新感覚映画体験!『ラブストーリーズ:コナーの涙/エリナーの愛情』

2017年7月6日更新

愛し合いながらもすれ違う一組の夫婦の別れと再会を、夫の視点から描いた『コナ―の涙』、妻の視点から描いた『エリナ―の愛情』…という独立した2つの作品として同時公開。斬新な発想と卓越した演出で、“かつてないほどロマンティックな愛の物語”と評された珠玉のラブストーリー。

NYを舞台に喪失と再生を描く切ない愛の物語

最愛の子供を亡くし、支え合うことで喪失感を埋められると考える夫コナー。しかし妻エリナーは、孤独という名の自由の中に新しい人生を見出そうとします。追いかけるしかない男と、去るしかない女――時が二人の傷を癒し再生に導いてくれるまで擦れ違い続ける切ない愛。レストランの仕事に打ち込むコナーと大学に通いだしたエリナー…それぞれの道を歩みだした二人の時間が再び交わり、もう一度新たな愛の章が始まる時は訪れるのでしょうか…。

男性目線と女性目線…どちらから観るかで印象も変わる!

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引用: bitters.co.jp

ビートルズの名曲“Eleanor Rigby”の「孤独な人々…彼らはどこから来たのか」という歌詞にインスパイアされて創られたこの2作、同じ時間軸で物語が進みます。しかし同じ空間で同じ時間を過ごしても二人の感じ方は違います。その記憶の相違点を表現する為、同シーンでも台詞やファッション、カメラワークを微妙に変えるという巧みな演出が施されています。そのため個々に独立した作品でありながら、観比べると二人の孤独と真実がより深く見えてくるでしょう。

主役級の実力派が勢ぞろいの超豪華キャスト

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引用: fashion-j.com

妻エリナーを演じるのは、アカデミー賞に過去2度ノミネートされたジェシカ・チャステイン、夫コナー役は『つぐない』や『X-MEN』など幅広く活躍するジェームズ・マカヴォイ…と最も旬な演技派の二人が主役を務めます。

またエリナーの両親役にイザベル・ユペールとウィリアム・ハート、コナーの父親役にキアラン・ハインズ、エリナーを優しく見守る大学教授にヴィオラ・デイヴィス…といずれも主役級の実力派俳優たちが脇を固めているのも見所です。

元恋人同士の二人が生み出した“愛の探求”

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引用: bitters.co.jp

初の長編となる本作でカンヌなどの国際映画祭で大絶賛されたネッド・ベンソン監督、実は主演のジェシカとは元恋人同士。夫の視点で脚本を書き始めたネッドに対し、妻の視点で感想を言うジェシカの言葉をヒントに「男女それぞれの視点から2作品を撮る」というアイデアが生まれたそう。トロント映画祭で「十年越しの夢が叶った」と涙を見せたジェシカ、製作中に別れてからも二人三脚で撮り続けたという“実話のラブストーリー”も気になりますね。

ファッションからヘアスタイルまで見逃せないNYスタイル!

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引用: eiga.com

本作の衣装を手がけたのは、ソフィア・コッポラ作品など数々の映画を担当してきたステイシー・バタット。ファッションやヘアスタイルに登場人物の個性を反映させるだけでなく、映画の中の時の経過や心理状態まで感じさせる手腕はさすがです。特にエリナーのファッションは、幸せだった頃はロングへヤーにフェミニンなワンピース、自立し始めた頃はショートカットに都会的カジュアル…と大人のNYスタイルのお手本になる着こなしが満載です。

恋人やパートナーと一緒に見るのはもちろん、いつか巡りあう“運命の恋”の為に一人で見に行くのもよし、最新流行NYスタイルをチェックするもよし…色んな楽しみ方ができるオススメな一作です!