高性能の人工知能を持つロボットが登場する2000年代の映画9選

2017年7月6日更新

昔からロボット映画は無数に作られてきましたが、2000年代に入っての特徴は、やはり高性能の人工知能を持ったロボットの活躍です。よりリアルで人間に近い彼らが登場する9作品を紹介します。

1:オスカー受賞のアリシア・ヴィキャンデルが美しい女性型ロボットに!【2016】

pixieazchan 若手プログラマーが作り出した最高のロボットのお話。最近、ロボットネタの作品が観られますが、こちらはゾクッとくる作品に仕上がっています。登場するロボットは美しくって謎めいています、、観ているうちになんとなく結末が見え隠れします。人間の欲で作ったロボットの最後の行動は?!

美しい女性の姿をもった人工知能と人間であるプログラマーが繰り広げる駆け引きを描いたSFスリラーです。第88回アカデミー賞で視覚効果賞を受賞しました。

IT大手ブルーブック社に勤めるプログラマーのケイレブが、謎めいた社長から山荘に招かれると、そこにいたのは女性型ロボットのエヴァ。エヴァに搭載されるという人工知能の実験に協力することになります。

美しき女性ロボットのエヴァに扮したのは、『リリーのすべて』でオスカーに輝いたアリシア・ヴィキャンデル。プログラマーは『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のドーナル・グリーソンが演じています。また、『28日後...』『わたしを離さないで』の脚本で知られるアレックス・ガーランドが、本作で初めて監督を務めたことも、話題になりました。

2:人工知能を搭載した純粋無垢なチャッピーの運命は?【2015】

toshibakuon ヒュージャックマンが悪役だがちょっと無謀で安易な行動すぎる。人工知能搭載ロボットなら現在存在するけど人間の感情をロボットがもったら実際にこういう事件は起こるだろうな。略奪などの悪党も見方を変えてしまうと感情移入してしまい応援している自分がいた。体が死滅しても意識だけ機械に残る世界はどうなってしまうのだろうか。
Risa_Ishiguro ロボット映画、人工知能映画という以上に、人間の本質に迫る映画でした。 人の心というものを見つめ直す映画。

『第9地区』『エリジウム』をヒットさせた鬼才ニール・ブロムカンプが手掛けたSFアクション映画。『第9地区』と同じく南アフリカのヨハネスブルグを舞台に、成長する人工知能を搭載したロボットのチャッピーが、人間と不思議な絆を育みながらも、壮絶な戦いに巻き込まれていく物語です。

学習によって成長する人工知能を持ちながら、いまだ経験や情報が足らず、人間の子どものようなロボットであるチャッピーの純粋無垢な愛らしさがたまりません。また、アクションシーンも見応え十分です。

チャッピーを囲むように、デブ・パテル、シガニー・ウィーバー、ヒュー・ジャックマンら、大物俳優や個性派が共演。『第9地区』に主演したシャールト・コプリーがチャッピーのモーションキャプチャーと声を担当しています。

3:アントニオ・バンデラス主演、人工知能との共存を描くSFスリラー【2014】

地球の砂漠化が進行し、人類滅亡の危機に瀕しているという2044年が舞台。人間に代わる労働力として開発された「オートマタ」と呼ばれる人型ロボット。悪事のため、「オートマタ」の改造を企てる首謀者と、それに気づいた男の戦いを描きます。

「オートマタ」を製造する企業で調査官として働くジャックに扮したのがアントニオ・バンデラス。ディラン・マクダーモットやメラニー・グリフィスらが共演しています。監督は『シャッター ラビリンス』で注目を集めた、CGアニメーター出身のスペイン人、ガイ・イバニェスが務めました。

人工知能が発達した先に行きつく近未来を予見する展開と、サスペンス溢れる迫力のアクションシーンが見ものです。

4:ロボットとの出会いを通し再生する、父と子の絆を描く感動作【2011】

TORABISU777 ロボットに惚れ込み過ぎてどんどん人として廃れていく一人の男が生き別れた息子とアトムというロボットとの出逢いによって本来の姿を取り戻していく。 こういう熱い映画にいつも涙腺やられるな… ちょっとロッキーぽかったけど最高に面白かったです。
lessmore 何度観ても感動で観ている時間元気になれる傑作

ロボットが前面にでてるが人間的に見えて対比が絶妙 チャーリーとマックスの会話にも深い思いやりが感じられて好感 映像も見事だし、場面の描写も素晴らしい キャスティングも適切 脚本には実に見事に心を捕えられた。

離れていても、会わなくても信頼の絆が生まれる瞬間が描かれた名作の1つだ

映画を観ているあなたが主人公

高性能の格闘技ロボットたちがボクサーとして活躍する公式リーグが人気を博している近未来。夢もプライドも失くした元ボクサーのチャーリーが、母を亡くした息子との絆を取り戻していく姿を描く感動のアクション大作です。

ロボット格闘技のプロモーターとして生活している、元ボクサーのチャーリーを演じたのがヒュー・ジャックマン。スティーヴン・スピルバーグ率いるドリームワークスが製作、『ナイト ミュージアム』シリーズのショーン・レヴィがメガフォンをとりました。

心が通い合わない父と息子の絆の再生を、迫力ある格闘技ロボットたちの闘いぶりとともに描き、世界中で大ヒットしました。

5:世界的メガヒットを記録したインドのアクション・ロボット・ムービー【2010】

tmmyon これはやばいわ。インド映画の想像力は底が知れない。 まさか蚊がしゃべるとはね…夢にも思わなんだ。 ヒロイン美しすぎたし、おっさんが軽快に躍るしで最高です。
nieve822 恋に破れたロボットが制御不能の大暴走!あり得ない展開にあり得ないアクション、突如始まる歌と踊り!これぞインディアンエンターテイメント!

最先端の視覚効果を組み合わせた、いかにもボリウッドらしい豪華絢爛なSFアクション・ムービーです。主演は、『ムトゥ 踊るマハラジャ』で知られるインド映画きってのスーパースター、ラジニカーント。世界興収100億円を超えるメガヒットを記録しました。

天才博士のバシーが生み出した超高性能ロボットのチッティ。人間の感情も理解するようになったチッティが、博士の恋人を好きになってしまうことから巻き起こる騒動を描きます。

ラジニカーントは、博士とロボットの一人二役をさすがの演技力で熱演。また恋人役のサナに扮したのは、「世界一の美女」とも称されるアイシュワリヤー・ラーイ。ラジニカーントとの奇跡の共演も、話題になりました。

6:故デヴィッド・ボウイの息子ダンカン・ジョーンズの長編初監督SF【2009】

ykiwkr うわー、おもしろかった! シンプルに、人間の恐いところ切ないところに触れていて心打たれた。こういう淡々としたの好きです。音楽もじんわり良かった。 どれだけ科学が発展しても人の記憶や睡眠時の夢なんかのメカニズムは神秘的であってほしい。
Yuya_Mochizuki 近未来、月での採掘作業員の話。全体に流れる重苦しく物悲しい空気が良い。 ロボット・ガーティがかわいい。 登場人物は、ほぼサム役のサムとロボットのガーティだけなので、名前を覚える必要がなくてうれしい。

エネルギー採掘のため、3年契約で、たったひとり月に赴任した宇宙飛行士サムが主人公。ある日不注意から事故を起こします。目覚めたサムが目にしたのは、自分と瓜二つの男……。それ以後、サムを襲う不可解な出来事を描いたSFミステリーです。

『フロスト×ニクソン』のサム・ロックウェルが3役を演じた他、サムの唯一の話し相手となる1台の人工知能コンピューターの声で、ケビン・スペイシーが出演しています。

2015年に亡くなったデヴィッド・ボウイの息子ダンカン・ジョーンズが長編初監督としてデビューした作品。低予算映画ながらも、大胆な演出が冴えわたります。本作は高く評価され、新人監督賞をはじめ多くの賞に輝きました。

7:細田守監督が放つ、近未来を舞台にした青春アニメの傑作【2009】

igagurichan 映画館で観ました。それから今まで何回観てるやら…全く飽きません(^_^; 夏が来たぞー!って思えるとても大好きな作品。アニメなのに夏空に吸い込まれそう。 スイカ、蝉の声、朝顔、甲子園、田舎、大家族、青春! そこにネット、ゲームのアバター、仮想空間。 現実と仮想。全く相反する物が繋がり、戦争が始まる。 栄おばあちゃんの格好良さ! 観る度に「あっ、私も何か動かなきゃ」とソワソワした気持ちになります(笑)  エンディングの山下達郎がまた良い。

人工知能が支配する仮想空間OZが人々に浸透した、近未来の長野県上田市が舞台。ふとしたきっかけで、憧れの先輩・夏希の大家族の仲間入りをした天才数学少年・小磯健二が、突如世界を襲った危機に戦いを挑む物語です。

『時をかける少女』を大ヒットに導いた細田守が手掛けた初のオリジナル長編アニメ作品で、主人公の小磯健二の声は、実力派若手俳優・神木隆之介が担当しました。

劇場公開と同時に大ヒットを記録したばかりか、第42回シッチェス・カタロニア国際映画祭アニメーション部門最優秀長編作品賞や第24回デジタルコンテンツグランプリ経済産業大臣賞など数多くの賞を受賞し、高い評価を受けています。

繊細できめ細かいアニメーション映像と、壮大な展開が本作の見どころです。

8:鬼才・押井守が描く、テロが多発する近未来アニメーション【2004】

igagurichan 義体化で脳以外がサイボーグ化してもそれを人と呼べるのか? 逆に人形に魂を与えたら、それは人間なのか…? 映像はもちろん音楽も良い。深い映画です。
Fumiya 色彩豊かで独特の世界観がいい。近い将来、実際に直面する問題で考えさせられる。おもしろい。

独自のスタイルで世界的評価の高い鬼才・押井守が、9年のブランクを経て発表した作品です。『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』の続編に当たります。

テロが多発する近未来が舞台。少女型アンドロイドの暴走事件を担当するサイボーグ刑事バトー。自分の脳に攻撃を仕掛けるハッカーに苦しめられながらも、事件の真相を追うプロセスが、デカダン漂う特異な雰囲気の中で描かれます。

2004年の第25回日本SF大賞を受賞し、また、第57回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に、日本アニメとして初めて出品されました。

9:キューブリックが企画し、スピルバーグが実現したSF超大作【2001】

k1ller_aka_tKo 高性能の人工知能ロボット(A.I.)による近未来版ピノキオ。現存するおとぎ話のプロットを組み込むことでSFにジュブナイルアドヴェンチャー的要素が巧く作用していた。全体的には面白かったがもう少し上手く纏めてくれれば完璧だっただろうとも思った。兎にも角にもオスメントくんの表情が素晴らしくて、人間になってママに愛されたい一心でブルーフェアリーに祈り続けるその姿に涙しました。
tetsuaki ママを永遠に愛する用にプログラムされた人間型少年ロボットの話。 一途にママの愛を求め、人間になりたいと思うロボット。 一見切なく、悲しい物語に思えるが… 少年ロボットの無機質な愛にゾッとし、ロボットをペット同様森に捨ててしまう人間のエゴに失望した。 ジュード・ロウの剃り込みヘアー最高!!

「感情」だけが欠けた万能ロボットが人間に従う社会が実現している近未来。ある日、サイバートロニクス社が、世界初の「愛する」ことをインプットした少年ロボット・デイビッドを作り上げることに成功します。彼を試験的に養子に迎えたスウィントン夫妻は、デイビットをいつしか本当の子供のように思い始めますが、予期せぬ状況が起こります。

故スタンリー・キューブリックが長年温めてきた企画を、20年後、スティーヴン・スピルバーグ監督がついに映画化した感動のSF人間ドラマです。

デイビットを演じたハーレイ・ジョエル・オスメントの名演技は感涙もの。またナンパ・ロボットに扮したジュード・ロウの演技も必見です。