『ジョーズ』は海にトラウマを植えつけた!裏事情知って安心しませんか?

2017年7月6日更新

サメと人間の戦いを描いた映画『ジョーズ』シリーズ。あり得ないほどの巨大な人食いサメの姿にトラウマを植え付けられた人も多いのではないでしょうか?そんな『ジョーズ』シリーズにまつわる裏エピソードを紹介します。

『ジョーズ』は確実に多くの人のトラウマになった

『ジョーズ』は1975年に制作・公開されたアメリカの映画です。監督はスティーヴン・スピルバーグが務めており、スピルバーグはこの作品で一躍世界的に有名になりました。

本作を大雑把に要約すると、ビーチで楽しむ人たちが巨大なホオジロサメに襲われれ、その後ならず者たちがそのサメと戦うというもの。映画のジャンルとしてはホラー、パニックなどに分類されています。

子供がサメに襲われて食べられ、海に引きずり込まれる描写など、多くの人たちにトラウマを植え付けた、パニック映画の代名詞的作品ですね。

映画『ジョーズ』のあらすじ

『ジョーズ』の物語は、アメリカ東海岸の田舎町でビーチに打ち上げられた女性の遺体が発見されるところから始まります。この女性の死因を、町の警察はサメに襲われた為と断定しビーチを遊泳禁止にしようとします。しかし、町は夏の観光シーズン待っただ中だったため、町の有力者により、遊泳禁止は拒否。

その為、第二の犠牲者として少年がサメに襲われ死亡してしまいます。少年の両親がサメに賞金を懸けたことにより町に賞金目当ての人々がたくさん訪れ、人間対サメの戦いが始まるのでした。

『ジョーズ』のキャスト

マーティン・ブロディ役:ロイ・シャイダー

マーティンは、アミティに赴任したての警察署長です。ニューヨーク市警から赴任してきました。人食いサメの影響を考え、遊泳禁止を提案しますが、市長からは却下されてしまいします。

演じたのはロイ・シャイダー。アメリカ出身の1932年生まれで、2008年に亡くなっています。 映画やテレビに関する情報サイト・Allmovie では「全てのハリウッド俳優の中で最もユニークであり優れた俳優の一人」とコメントされています。

サム・クイント役:ロバート・ショウ

サムは地元の荒くれ漁師です。賞金目当で、サメ退治に挑戦します。

演じたのはロバート・ショウ。イギリス出身の俳優で、作家でもあります。 1927年生まれ、1978年に亡くなっています。名もないエキストラ役としてデビューしましたが、映画俳優としての出世作は、1963年公開の『007 ロシアより愛をこめて』(日本での公開タイトルは『007 危機一発』)です。ロバートは、この作品で殺し屋のドナルド・レッド・グラントを演じたことにより俳優として脚光を浴びました。

マット・フーパー役:リチャード・ドレイファス

マット・フーパーは海洋学者をしている若者です。軟弱だとクイントに馬鹿にされつつも、豊富な知識と行動力でサメ退治に挑戦します。

演じたのはリチャード・ドレイファス。1947年生まれのアメリカの俳優です。1960年代半ばからテレビ番組に出演し始め、人気ドラマ『奥様は魔女』にも出演しています。そして1977年の映画『グッバイガール』に出演した際に、彼は第50回アカデミー賞主演男優賞を受賞という栄誉を授かることに。スピルバーグ監督の作品には、『ジョーズ』のほかにも2作品出演しています。

『ジョーズ』の感想評価を紹介!

EwMQyCO8cfnPpGW 中1 の時、観た!音楽、衝撃的(^-^)
Yukari__Nakao 小さい頃に 金曜ロードショーとかで何度も見たなと。

怖かったなぁー。

音楽が何よりもすごい。

あの曲聴くだけで震える

skr_icj #eiga #movie 小学生の頃、眠れなくなって以来の鑑賞。トラウマシーンを所々覚えているくらいで、内容は全く覚えていなかった。序盤からどんどん襲われていくのに、楽観的な住民、そして姿を見せないサメが怖くて怖くて。これを観た後に海に行くのが怖くなるってことは、映画を観ているだけで、自分がそこにいるかのような、実体験をしているかのような気分になっているということ。カットやアングル、音楽の相乗効果でずっとドキドキ。あんな食いっぷりの良いサメなんているはずないのにね...スピルバーグ凄すぎる...

本作はやはり多くの人たちに衝撃を与えたようです。

『ジョーズ』の制作秘話を紹介!

『ジョーズ』がサメを表す言葉に

ジョーズ=jawsは、英語で本来“顎”を意味する単語です。しかし、本作品のヒットから“サメ”を意味する言葉としても使われるようになりました。

『ジョーズ』の元になった実話

映画『ジョーズ』は、ピーター・ベンチリー作の小説が原作となっていますが、その小説が描かれたきっかけになった事件があります。

1916年、アメリカのニュージャージー州の海岸でのこと。ビーチで泳いでいた男性がサメに襲われて死亡しました。しかし当時の海洋学者たちは、サメが人間を襲うものという認識はありませんでした。唯一可能性のあるホオジロサメは、北半球には生息していないと考えていたので、この事件はサメによるものではないと主張しますが…。

最初の事件から5日後に、今度はホテルの従業員がサメに襲われてしまいます。従業員は両足を食いちぎられ死亡してしまいますが、この事件は大々的に報じられます。そのことから現地の観光産業が打撃を受け、海水浴客が訪れなくなってしまうという残酷な実話があったです。

映画『白鯨』を意識

『白鯨』は1956年に制作された映画です。巨大な白クジラに片足を食いちぎられた捕鯨船の船長・エイハブがクジラに復讐を誓う物語です。

スピルバーグは『ジョーズ』を制作するに当たり、この『白鯨』意識していました。サメに怨恨を抱くクイントという役にも、クジラを憎むエイハブ船長のイメージでキャスティングしようとしていました。

『ジョーズ』の映像技術はどうなってるのか

『ジョーズ』に登場する巨大サメは機械仕掛けの模型です。スタッフの間では「ブルース」と呼ばれていました。しかし、事前にテストができない状態で撮影がスタートし、機械の故障が多発。これは、模型が海水を吸って、地上で組み立てた状態と変わってしまったことが原因でした。そのため撮影期間は予定よりも大幅にオーバーしてしまったそうです。

当時の撮影は35ミリフィルムで行われ、音声もモノラルで制作されていました。2012年に『ジョーズ』がブルーレイディスク化された際は、時間と共に劣化してしまう映像を、公開当時の状態に近づけようと、壮大な修復作業が行われました。

続編も製作された!

『ジョーズ2』

1978年に続編の『ジョーズ2』が製作されました。

舞台は前作から3年後のアミティです。サメとの戦いで沈没した船を探索していただダイバーの失踪事件を皮切りに、町に再びサメに対する恐怖が蔓延。再びマーティンが動き出しますが、ある日小魚の群れをサメと勘違いして銃の乱射事件を起こしてしまうことに。その結果、マーティンは警察署を解雇されてしまいます。

そんな頃、マーティンの息子が制止を聞かず海に乗り出しサメに襲われてしまいます。息子の危機に過去のトラウマを乗り越え、マーティンはサメと戦い勝利します。

『ジョーズ3』

1983年にはシリーズ3作目である『ジョーズ3』が製作されました。

本作の主人公はマーティンの息子のマイケル・ブロディです。成長したマイケルは海洋水族館のチーフエンジニアとして働いていました。水族館の売りは、海底に張り巡らされたガラス製のトンネルでしたが、オープン直前に館と海底を仕切るゲートに不具合が発見され、スタッフが修理に向かいます。

水族館は無事にオープンしますが、訪れた観客の前に、修理に行ったスタッフが無残な死体姿となって現れます。マイケルは、それをすぐさまサメの仕業だと判断し、調査に乗り込み、サメの生け捕りに成功。水族館で人工飼育を試みますが、サメは死んでしまいます。

実は、最初にスタッフを襲ったサメは生け捕りになったサメの母親でした。超巨大な母親がトンネルを襲撃し、再びサメ対人間の戦いが勃発します。最終的にはマイケルが投げた手榴弾によって、サメは海の藻屑と消えてしまいました。

『ジョーズ’87 復讐篇』

1987年にはシリーズの完結編である『ジョーズ’87 復讐篇』が製作されました。

舞台は前作から数年後のアミティです。マーティンは心臓発作により故人となっており、未亡人となった妻・エレンは、次男でマイケルの弟・ショーンと暮らしていました。ショーンは父と同様にアミティ警察著の保安官になっています。

クリスマスイブの夜、流木を除去するためにショーンは海に向かい、そこで巨大サメに襲われ死亡してしまいます。悲しみに暮れ、海自体に嫌悪を抱くようになったエレンを慰めようと、長男マイケルは母親を自分が住んでいるバハマに呼び寄せるのでした。

バハマでの生活で元気を取り戻していたエレンですが、そこにまた巨大サメが出現します。孫娘のシーアも襲われ、間一髪のところで助け出されますが、それを見たエレンはサメ退治を決意。ヨットで海に乗り出したエレンは、息子やその仲間と協力し、サメに勝利します。