんでした。そんな彼が満を持して監督した初の長編映画『アンチヴァイラル』はお父さんの初期作品と作風が似る非常に気味の悪い作品になっています。ファンには見逃せません。

【親】アイヴァン・ライトマン【子】ジェイソン・ライトマン

【親】アイヴァン・ライトマン(映画監督) 代表作『ゴーストバスターズ』

【子】ジェイソン・ライトマン 代表作『JUNO/ジュノ』『マイレージ、マイライフ』

現在最も活躍している二世映画監督と言えばジェイソン・ライトマンです。父は『ゴーストバスターズ』の監督として有名で2015年現在でも女性版『ゴーストバスターズ』の製作決定で映画界を賑わしています。そんな父は息子の作品の製作として声を掛けています。扱っているテーマが重かったり、心情の移り変わりを繊細に映す作風であるジェイソン・ライトマン監督と、コメディ映画で大当たりしたアイヴァン・ライトマンの作風は全く違います。しかし所々に子の作品に親のコメディらしさを感じるところもあり、そういった背景を踏まえつつ鑑賞するのも面白いです・

【親】デヴィット・ボウイ【子】ダンカン・ジョーンズ

【親】デヴィット・ボウイ(アーティスト)

【子】ダンカン・ジョーンズ 代表作『月に囚われた男』

「20世紀で最も影響力のあるアーティスト」とも言われるデヴィット・ボウイの息子であるダンカン・ジョーンズは幼少期にゾウイ・ボウイの名前でメディアに露出していたこともあります。彼は親から受け継いだ才能を映画界で花咲かせました。デヴィット・ボウイの息子監督作品と言われることも多いのですが、初監督作品『月に囚われた男』では英国アカデミー賞新人賞を受賞するなど実力も十分に備わっているとも言えます。オンラインゲーム「World of Warcraft」の実写映画『ウォークラフト(原題) / Warcraft』の監督も決定しており、これからますます注目される映画監督だと言えます。

【親】マルコム・マクダウェル【子】チャーリー・マクダウェル

【親】マルコム・マクダウェル(俳優) 代表作『時計じかけのオレンジ』

【子】チャーリー・マクダウェル 代表作『ザ・ワン・アイ・ラブ (原題)』

現在でも俳優として活躍するマルコム・マクダウェルの代表作はやはり『時計じかけのオレンジ』です。主人公のアレックスとしての演技は映画界に燦々と輝く歴史として刻まれています。その息子であるチャーリー・マクダウェル監督の長編映画『ザ・ワン・アイ・ラブ (原題)』が2014年に公開されました。まだ日本での公開は未定ですが、その予告編からもただならぬ雰囲気を感じることができます。彼は『ドラゴンタトゥーの女』でリスベットを演じたルーニー・マーラとも交際中だそうで、類は友を呼ぶとはまさにこのことだな、と思います。